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子猫日誌 8/26~9/15

子猫を拾った日から私の生活は猫中心になった。それを承知で拾ったのだが、おかげで やりたい日常の事が後回しになり、夜中や朝方の授乳に起こされ寝不足の日が続いている。(><;)トホホ・・・

この3週間を日誌にしてみた。Perori

8/26 早朝ウォーキング途中、捨て猫(または野良母親の引越し中だったのかも?)を拾う。ミルクを皿から飲めず、動物病院にTEL。アドバイスからペットショップで哺乳瓶と子猫用粉ミルクを購入。これでなんとか飲んで欲しい。見た目は♀のようだが・・・。

8/27 やはり慣れない哺乳瓶のため、上手く授乳できず。動物病院に連れて行く前、子猫を洗う。その際かなりのノミがいるのが判明。動物病院にて、体重180グラム。先生によると丁度生後2週間くらいかな?と言うことだ。生まれたのは8月中旬頃か?しかも、♂のようだと言われた。この時期の子猫の性別の判断もちょっと難しいらしい。先生は自信なげに「・・・そうだ」と言ったから!病院でかなりのノミを取ってもらう。ノミ取りくしは面白いように取れる。白猫なのでノミも探しやすい。取れたノミはつぶさずセロテープに引っ付けていた。このやり方は今後参考にしよう!目薬とミルクを飲ませやすい注射器(先は針なし)を貰う。様子を見るため、今週末に再度訪問することになる。

8/28 授乳の際、顔を左右に振って哺乳瓶から口が外れてしまい能率の悪い飲みだったが、根気良く続けていたら子猫も学習し、顔を動かさなくなりゴクゴク飲んでくれるようになりうれしかった。それにしても本能からか前足が母親のおっぱいを押すようなしぐさで空を切るのはなんともかわいい。

8/29 人間の赤ちゃんもそうであるように、このくらいの子猫は授乳と睡眠の繰り返し。寝床が糞尿で汚れるのが心配だったが、授乳期の猫は母親が排泄を促すため自分だけでは排泄しない。肛門の周りをティッシュで回すように刺激をしてやると面白いように排泄を始める。おかげで寝床や部屋の中でも粗相はほとんどなく助かる。家族で子猫の名を決める。頭のてっぺんにうっすらと黒い毛の箇所が2点並んである。平安の公家の化粧のようで、「麻呂」とする。実はこの麻呂という名は田村家の猫では2代目である。(はじめて飼った猫が白く同じような場所にやはり点がついていたのでそのとき「麻呂」とした)

Milk_nomi_neko 8/30 すっかりミルクの飲みも上手くなり、また飲む量も増えてきた。歩く足取りは少々おぼつかない。ゆっくりで時にはバランスを崩し、ひっくりかえることもしばしばだ。早々と買った猫用おもちゃもいまひとつ反応がない。まだまだ、赤ちゃんなのだな。目薬が効いてきたのか目やにが治まって来た。これでお顔もかわいくなってきたよ!

8/31 心配の種が・・・。尿はよく出すが、便が出ない。ミルクの量も多くなっているのでおなかはカエルのようにポンポコリン。病院に電話して聞くが、根気良く刺激を続けるしかないと言う。起きている時間も増えてきて、人間の心配をよそに起きている間は元気に部屋を探索しているが・・・。

9/1 また、動物病院へ。体重は280g。たった5日で100gも増えてたのには驚き。いまだに便秘であることを告げると、先生はだいぶマッサージをしてくれた。しかし、もよおさない。綿棒で静に肛門に浣腸された。私は思わず「痛そ~!」と言ってしまった。綿棒の先には便が付いていた。「便は肛門近くにあるからもう時間の問題でしょう。大丈夫ですよ。マッサージを続けてください。」と言う。私は、浣腸の液か何かで排泄させて欲しかったが、先生はまだ赤ちゃんなのでなるべく薬を使用したくないとおっしゃった!

Nahni 9/2 家族間の合言葉のように、ここ数日「麻呂、うんち出た?」と誰もが聞いてくる!今日も出ないままかとあきらめていたが、夜、排泄を促していた夫が騒ぐ!「出たぞ~~!」家族が皆寄ってくる。まるで赤ん坊が生まれたみたいに(笑)。そうたくさんではないが、とりあえずホッとした。

9/3~8 拾った当時は良く寝て、夜もぐっすり寝てくれたが、このところ起きている時間が長くなる上、体も大きくなりつつありお腹が減りやすいようだ。夜中か明け方に必ずえさ担当の私の枕元でニャーニャー鳴くか、顔の上に乗って私に気付かせる。「眠~い(__*)。」仕方なく起きてミルクを作る。わが子を育てた時を思い出す。私のおっぱいは役に立たず、粉ミルクで育てた。夜中の授乳が一番きつかったなぁ~。まさかこの年になってまたそんな経験をするとは(~~;)。

9/9 最近、授乳前の排泄を促す行為を嫌がり、あまり出してくれない。その上、部屋の隅のあちこちにおしっこをしてしまうようになってきた。相変わらず便秘は続いている。そろそろトイレトレーニングを始める時期のようだ。ペットショップにまた出かけ、猫のトイレとトイレ砂(今はよく出来ていて紙で作られている)を購入。離乳食の時期も近づいていると思われるので子猫用の猫えさ缶詰もいくつか購入した。猫を飼うようになって、いろんな面で出費が続く。まあ、拾った以上は覚悟はしなけりゃいけないのだが、ちょっと悩みの種でもある。

9/10 トイレトレーニングを開始。子猫の動きを観察し、部屋の隅に行き足でかりかりと床やカーペットをかくしぐさをしたら、直ちにトイレへ入れる。ネットで調べるとこれをし続けるとすぐに覚えると言う。とりあえず、途中からでもトイレへ入れると続きをしてくれて助かる。その調子だぞ、麻呂ちゃん!それから、やっと子猫らしくなってきた。と言うのも子猫の特権、「じゃれ」が始まったからだ。動くものに興味を示し、背中を丸くししっぽを膨らませ、横向きに構えたり、目標物に向かって走る前に体勢を低く保ち、お尻を振る仕草。その姿に思わず笑みがこぼれ、癒される私たち家族。これが猫を飼う醍醐味の一つだといえるだろう!

Jaremasu 9/12 トイレトレーニングの最初は人間が気がついてトイレへ運ぶのだが、今日辺りからその続きをしてくれなくなってしまい、後で以前のように床の上に粗相をしてしまうようになった。家族は麻呂はちょっとおバカな猫なのでは?という懸念が湧いてきている(><;)でも、それもまた取り得かな。じゃれはますます激しくなり、猫キック、猫パンチ、猫かじりそして調子に乗ると部屋中を馬のごとく駆け回っている麻呂なのだ。

9/13 今日からちょっと離乳食を試してみる。でも、初めてのため器の縁をかじッたり、器の外へだいぶ餌を落としていた。それでも、抵抗無く食べてくれたので安心。早く、自力で好きなときに食事を摂ってくれる日が来るのを期待したい。

9/14 夜、便を比較的多くした。昨日からの離乳食が功をそうしたようだ。ミルクだと消化吸収が良すぎて便が出にくいのかも知れない。まだ、トイレへ自主的に入ることはしない。この子は少々時間がかかる子なのかもしれない。

9/15 食事ははじめに缶詰の餌を与え、補助でミルクを飲ます。ミルクの量も少なくなり助かる。午前中は相変わらずの粗相をしたが、午後に自主的にトイレに入る姿を見た。「やった~!」やっとトイレを覚えてくれた。またまた、家族に報告して、皆がトイレのそれを確認しに見に来た(笑)「麻呂、上手にできたね~。」とうんと頭を撫でて褒めてあげた。子育ては人も猫も同じだな~。子どものトイレトレーニングで成功した時はうれしかったのを思い出した!

9/16 早朝の麻呂の食事を与えた後、ウォーキングに出かけた。団地の中の公園の前を歩いていたら、入り口になにやらダンボールが置いてある。「なんだろ~」とちょっと覗いたら・・・。続くときは続くものなのだろうか??中には黒い物体が・・・。

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コメント

▽ピーコさんへ
私も皿からミルクを飲めないほどの子猫を拾ったのははじめて。だから、試行錯誤でたいへん。猫に自分の生活が振り回されてます。猫関係の出費もかさみます。でも、その分猫からはずいぶんと癒しを貰っている家族です。おっぱいを押す動作は私の中では「フミフミ」とか「猫あんま」という印象。以前、猫と私の間に柔らかい毛布を置いて、あんまをしてもらったものです(笑)

▽男爵様へ
大人気の男爵さん、ちょっとブログをサボると「何サボってるんだ!」とか「しばらく服役することになったんだ、きっと!」とか野次馬がやいのやいの五月蝿いね(笑)
コメントがたまってしまって、その返事を書くのも時間が取られます。だから、結論!!男爵さんの場合はコンスタントにブログ更新をしたほうがペースが乱れないかもよ(苦笑)

▽たま吉さんへ
良くわが子に授乳をさせてるときが母としての幸せを感ずると聴きますが、子猫でも正に実感します。
飲んでるときの恍惚とした子猫の顔と飲み込む時の耳の動き(小刻みにぴくぴく動く)がニャンともかわいく飲ませているほうも幸せを感じます。
ノミってつぶさないほうがいいのですか?知りませんでした!私は我が子の敵と思いっきり力を込めてつぶしてましたから(笑)今後、注意します!良い情報をありがとうございました。

▽やまちゃんへ
つい過保護にしていまい、今、完全離乳食をさせるのに一苦労。まだまだミルクを欲しがるのですよ~。(辛い!!)これから記事にもすると思いますが、捨て猫のせいか病気も持っているらしく下痢が続いたりととにかく心配で心配で・・・人間の子へ対すると同じ感情が湧きます。私たち家族は完全にこの子猫を家族として見てますね(笑)

▽たま吉さんへ
何度か足を運んでくださっているのに続きが書けずごめんなさい。今週末には何とか更新できると思います。しかし、子猫で捨て猫なので、病気は頻繁に起こるようですね。特に食べすぎではないのに下痢をし続け、腸炎を起こしている様子。下痢止めや抗生剤を飲ますのも一苦労。それよりも何よりも下痢でお尻がかぶれて痛そう~。動物病院とはしばらく縁が切れなさそうなこの頃です!(><*)

▽ちゃぐままさんへ
そう、正に第三子です。わが子も同然。病気になるとすごく心配しちゃいます(ただいま、腸炎を発症中)
それと、しまいっ子のはずが・・・近々更新しますが、またまた子供ができ第四子が誕生するのですよ~f(^^*)

投稿: タム | 2007/09/28 11:51

こんにちは!
まろ日記を読みながら、思わず口元がほころびました。タムさんの第3子ですね。
便秘で電話するところなんか、駆け出しママの感じですよ。(^m^ )
まろは、きっとお母さんと思っているはずですね。
顔も高貴な感じで「まろ」はぴったりの名前ですね。

投稿: ちゃぐまま | 2007/09/26 16:20

タムさん、こんにちは。
この続きが読みたくてまたまた来てしまいました(^^ゞ
いよいよこの続きは“黒い物体”登場ですね!!
ワクワクで待ってますよ~~♪

投稿: たま吉 | 2007/09/25 15:30

こんばんは、やまちゃんです。
まさに「麻呂ちゃん日記」ですね~!
日に日に、可愛さが増してくるのがよく分かります。
その反面、子育てと同じくらいの大変さでしょうか?
タムさんの胸?に抱かれての授乳は特にカワユイ~!

投稿: やまちゃん | 2007/09/25 00:33

奮闘してますね~~♪
すっかり育児ママ!v(=∩_∩=)!!
だっこしてミルク飲ませたりしていると
我が子の赤ちゃん時代が蘇りませんか?(〃⌒ー⌒〃)
そうやって慈しんで愛して育てられた猫さんは幸せです。
目やにがとれてかわいくなってきましたね~♪
ガンバ!タムママさん(=^-^=)/

蚤はつぶすと、卵が飛び散ったり落ちたりしてまた繁殖してしまうのです。
なので潰さないほうがよいのです。

投稿: たま吉 | 2007/09/21 10:34

 夜分にお邪魔します!
 別に怪しい者ではありません!
 日中は彼方此方と飛び回っていて、中々PCを開けません。
 でも、最近になって幾らかサボる時間が取れるようになりました。
 今後はもう少しブログに時間が取れるように頑張ります(少し大袈裟です)。
 でもタム姉さまの日記の真似は出来ないなー!

投稿: 男爵様 | 2007/09/20 23:38

まさに育児(猫)日記ですね。
かわいいーーー!!でも小さい子猫を育てるのは大変です。トラをもらったのはもっと大きくなってからでしたから、こんなに大変ではありませんでした。
親猫が見てくれてた分、楽だったのですねえ・・・
猫のおっぱいを押す動作は、いまだにトラもしますよ。一番リラックスしているときに・・・(母の布団の中です)手を交互に押してます、見ているといまだに可愛いです・・・赤ちゃん帰りしているんだなあと、思います。
さて、どんな大事件が起きるのでしょう?
期待しております!

投稿: ピーコ | 2007/09/20 23:19

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