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2007/10/14

「ミス・ポター」を見ました!

Tablewear これは愛用している私の食器です。その食器に書かれた絵。このキャラクターは誰もが1度は見たことがあると思う。そう、青いジャケットを羽織った「ピーターラビット」だ。以前から、このピーターの絵は大好き。繊細な絵と優しい色使い、登場するキャラクターはどれもキュート。でも、いままでじっくりとピーターラビットシリーズを読んだこともなかった上にその作者ビアトリクス・ポターのこともイギリスの作家であるくらいしか知識が無かった!

9月初旬、TVCMでその作者のことを映画にした「ミス・ポター」が公開されるのを知った。Potter その映画CMの中にわずかに写っていたイギリスの田舎の風景。とっても気になった。ピーターとは離れて、ずいぶん以前からいつかヨーロッパ旅行に出かけるチャンスがあれば、イギリスの田舎の風景は見てみたいと思っていた。あこがれの風景を是非、映画館の大スクリーンで見てみたい。そして、ピーターラビットがどんな風に出来上がったのかも知りたいと思ったのがきっかけだ。

10月の連休、最近できたショッピングモール内にある映画館に出かけた。連休にも関わらず、意外に「ミス・ポター」の上映する劇場内はガラガラ。まあ、ある作家の半生を綴った映画だし、派手な映画ではないと想像できるからそんなものかもしれない。

物語はピーターラビットを絵本にしようとポター自身が出版社に自分の絵本を売り込むところから始まった。ポターは家柄がよく、お嬢様育ち。まだ、封建的な時代(1900年初頭)で上流階級の女性が仕事を持つことなど有り得ない時代だった。彼女は親の奨める縁談をいくつも断り、アーティストとして生きることを目指していた。そして、ついに彼女の本を出版してくれる会社が現れ、ピーターラビットと仲間たちの本はベストセラーになった。彼女は一生を絵本作家として送るつもりだったが、親身になって制作に対応してくれる編集者のノーマンと恋に落ちた。ノーマンを商人とさげすみ、階級が違うとあくまでも反対する両親。それでもノーマンの姉も二人を応援してくれ、生涯を誓い合う二人。ポター役のレニー・ゼルウィガーが品良く美しい。ノーマン役のユアン・マクレガーも誠実で優しい感じ。反対する親は3ヶ月間恋人と離れ別荘で過ごし、それでも心に変わりがなければと言う条件を提案する。毎日毎日、手紙でやり取りする二人。しかし、ある日からノーマンからの手紙がピタリと途絶えてしまった。どうしたのか?

Potter_kaisetu ノーマンの姉から手紙が届く。ノーマンが病気になったという。あわてて、ロンドンに見舞いに駆けつけるも間に合わず、彼はあっという間にこの世からいなくなってしまった。

なんの予備知識もないまま見たので、はじめ恋人のあまりの突然の死に信じられず、フィクションなら両親が裏で手を伸ばし恋人を殺害したの?と予想するが、これは事実に基づいて作られている映画だから間違いのないことだった。二人でいよいよこれからと言う時だったので、私もポターの気持ちになり涙があふれて仕方なかった。

両親とも仲たがいになり、湖水地方(別荘地方面)に単身引っ越すポター。一度は仕事が手につかないポターだったが、やがて湖水地方の美しさがポターを励まし、制作意欲を促してくれた。湖水地方が開発されそうになったとき、ポターはこの自然を守ろうと、自分の印税で競売で業者より高い値をつけ土地を競り落とした。映画では描かれてはいないが、やがて目を悪くしたポターは制作を辞めることとなり後年は農業に従事しながら、ナショナルトラスト運動に参加し、少しづつ湖水地方の土地を買い取り、自然をそのまま保護することに尽力を注いだそうだ。そして、ポターが買い占めた土地は湖水地方の国立公園の一部をなしている。

映画や小説としてはすごく地味な映画ではあるが、当時の服装や生活、また撮影に使用されたロケ地の美しさ、時おりCGを駆使して実写の中で動くポターの書いたキャラクターたち、そして恋するポターの可愛い仕草とノーマンとの微笑ましいやり取り。とってもハートウォーミングな映画だと思った。これを機会にピーターラビットやポターの描いた絵本をちゃんと読んでみようと思った。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

▽mokaさんへ
お久しぶりです。ストーリーも劇的なものはないのだけど心に染みる映画かなって思います。見ても損はない映画ですよ。お薦めします!

▽浜辺の月さんへ
お元気でしたか?月さんはポターの絵本をチャンとお読みなのですね。私は絵は好きだけど、まともに絵本を読んでません。でもこの映画を見て、ポターのことを少し知ったので興味が出ました。今、長編の他の本を読んでますから、それを読み終えたら気楽にポターの作品を読もうと思います。ポターの挿絵も楽しみたいです!

▽ちゃぐままさんへ
うれしいですぅ、ちゃぐままさん!私のブログから本当にその映画を見てくださるなんて・・・。エディット・ピアフの映画も確かに同時に上映してました。私としてはどっちかを選ぶとしたらポターという人のほうが親しみがあるので迷わずチケットを買った次第。ちゃぐままさん、それにしてもお口直しに1日のうちに2つも映画を見るなんてすごいですね~。私のブログがきっかけで即見てくださり本当にありがとうございました。絵本もさることながら、ナショナルトラスト運動に力を入れ、後世に昔のままの自然を残してくれるなんてなんて素敵な生き方なんでしょう。彼女のことを知って、ますますファンになりました!

▽ミーシャさんへ
ミーシャさん、お仕事は慣れましたか?お忙しい中、コメント下さりありがとう。
ミーシャさん、ポターの作品は読まれるだけではなく所有してるのですね。さすがです!私は単なるミーハーで絵がかわいいというだけでグッヅを手に入れました(++;)!でも、ポターのことを知ったので次は彼女の絵本を読んでみたくなりました。今読んでる本を読み終えたら、読もうと思っているところです

レスポンスが毎度遅くなりごめんなさい!

▽男爵様へ
ステッチって、ディズニーアニメのキャラクターの「スティッチ」のことかな?中学生や高校生の女子に人気があるよね~。意外な収集をしてるのね?まさか、女学生狙いで集めてるんじゃ~ないでしょうね?(疑いの目、チロリ)

タムさん、こんにちは。
雨で暗いせいか、こんばんはと言うところでした(笑)
ピーターラビットはもう、ん十年前から大好きで、お写真のような器から絵本までどっさり所有してます。私にとってはマグカップなど、どれも高価ですから、今でもちゃんとカップボードに飾ってます。絵本は文庫本みたいに小さいのとか、いろいろ♪ もちろん、作品に惹かれてのことです。この映画は観てませんが、いずれDVDで観ようと思ってました。

こんばんは!
昨夜ブログを拝見して、ストーリーの書き方があまりにお上手だったので感動!
今日映画を見てきました。

エディット・ピアフとどちらを見ようかと迷って
いたのですが、人の列の流れに乗ってピアフのほうに・・・。
でも私には疲れる映画で、口直しにやっぱりポターを見ました。
★★★★★です。
ストーリーも魂の結末も美しかった!
主役が、控えめで芯が強くて品があって適役でした。
今の美しい湖水地方は、ポターの大きな力が働いているのですね。
本ばかりでなく、人のこんな力というのも感動的です。

おはようございます。
ピーターラビットの絵やグッズは、日本の日常によく馴染んでいると思います。私のようなものでさえ持っているのですから(^m^ )クスッ

映画のストーリーを読んで、あまり上手にまとめてらっしゃるものだから、自分で観て来たかのような錯覚を受けました。感動的な生き方ですね~。
ぜひ観たくなりました。
「ミス・ポター」ですね。メモメモ!

こんばんは、タムさん。
お元気ですか?
わたしは、冬眠、夏眠、秋眠しています。
まだブログ記事をアップしていません。
ところで、ビアトリクス・ポターの作品、大好き
です。
有名なピーター・ラビットも好きですが、
「あひるのジマイマのおはなし」とか、「こわい
わるいうさぎのおはなし」とか、とにかくその
ポターの話は好きな話しがいっぱいです。
いしい ももこさんの訳もいいです。
「ミスポター」観たいですね~~~。
でも、10月、11月、12月は忙しく、中々観るのが
難しいですね~~。
今秋一番に観る映画としておきます。
ご紹介ありがとうございました。

お久しぶりです。
「ミス・ポター」はやはり地味だけど美しい映画なんですね。見たいと思いながら、・・・・・11月2日が最終なのでその日に見れるかなと念じています。
タムさんの記事を読んでより見たくなりました。

コメント返し、相変わらず遅くなりすいません<(_ _)>

▽ピーコさんへ
出会いから自然に惹かれあっていく二人。清くて美しく愛をはぐくんでいく過程が現代と比べてすごく礼儀正しくて正に純愛を貫いてあこがれの恋愛でしたが、突然の恋人の死には自分の事のように涙が溢れました。

昔は本当に身分の差は重視されました。現代はそんな偏見もなく自由恋愛。逆に離婚率が高くなっているのは皮肉な現象ですよね(~~)・・・。

▽男爵さんへ
ごめんなさい、後でちゃんとコメント書き直して置きます。今、時間がなくなっちゃった(><+)

 うーん・・・タム姉さまらしいね!
 これと思ったら絶対に納得のいくまで追求(言葉が合わないかな)するね!
 男爵様に合わないかもしれないけど、ピーターラビットのお母様(?)人形を買って家にあります!
 籐椅子に座っているすがたです!
 男爵様は別に人形フェチじゃないけど、今はステッチを何体か集めています!
 「ミスポター」の映画を見れないので、タム姉さまがコピーした小説読ませてもらいました!
 
 

おはようございます。
早朝から素敵なお話を聞かせていただきました。
大好きですね、こういうラブロマンスのお話は。
それが実話となると・・・もっと感動的ですね。
ピーターラビットのお皿とコップは私も持っています。お友達に貰ったものですけど、愛用しております。このピーターラビットにそんな素敵な悲話が隠されていたなんて、全く知りませんでした。
私も見に行きたいです・・何せ、ラブロマンス大好き人間でして。
今ちょうど、夢中になっているお話があるんですが(実は漫画ですが)それがちょうどこの時代の頃のお話で、やっぱり身分の差で悩んでいるシーンが出てくるんです。この時代身分の差を超えての恋は大変だったのだろうなあと、今の私たちには想像する事しかできないんですけど、改めて考えさせられています。

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