白河~大内宿へ
バスは東北道の白河を降りて南会津にある大内宿を目指す。大内宿のある下郷町へはかつては大回りの道を利用してアクセスしていたようだが、今年の秋、「甲子道路」が開通し時
間的にずいぶん短縮されたとのこと。バスが進むにつれ周りの山々の紅葉がすばらしく車内では「きれ~~!」という声があちこちから湧き上がった。早速車内からカメラであちこちを写す。2~3の長いトンネルも縦続けにあらわれた。工事の困難がしのばれた。
途中、「甲子温泉」、「湯野上温泉」などの看板を見かけた。温泉地でもあるようだ。この沿線沿いに景勝地「塔のへつり」もあった。バスは最終の道路へ右折。道はちょっと狭くおまけにくねくねとカーブが多く酔いそうなほど・・・。ついに「大内宿」間近へ。しかし、駐車場への待ち渋滞が発生していた。速度はのろのろとなる。「大内宿」を間近にして引き返したという訳はこの状態がよほどひどかったのだろう。私たちのバスは幸い15分くらいで何とか入れた。
「大内宿」
ここは、旧会津西街道(日光今市から会津若松を結ぶ)沿いにあり、江戸時代の宿場町。全長450mの道の両側に「寄棟造」や「茅葺き」の民家が建ち並び当時の雰囲気を残している。1981年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。宿場町としては、長野県の「妻籠宿」「奈良井宿」に次いで全国で3番目だそうだ。
入口付近の家をバックに記念撮影を行った後、1時間の自由散策となる。まずは、その道を突っ切って大内宿を写真に収められる絶景ポイントへ。一番奥の階段を上りお堂脇の道へ入り振り返ると「お~これぞ大内宿」というベストポイントだった。
連なる茅葺き屋根が素敵Σ(゚□゚(゚□゚*)!茅葺き屋根って郷愁を誘う。なぜだろうか?自分の住んでいた家は普通の瓦屋根だったのに・・・
下へ降りて、今度はゆっくり散策しよう!ここの民家はほとんど土産物屋や食べもの屋を構えている。観光地だから仕方がない。こうなったら片っ端からその店を覗こう。昼前でお腹もすいていたが、このツアーは昼食がバイキングだからあまり食べられないのが難点。有名な長ネギを箸に見立てて食べるそばを食べたかったが・・・。
彩り鮮やかな会津木綿で作られた野菜が素朴で自分の土産に「とうがらし」のストラップを購入。またたびも売られていて即座に我が家の猫たちに買う。大きなおせんべいを食べながら歩く人を見かけたが、それはここの店だった(写真参照)。私も欲しかったが後のことを考え我慢。ちいさな「豆腐ドーナツ」を頂いた。きれいな水が両脇の溝を流れていて、多くの店がその水を利用して飲み物を冷やしていた。
1時間はあっという間に過ぎた。もっと、散策したいがしかたない。後ろ髪ひ
かれる思いでバスの待つ駐車場へ向かった。
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▽ピーコさんへ
。これはどこの観光地でもしょうがないことですが・・・。
木曽の妻籠宿や奈良井宿に比べると規模は小さいようですが、ここは茅葺き屋根の多いのが特徴かしら?最近、関東からの観光客の人気スポットのようです。江戸時代の田舎?の宿場町の雰囲気を味わうっていうのがここの良さだと思います。
それにしても相変わらず人が多くて、良さは半減です
投稿: タム | 2008/11/20 14:03
こんにちは!
「大内宿」・・・・初めて知りました。
「妻籠宿」へは昔、学生の頃に行ったことがあるんですけど。ベストポイントからの写真、本当に素敵です。なんだか昔へタイムスリップした感じですね。脚絆姿で旅をしたくなりそうです。
投稿: ピーコ | 2008/11/10 09:34