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2008年10月

2008/10/31

バスツァー「大内宿と那須アウトレットモール」

Dsc00244 10月18日(土)予報は。ついにバスツァーの当日がやってきた。集合はスーパーの駐車場。その時間がなんと午前5時25分。まだ、うす暗い中家を出た。ちょっと張り切りすぎて、なんとバスに乗るのは一番だった(←のバスの写真は昼「那須サッポロビール園」の駐車場で撮影)。座席は指定されていて、右列前から2番目。席についてあとから乗り込んで来る人たちを観察していた。てっきり中高年ばかりと思ったら、スーパーの企画ということで年齢層も幅広い。土曜日だからかも知れない。中年の夫婦。小学生を含む家族4人づれ。女友達同士のグループ。母娘の二人連れ・・・。添乗員さんがこんなに若い人の多いバスツァーは初めてだと言っていたくらい。しかし、予想どおり「おひとり様」は私だけ(ノ_-。) 幸いか不幸か?私と並びが同じ横列の3人グループは不参加らしく席が空いたままだった。

バスは5時半に出発。もう1店舗の客を拾い、佐倉から高速道路に入った。その頃にやっと夜が明けた。ここでひとつ衝撃が・・・。添乗員さんが言うには、先週末同じコースのバスツァーで混雑のため、「大内宿」手前まで行って見られずにコース変更をした組が2件あったとのこと。近年「大内宿」の人気が上がり観光客がうなぎ昇りだという。今回も道路事情によりありえるかもしれないとアナウンスされると、バス内から一斉に「エ~ッ!!」という声が上がった。そうなったら、私は何のために一人で出向いたの?ってことになるじゃない。乗ってしまった以上もう引き返せないのだから・・・。心の中でなんとか予定どおりに行けますようにと祈った。

バスはほぼ1時間半に1度、トイレ休憩のため高速道路のSAに寄る。東北道の羽生SA。次は那須高原SA。そして、いよいよ福島に入り白河で高速を降りた。それほどの渋滞もなく予定通りに行けそうだと添乗員が言ったのでホッとした。

続きは明日以降に追記しますので・・・あしからず(*_ _)人ゴメンナサイ

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2008/10/30

バスツァーに当選

 7月上旬、行きつけのスーパーマーケットでバスツァーが当たる福引抽選会があった。6回も権利のある私は心の中で「絶対当たれ~っ!」と叫んでいた。

それほど必死になるわけは、その旅先が「大内宿」だったから。ブログ仲間のやまちゃんが5月にその地を訪れ、ブログで茅葺屋根の連なるその場所を写真に載せていたのを見てから、いつか絶対に訪れたいと気になっていた「大内宿」だった。6月末に1泊旅行をしたその余韻も残っており、また旅をしてみたいという思いも強く湧き上がっていた。

ここのスーパーは、ここ1~2年ほど旅行会社とタイアップしたサービス企画が多い。1等はバスツァー無料ご招待。しかし、旅行会社もうまいことを考えたと思う。ツァーに一人で参加する人は普通いないだろう。2等と3等は価格は違うがご優待となり、4名まで同じ価格で参加可能になっている。

祈る思いでおそるおそる福引器を回す・・・かすかに1等を期待はしていたが、1/6の確率で何とか2等の格安ご優待に当たった。、「大内宿」に行けるなら多少お金を払ってでも行こうと考えていたし、こんなきっかけでもないとなかなか出かけられないと思い、絶対このバスツァーに参加するぞとその場で決意した。

さあ、誰と行こうか?まずは夫というところだが、この企画は日帰りで、朝早い出発に遅い帰り。義父の世話等もあり夫婦では出かけられない。家に帰って早速事情を話し、夫に承諾してもらった。それでは誰かを誘わなけりゃ?ということで親しくしている友人数名にメールを送った。この実施日はほぼ3カ月後の10月の半ばの予定だ。さまざまな理由から皆に断られた私って人気ないな~(´;ω;`)ウウ・・・。今回は見送ろうか?さんざん迷ったが、この機会を逃したら「大内宿」にはいく機会がなくなるかもしれない?と一人参加を覚悟した。若いころから数回「一人旅」はしたことがあるし、日ごろもけっこうおひとり様での行動は多いからまあなんとかなるだろーと数日後に参加を申し込んだ。

そして、その日の来るのを待ち望んで過ごす毎日。その日はやってきた!

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2008/10/26

八街の秋風景

009 10月中旬の八街の夜明け。日が短くなる秋だが、夜の明けるのもだいぶ遅くなって来た。5時ではまだ暗い。5時20分くらいでうす暗い。日の出は5時50分くらいか?!

012 011 天気の良い日、夜が明けると空は真っ青。そして秋の雲だ。

008 目線を下ろすと、八街は今、まさに落花生の収穫時期。苗を掘り裏返しにして干している。このあと、苗を円形状に重ねてさらに干すのだが、それは「ぼっち」と呼ばれている。

町中の落花生店に間もなく「新豆入荷」の旗がたつだろう!お世話になっている人にまた送らねば・・・。八街に引っ越してきて知った<ゆで落花生>。ほんのり塩味で柔らかい。近頃はもっぱらこの種類を求める。これなら、歯が丈夫でない人にも喜ばれるから・・・。

ウォーキングの折り返し地点にある山茶花。だいぶ蕾も膨らみ、今日は中から少し花の色が見えていた。

014

後日、その「ぼっち」の姿を撮ってきました。Dsc00253 Dsc00252

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2008/10/24

映画「山桜」

10月の初旬に藤沢周平原作の映画「山桜」を見に行ってきた。

この映画を見ようと思ったのは、今年の5月だったと思うが女優の田中麗奈さんが着物を着て「徹子の部屋」に出演したのを見たからだ。丁度、「山桜」の封切り間近の頃でトークの中心はその映画の撮影秘話だった。時代劇初出演でしかも主演。麗奈さんの着物姿がとても素敵だったのが印象に残った。それをきっかけにぜひこの映画を見たいと思ったが、まずこの映画の上映映画館が少なく、かつ上映期間が短く、1箇所、千葉市内の映画館を見つけたが、その上映期間に都合がつかなく見に行けずじまいだった。とても残念に思ったが、半年もたてばDVDも発売されるだろうしレンタルして見てもよいかと考え直した。

今月に入り、折込広告の中にタウン誌が入っていた。流し読みをしていると映画館の「山桜」の文字が飛びこんできた。映画が好評で他の映画館でも上映をし始めたようだ。しかし、相変わらず期間が短くわずか1週間だけ。今度は無理やり時間を合わせて見に入った。

車でもちょっと時間を要する場所だったので、少し遅刻してしまい席は前3~4列を残してほぼいっぱい。縦断する通路の1列目一番端しか空いていなかった。場内は平日ということもあるが、中高年が圧倒的だった。

Yamazakura_2  原作では、わずか20ページくらいの短編だそうで、しかも藤沢作品では珍しい女性が主人公。登場人物は少なく、しかも台詞もそれほど多くはない。主人公「野江」の内に秘めた芯と愛の強さ。「好きだ」「嫌いだ」と口に出す現代にはない、日本人古来の慎ましさにジ~ンときた。また、この時代の無駄の少ない生活の仕方。一輪の花枝だけを花瓶に飾り愛でる素朴な感覚。着物を着ての立ち居振る舞い。どれをとってもこのころの日本人の感覚や生活ってあらためて素敵と感じた。主演の田中麗奈さんもCMで見るおきゃんな役柄と違い、つましい日本女性を好演していたと思う。着物姿も似合って清楚さと上品さが醸しだされていた。映画が終わり、なにか暖かい涙が湧き出る中、エンドロールを見ていて撮影地の中に<佐倉武家屋敷>(私は以前に訪問している)とあり、思い当たったシーンがある。野江が思い慕う手塚弥一郎(東山紀之さん演)宅を訪れるあのシーン。どこかで見たような気がしたのを思い出した。近場でも撮影したのかとこの映画にさらに親しみが湧いた。

藤沢さん自身は作品の映像化には積極的でなかったそうだ。没後、その家族は彼の作品を真に大切にする方にしか原作を提供しないと考えていたという。今回の映画化には数回の脚本のやり取りがあったそうだ。たった一人の長女の方は次のように述べている。「本のページをめくるように父の原作を観たのは初めての経験でした。」

私は藤沢周平さんの時代小説はまだ読んだことがない。これを機会に読んでみようかと今思っている。

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2008/10/22

フェルメール展

 大学時代の友人と毎年年賀状のやり取りは続いているのだがお互い子育てや何やらで忙しく、やっと数年まえから「会おうか?」という話が持ち上がった。それでも、すぐには都合がつかずなかなかできないままだった。その友人からこの夏にハガキで「暑中見舞い」をもらい、その文面に「○○さん、フェルメール展に行きませんか?」と誘われた。彼女も絵画鑑賞が趣味だったことはとってもうれしく、その後、Eメールでやり取りし(彼女は携帯電話を持っていない!)10月の初旬に再会を兼ねてフェルメール展を鑑賞しに出かけた。

○十年ぶりの再会でお互いが分かるか心配で事前に当日の洋服やバッグ等の情報を連絡しあい、JR上野駅の「公園口」改札前で待ち合わせた。しかし、そんな心配も必要ないくらい一目で彼女がわかった。それは彼女の方もそうだったようだ。

すぐに東京都美術館へ向かう。週末だったので混雑するかと予想したがすんなり入れたし、モネ展程の混みようではなく助かった。彼女と相談し、音声ガイダンスを借りた。

フェルメール展といっても、その他に同時代のオランダ・デルフト出身でフェルメールと同じ手法の画家たちの作品がまずは並んでいた。

そして、いよいよフェルメールの絵が登場。フェルメールの絵は世界中に散らばり、現存する絵はわずか34点前後と言われる。その貴重な枚数の絵のうち、今回の絵画展で7点も出品されている。彼のモチーフは庶民の生活と風俗画。ほとんどが室内の絵だ。

水平と垂直を基本とする構図に、「光」を<現象>として扱い、モチーフの微妙な変化を描き出している。フェルメールは主観的なテーマを示さず、構造的な要素を取り出して制作をした最初の画家だという。

理屈はともかく、主題の人間の衣類や手先、日常用具に当たる光の表し方が素晴らしく、絵が際立っているのだと思う。しかし、今回の出品作品はフェルメールの作品の中では地味な作品が多かったと思う。展覧会全体の作品数もそれほど多くなかった。帰りには売店で気に入りの作品のポストカードを購入するのが常だが、今回は記念に買っておこうかという程度のものだった。

彼女とは積もる話もあるので、ランチは東京駅に出て、新丸ビル内でと思ったのに出口を間違え反対方向に出てしまった。去年あたりから東京駅周辺は新ビルラッシュのため、八重洲口にもグラントーキョーノースタワーがあり、大丸東京店も移転しこのビル内に。そのレストラン街で和食を頂きながら、お互いのこれまでを話して、さらに場所を変え、コーヒーを飲みながら夕方まで過ごした。これを機会に定期的に会い、できれば旅行にも出かけようと約束して別れた。友との再会、そして絵画展ととても有意義な日がおくれた。

ところで、「フェルメール」にご興味のある方へ!!

フェルメール展に出かけるのも良いのですが、来月の11月3日(月)の夜(PM9:00~11:00)、TBS系列全国ネットで「フェルメールの暗号 光の天才画家の作品と生涯の謎を解く」と題して放映されるそうです。私は絶対見たいと思ってます。

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○○の秋 三題

ご無沙汰いたしておりました(人><。)。またまた、1か月ぶりの更新です。

その間に秋は真っ盛りとなり、世の中は株価大暴落。第2の世界恐慌かとうわさされる中、わが日本は衆議院解散はあるかなしか?解散するなら、一体いつ?と景気対策はそっちのけ・・・ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…救い?!は円高で輸入品が安くなり、ガソリンがこのところ毎週のように値下げになっていることぐらい。

一か月ごとのブログ更新時に最近特に感じる事が、たった一か月の間で世の中がガラリと変わってしまうってこと。それも良い方向でなく悪い方向へと・・・。この国、いや世界は一体どこへ行ってしまうのだろうか?

そんな心配はありながら私一人ではどうしようもなく、日常は秋を感じながら過ごしている次第。いま一つ、大変な時期を過ごしているという実感がわかず、他人事のように暮しているのが事実だ。心のどこかではこんなことしていていいのか?と思いつつ・・・(;´д`)トホホ…

第一 芸術の秋 「フェルメール展」鑑賞、映画「山桜」鑑賞

二 収穫の秋    八街は落花生の収穫時期

第三 楽の秋 バスツァー「大内宿と那須アウトレットモール

この間に体験したことを書き連ねて行こうと思う。

   

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