金子みすゞの世界PART2
桜の花もほころびその他の花々も今ぞとばかりに咲き誇りだした今日このごろ、以前に紹介しました金子みすゞの詩にも春や花を題材にしたものがありますので、あらたに2篇ほど紹介いたします。なにか、じーんときます。
(金子みすゞをご存知ない方は、バックナンバーMarchの16日を読んでいただきたいと思います!)
花のたましい
散ったお花のたましいは、
み仏さまの花ぞのに、
ひとつ残らずうまれるの。
だって、お花はやさしくて、
おてんとさまが呼ぶときに、
ぱっとひらいて、ほほえんで、
蝶々にあまい蜜をやり、
人にゃ匂いをみなくれて、
風がおいでとよぶときに、
やはりすなおについてゆき、
なきがらさえも、ままごとの
ご飯になってくれるから。
露
誰にもいわずにおきましょう。
朝のお庭のすみっこで、
花がほろりとないたこと。
もしも噂がひろがって
蜂のお耳へはいったら、
わるいことでもしたように、
蜜をかえしに行くでしょう。
*金子みすゞのゞのあらわし方がわかりました!「くりかえし」と入力しスペースキーを押し、その中にありました!「ゞ」の字が・・・。今回から正式な字で表してます!
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コメント
☆千賀ちゃんへ
返事、ありがとう!金子みすずは大正時代の童謡詩人で世に認められる前に自殺してしまいました。作家矢崎節夫さんが没後50年くらいして、その才能を認め、その他の未発表作品を紹介しそれからブレークし始めたんです。私もここ何年かで知った次第です。とても、優しくて切なさのある詩が多いですね。
私も、千賀ちゃんの好きな茨城のりこさんや、谷川俊太郎さんの詩、読んでみますね!!
投稿: タム | 2005/05/04 23:56
コメントありがとうございました、千賀子です。
少し……というか、ずいぶん前の記事ですが…一ヶ月前ですね…コメント書かせていただきます!
タムさんは、金子みすゞさんの詩が好きなんですね。
私は、茨城のり子さんや、谷川俊太郎さんの詩が好きです。
金子みすゞさんの詩は、あまり読んだことは無いのですが、今度図書館で詩集を探して読んでみようと思います!
投稿: 須藤千賀子 | 2005/05/04 22:11
こんばんは。ロビンソン札幌校の池田です。
コメントいただき、ありがとうございました。
詩はなかなかいいものですね。
なんとなく心が落ち着き、ジーンとくるものがあります。
自分の心に乱れが生じている場合に、詩を眺めるのもいいかなと思っています。
別な詩の掲載を期待しています。
ブログの更新、楽しみにしています。
投稿: 池田 洋一 | 2005/04/05 23:11
有難う、わかりました!早速注文しました!
私の母、妻の母、妻の3冊、どうも男族は、興味がないと言うよりも影が薄いのかな?資産管理は、女性軍!
何処の家庭も、妻が先立たれると一番大変と言う事かな!ともかく有難う!
投稿: yoshiya katumi | 2005/04/05 22:16
コメント有難う!
タムさん詩が好きと言う事は、情緒豊かな性格なんですね!カラオケも好きと聞いたけど、歌たってて、涙流す方だろうね!
私はカラオケ喫茶に時々、ウクレレをもって、歌いに行きますが、良い詩の曲を歌う時は、ジーンと胸にきます。
みすずさんの詩にメロデイーを付けて歌いたいね!
ところでエンデングノートどこに売っているんかなー?
投稿: yoshiya katumi | 2005/04/05 19:50
コメント有難うございます。金沢書道家松井です。
まだまだ卵ですので、余りお役に立ちませんよ。
ブログを通じお話できれば光栄ですが、私は書道を通じ人生訓等をお知らせし、先人の教えをお伝えしていこうと考えており、自分では小中生のお弟子はいません。私は企業の役員等で構成する会員制をとりチャリテイ作品展を開催し社会貢献活動の一助をしている変わり者です。でも金沢では会員と言いますか会友が55名おります。平たく言えばフアンクラブかな?。55名は大リーグの松井の故郷ですから。野球の松井選手と血縁関係が無いのが残念ですが。
投稿: 顔真流 | 2005/04/05 16:33