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2006/05/02

「ベルギー近代の美」展へ

ベルギー近代の美<印象主義から表現主義、抽象へ> ~佐倉市美術館~Panf_ticket_1

29日から開催されている「ベルギー近代の美」展へ行って見ました。今までに絵画展を見に行った事は数回の全くの素人。作品はおろか画家の名さえよく知りません。でも理屈はともかく素晴らしい絵を見るのは好きですし、生の作品をすぐそばで見られるのも魅力です。新聞の紹介で知り、比較的近くの美術館でしたので出向きました。

ベルギー出身の画家っていたかしら?パンフレットに書かれてましたが、ヨーロッパ近代の美術はフランスを中心に語られることがほとんどだそうです。しかし、フランスに隣接するベルギーにも個性的な画家が数多く出ていて、印象派から表現主義へ。そしてシュルレアリスム運動を展開し、美術の世界的動向の一翼を担う画家も出たとあります。理屈はともあれどんな素敵な作品があるかしら?ワクワクしながらチケットを手にし、入り口へ向かいました。

このパンフレットの絵は美術館に入って1番目に掲げられた作品です!<読書をする女:エミール・クラウス>です。

印象派の作品ですね。続いて同じくエミール・クラウスの「マーガレット」。この2点だけで私はこの画家の描く作品は私のフィーリングに合うので、この人のファンになりそうです。

ここに初め掲載した作品画像は5/3削除致しました。こちらのHPへ行きサイドバーを下に降ろせば何点か見ることができます。

そちらへどうぞ→「ベルギー近代の美」 府中市美術館

副題にあるように印象主義から次第に展示される作品が表現主義へと変わります。表現主義とは「一般に感情を作品中に反映させ、現実をねじまげて表現する傾向のことを指す。また、この語は、感情の中でも特に不安や葛藤などをあらわしたものを指すこ とが多い」←<ウィキペディアより> 写実を離れ内面を表す作品は理解しにくいため素人にはその良さがわからなくなり、さらに直線や曲線だけの抽象の世界はもうお手上げ状態。

見終わって、素人には単純に目の前にある物や風景の絵の方が見ていて素敵だなぁと思えました。売店に寄って好きな絵のはがき大のものでも買おうとおもったら、今回の展示のものは扱っていなかった。変わりに有名な作品をいくつか購入。こんな本まで(笑)。次回の展覧会には役に立つかな?

Monet 
Mikata

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

▽ショウジアンさんへ
昨年、ミラノ展(千葉市立美術館)へ行ったのがきっかけで私たち夫婦はちょっと絵画鑑賞に興味が出てきました。GWは行楽に出かけるとどこも混雑してうんざりするので、今年は美術館巡りにします。今日は第2弾、「川村美術館」へ行ってきました。ここも良かったですね~。近々またUPします。

▽ミッチさんへ
ミッチさんに指摘される前から作品の画像を載せている事に罪の意識を感じてはおりました。でも私の感じた事を文字だけで伝えても皆さんに理解していただけないのが嫌でつい保存可能だった作品を載せました。それでも「いいものだろうか?」ってドキドキしている時にミッチさんのコメントを読んでやっぱり外そうって決心できました。それは私の甘えです、大反省。ミッチさんありがとうございます。これからは自分の撮った画像以外は充分配慮いたします。

横田さんがクリスチャンだってことは今回の報道で初めて知りました。そしてそのきっかけはお友達が聖書を進めてくれたのですか!
ミッチさんのほうが横田早紀江さんのことをよくご存知のようですね。私など単純ですぐ熱くなってしまいその人のことを良く知らないのに偉そうに記事に取り上げたりして恥ずかしいくらい。でも、今回のニュースですごく心動かされたのです。なんとかこの思いを伝えたいって!
ミッチさん、私とは違う観点や思いをお持ちだと思いますから、ぜひ私に遠慮せずに「横田早紀江さん」の記事を載せてください、お願いします。いろんなところでこの問題を取り上げる事も大切な事ではないのでしょうか?読んでくれる方々にこの問題を意識し、忘れさせないためにも。

▽ミーシャさんへ
ミーシャさんは絵画にも詳しいのですね。
私の購入してきた「絵画の見方」と言う本にフェルメール載ってました。「牛乳を注ぐ女」の絵はありませんでしたが、その他の作品から私も好きなタイプの絵画ですね。
今日同じ佐倉にある川村美術館へ行ってきて、あと明日は上野にプラド展を見に行く予定です。芸術の秋ではなく芸術のGWに成りますね。
リンクを貼っていただいてありがとう!
私も貼らさせていただきます、ヨロシクね!

投稿: タム | 2006/05/05 18:30

追伸
リンクさせていただきました <(_ _*)>
これからも宜しくお願い致します。

投稿: ミーシャ | 2006/05/03 02:24

タムさん、こんばんは。
私も最近は美術館に行ってないわ~
風景画が好きです。タムさんとフィーリングが合いそうね^^
音楽のいいけど絵もいいですよね。
私はオランダの画家フェルメールが大好きです。
この画家の絵はご存知かもしれませんが風景画はあまりありません。
ほとんどの作品が窓際か窓に近い壁の前で、少女がいたりします。
窓の光に敏感なのはオランダという低地地方のせいでしょうか。
なかでも、「牛乳を注ぐ女」という作品に惹かれました(いろいろな女の作品があります)。
タムさん、私もこんな深夜に素晴らしい絵に巡りあえて思いがけずニンマリしてしまいました。楽しかったわ。ありがとう。
~(=^‥^)ノ☆ おやすみニャ。


投稿: ミーシャ | 2006/05/03 02:22

いながらにして、美術鑑賞をしている気持ちになっています。こんな深夜に。(笑)佐倉市美術館って有名ですよね。こちらの新聞でどこの美術館で何の展示をしているか載っていましたが、それにちゃんとありました。チューリップで佐倉という名を覚えていたのでひょっとしてタムさん、この美術館行ったんじゃあと思っていたら、何と図星!!大笑いしてしまいました。写真よく撮れましたね。今こちらでも河北美術展という東北では権威ある展覧会していますが、撮影は厳禁になっています。私も絵はよくわからないですが、鑑賞するのは好きでよく行きます。やはり素人としては柔らかいタッチでよくわかる絵がいいですね。その点から、タムさんの気に入ったという「読書をする女」や「マーガレット」は好む人が多いのではないかと思います。表現主義の絵はこじつければわからない事もないですが、見た瞬間はわかりませんね。「絵画の見かた」・・・・私も欲しい!!
↓のブログ。私実は「横田早紀江さん」として記事に書こうと思っていました。タムさんに先を越されてしまいました。平凡な主婦が拉致という卑劣な国家犯罪から娘を奪還しようとあれだけ強くなっていった姿に感銘したからです。彼女の手記や拉致家族の実録も読みましたし、月々の歌誌では早くから歌に詠んできました。早紀江さんが、めぐみさんが失跡して、何かにすがりつきたかった時友人が聖書を薦めてくれ「こんな悲しい時にこんな小さな字が読めるかしら」と思ったそうですがやはり信仰をもちましたね。今度のブッシュ大統領との面会も政治的な思惑ではなく純粋に早期解決のため世界の意識が高まってくれればと切に願います。もうみんな年老いてきましたから。長くなってごめんなさい。ひとこと言いたかったので。

投稿: ミッチ | 2006/05/03 00:03

佐倉の方も昨日は暑かったと思いますが~今日は一転としてカミナリ雨・・・寒い日と成りましたね・・・GW後半の天気は明日から最高と成りますので~じっくりと「ひなたぼっこ」が良いのでは~車の渋滞等で疲れると思いますので~海側の道路は避けた方が無難ですよね・・・
佐倉市美術館~私は行った事が有りませんが~この様にゆっくり観て回る方が理想的で健全な楽しみ方ですね・・・
芸術作品には時間が掛かって作成された物ばかり・・・写真もそうですが~最高な絵を見ただけでも感動できます~ベルギーとかあまりわかりませんが・・・絵を観ただけでも良い国だと感じられますね・・・
音楽なんかも良さそうですね・・・
BGMも多少有ったのでは~
芸術は秋だけのものでは有りませんね~春の良い天気に出かけて観るのも良いと思います~本はあとで役立ちますよ・・・

投稿: ショウジアン | 2006/05/02 17:24

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