横田早紀江さん~”拉致”問題・国際的に
アメリカ・ブッシュ大統領との面会が叶いこのほど横田早紀江さんが「拉致問題」を訴えました。異例の大統領との面会に「拉致問題」がこれをきっかけとして世界的に認知され、その解決に向けて大きく動き出して欲しいと願って止みません。
その前日、横田早紀江さんが米議会公聴会で「拉致問題」を切々と訴えているのをTVのニュース報道で見たが、あらためて被害にあっている家族の苦しみが伝わってきて涙が溢れてきました。こころ動かされました。
拉致の問題はずいぶん前から被害者の会が立ち上げられ活動をされていたと思いますが、小泉総理が訪朝し北朝鮮が拉致をしたとはじめて認めてからクローズアップされ、5人の拉致被害者の日本への帰国が実現できました。そのころから常に前面に出て、拉致被害者救済へ力を注がれていたのが横田夫妻でした。5人の拉致被害者の北朝鮮に残された家族も日本への永住が許され、来日したその家族も日本に順応されて来てます。ある程度進み帰国した家族の生活が安定するに従いメディアは徐々に報道回数が少なくなり、一般の私たちも拉致に関する意識が薄くなってきました。
しかし、そんな中 横田夫妻をはじめ拉致被害家族会の方々は完全解決されるまでと政府への働きかけ、国民に理解を求めるための全国各地への講演活動、街頭活動、メディアへの出演とたいへんな努力をされ続けていたんですね。今回の家族会の訪米活動はそれに動かされた日本政府の働きかけで実現にこぎつけたものだそうです。横田さんらの必死の努力に本当に頭が下がる想いです。
訪米前に横田めぐみさんの夫とされる方も韓国から拉致された方の可能性が大だとわかり、韓国ではまだ理解の薄い拉致被害者への理解を横田夫妻が共に訴えていきましょうと韓国拉致被害者家族会との共闘も実現しています。
私はのんびりとしたブログを書いている時にいつも心のどこかに「日本(いや世界も含めて)のどこかで多様な事件・事故にあわれて苦しんでいる人がいるのにこんな記事を書いていいものだろうか?」って思いがあります。かといって、四六時中そのような方たちの苦しみを考えて生活することもできません。まずは自分の生活が優先されますよね、普通は。せめてそんな人のことを思いやる・考えることだけでも忘れないように努めたいとは思っています。
大阪ブルーリボンの会http://www.ddknet.ne.jp/~maru1632/osaka.htm
拉致被害者家族の方たちへは私たちは何をすればよいのだろうか?検索で「ブルーリボンの会」(全国的に統一されたHPは見当たらなく、各地方ごとにあるようです)が出てきました。その中の大阪ブルーリボンの会のHP「設立趣意書」の最後にある一説<・・・・かのマザーテレサは「愛の反対は憎しみではなく、無関心である」・・・>胸にグサッと指された言葉です。私自身はまずこの問題の行方を見守り、さらに近くで講演や街頭活動があるようなときに出向いて肌でその実態と苦しみを知る必要があるかなと感じています。
最後に横田夫妻をはじめ家族会の方々が生きている間に最愛の家族に再会・帰国の実現ができますよう心の底から切に祈っております。
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コメント
▽mokaさんへ
この問題は本当に国絡みで複雑です。日本では今回の報道で再び盛り上がっているようですが、一番被害の多い国であるはずの韓国が北朝鮮との関係がこじれるのを恐れ、なるべく当たらず触らずの考えのため韓国メディアも盛り上げていない様子。難しいものですね!今月中に横田茂さんらが訪韓し被害者の家族に会われるそうで、近々その被害者家族も訪日をしてお互いに協力をし合うそうですが、民間レベルでなんとかクローズアップしていき韓国政府を初め諸外国にアピールし続けていって欲しい。そしてその圧力を北朝鮮に感じさせ、解決の糸口を引き出していけたらと切に願いますね。神様、どうか道を開かせて欲しい、お願いします!!
投稿: タム | 2006/05/05 17:43
タムさん、おはよう!
拉致問題を取り上げたタムさんの記事には心動かされましたし、何度か読み返しました。
コメントを書くのは難しく時だけがたっておりました。
先日、「金日成」のことを描いたTV番組のビデオを見ました。ソ連がスターリンの個人崇拝思想を北朝鮮に入れようとしたところから、彼ら一族の独裁は始まっているようでした。国内向けの映像は人の写真を挿げ替えたりという実例も紹介されていました。
子供のけんかに親が顔を出すと大げさになり、こじれるようなことが国同士でもあるように思いました。
かの国が、したたかであることは確かです。
とにかく横田さんはじめ、拉致被害者の家族の方々が子供さんたちに会えることを願わずにはいられません、願うことしかできません。
投稿: moka | 2006/05/03 11:26
この問題は政治がからみ難しいですね。
厳しい対応をせざるを得ないと言っていても、結局日本は何もしていない。
相手はお金を得るためなら、偽札作りもすれば、麻薬も売るような手段を選ばない独裁国家。おまけにミサイルでわが国をびびらせる・・
今回、横田さきえさんは良く頑張ったと思う。・・・が、この問題は日本国民みんなが拉致問題に関心を寄せて動かない限り、このままだと解決への進展はないように思う。
投稿: トムジェリ | 2006/05/02 13:26
▽おらしおんさんへ
ご近所に被害者家族がお住まいなのですね!
それは実感としてその方の心労とかが伝わりますし、関連情報も気になることでしょう。
早紀江さんがおっしゃるように自分が同じ立場だったらどういう気持ちなのか考えられる人間であり続け、この問題は意識を持って見守りたい。そして、1日1秒でも早い解決を祈りましょう!
▽やまちゃんへ
新潟は特に被害者が多いとおもいます。いっそうこの問題には関心が強い事でしょう。
しかし、これは国と国とが関わる問題なので難しい。そんな中、その国をも動かす活動を地道に続けていらっしゃる家族会の努力に敬服します。あきらめたらそこから前には進まない!日本人として、一親としてもなんとか家族と合わせてあげたい。私たちはどんな形で応援できるのでしょうか?それが知りたいものです。
▽阿武さんへ
そうなんですか?ご親戚に被害者の家族がおられるのですか!それならいっそうご家族の心労を実感されてますね。国が絡む問題なので、アメリカの出方に期待しながら見守り続けたいです。
▽ミーシャさんへ
そうなんですか、よくわかりました!私もバナーを貼らしていただこうかしら?
今回をきっかけに拉致問題が好転し、一刻も早く家族が再会できるよう祈るばかりです。
ミーシャさんとお知り合いになれてとっても幸運でした。これからもよろしくお願いします。
▽キッコさんへ
本当に家族会の方たちの年齢を考えると一分一秒でも早い解決を願って止みません。
ことが国絡みなので非常に難しいですが、一般の私たちにもなにかできる事はないのかしらってすごく思います。
署名や寄付をする?それ以外に何かないのかしら?今回のニュースをきっかけに遅いけどとても考えるようになってます。
▽男爵さんへ
秘密をばらして?ゴメンナサイ。記憶力というより男爵さん自身が他人に記憶させるような記事かコメントを書くから鮮明に焼きつかされるんですよ!まあ、これからはよく考えてからコメント入れますね。特に秘密のような事柄は。
投稿: タム | 2006/05/02 11:42
タム姉様今晩は!随分と長いブログで心境を述べてますね。怒り、不満は男爵様も大部分で同感です。しかし、男爵様のブログに寄せてくれたコメントで、シークレットブーツが出てきたのにはビックリしました。姉様の記憶力には参りましたよ。ギブアップです。トムジェリさんまで男爵様の弱点を掴んでしまった。
投稿: 男爵 | 2006/05/01 22:42
横田さんの訴えは、アメリカの大統領の心までも動かしたと言うこと、我が子のことなのに、いつも落ち着いていて取り乱す事無く話されている横田さんに、その胸の中の叫びはいかばかりかと思い涙を誘いますね。
ただただ気持ちの中で『一日も早く帰って来て!』と祈ってあげる些細なことしかできませんが、被害者のご家族の老い先も考えるとこちらまで焦りを感じますね。
投稿: キッコちゃん | 2006/04/30 23:50
タムさん、こんばんは~
横田さん、おつかれさまですね。
アメリカや日本の政府にどんな思惑があろうと、この問題に進展をもたらすことなら良いかなと思いました。
ほんとは韓国も一緒に取り組んでもらいたいのですが。被害者が多い国ですものね。
今までも日本だけじゃなく、各国が政治的なことでこの事件に手をつけられなかった経緯がありますが、人権とはそんなに軽く見て良いものかと憤りをもって見つめてきました。
私なんか単純ですから、政治家が間違いや過ちを認めて、多くの人が手放しで歓喜することをやってのけたら、どんなに尊敬されるかって思います。日本の政治家も北のトップも。
ブルーリボンのバナーを貼ってますが、会に入ってなくても貼れるんですよ。訪れて下さった方の目に留まって下さるだけでもと思いました。
タムさんのこの事件に対する思いが分かって嬉しかったわ。
投稿: ミーシャ | 2006/04/30 21:58
新潟の巻の大沢孝司さんも拉致されています。妹の嫁ぎ先の本家です。お兄さんに何度か逢いましたが、その胸中を察すると言葉もかけれません。
投稿: 阿武さんのゆきあたりばったり | 2006/04/30 19:54
こんばんは、やまちゃんです。
毎年一年後とに拉致被害者の家族は年を重ねていきます。
一日も早い解決と帰国を望みます。
米大統領と面会できそれが大きなうねりなって欲しいです。
同じ新潟県人として、いや、日本人として
切に思います。
投稿: やまちゃん | 2006/04/29 22:35
こんばんは。偶然にネット上から漂ってきました。
ウチのブログも今日はこの問題をテーマにしました。
みなさんが心を合わせて取り組めればなぁって思います。ではまた(^▽^)/
投稿: おらしおん | 2006/04/29 21:11