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2009/01/20

喫茶店「森の時計」

正月の三が日が過ぎたころ、読売新聞の社会面に「並んで並んで」という世相を映し出す行列をテーマとして8回にわたってその人間模様を取り上げた記事が連載されていた。

私が通う(全く上達してないcrying)英会話教室の講師Peterニューヨーク育ち)<*昨年11月で契約が終了。他の語学学校に行かれた>が言うには、行列をしてまで食事をする日本人が信じられないと言っていたのを思い出す。向こうでは予約をするのが一般的らしい。

Mori_no_tokei 話を元に戻して、その最終回を読んで泣けた。さらに並んで入った店の名「森の時計」とありどこかで聞いた気がして、ハッと思いだした。記事の中で「TVドラマのロケとして作られ、終了後一般向けにオープンした」とあり、ネットで調べると倉本聡原作の富良野を舞台にしたドラマ「優しい時間」の中の主人公が経営する喫茶店「森の時計」だったのだ。

ブログを始めたころ見てはまっていたドラマで、その記事も書いている。

2005年3月11日「優しい時間

http://tyui-kal.cocolog-nifty.com/hinatabokko/2005/03/index.html

再度話を戻す(すいません、脱線ばかりで)。その新聞の内容はこうだ!

TVドラマのロケ地ということで行列が絶えない喫茶店「森の時計」に妻の遺骨の入っている鞄を抱いて待つHさん(本名で記載されていたがここではイニシャルにしておく)。その妻とは2003年に結婚したばかり。再婚同士だった。近所のおばあさん方にヘルパーで通っていた女性でたいへんおおらかな人だったE子さんを見染める。リストラされお金がなく結婚指輪も買えなかったが、E子さんは「ヘルパーは指輪ができないし・・・」と気にもしない。しかし、結婚1年後にそのE子さんががんを発病。体はがりがりにやせていく・・・。遠出は最後になるかもと覚悟したHさんは北海道の富良野のラベンダーを見に行こうと妻を誘った。旅先でE子さんは楽しそうだった。「森の時計」でも1時間ほど並んで待った。体に負担がかからないかハラハラするHさんを尻目に「空気が澄んでるね~。」「ここで大竹しのぶもロケしたのね。」とはしゃいでいたという。御飯が食べられなくなっていたのにここではケーキを一つたいらげた。そして、その2ヶ月後。E子さんは息を引き取った。享年52歳。わずか4年間の結婚生活だった。Hさんは店にお願いの手紙を出して、思い出の日に遺骨を持って訪れた。<○月○日、お昼ごろ着くように行きます。お客様が大勢いらっしゃるのに大変申し訳ありませんが、30分でも1時間でも待ちます。この写真の席Morinotokei_cofee_milに座らせていただきたくお願いします>二人で「森の時計」内で撮った写真を添えて。

当日、1時間近く並んでドアを開けると、「お待ちしていました。」店員さんが声をかけてき た。覚えていてくれたのだ。E子さんと最後に並んだカウンター席。あの日と同じコーヒーとケーキを2つずつ注文し、あの日のことを思う。Hさんはシャツの袖で何度も涙をぬぐった。「あれもしてやれば、これもしてやればと後悔ばかり。でも、並んでいる間(待っている間)、Eちゃんの笑い声が聞こえてきて救われた気がした。」Hさんは言った。

ドラマ「優しい時間」の中で、ブログ記事にも書いているが、毎回ドラマのエンディング近くで主人公(この喫茶店のマスター)がカウンターに座った亡くなった妻と会話するシーンが出てくるのだが、Hさんもドラマの中と全く同じであの日の会話をしたんじゃないかと想像する。そのドラマは家族の絆の深さを描いていたと思うが、まさにHさんの現実と重なっている不思議さを感じる。

あ~、あの時にあこがれていたその場所「森の時計」を無性に訪れたい心境になっている。夏ではなくあのドラマの季節<>の今の季節に行ってみたいcatface

北海道に住むどなたか代わりに訪れて「森の時計」の記事をUPしてくださいませんか?それだけで、ちょっとは行けた気分を味わえるかな?って思います。

*「森の時計」は富良野プリンスホテルの敷地内。歩いて5分ほどの所にあるそうです*

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コメント

遊びに来ましたアトムです、
映画のお話と感想映画を良く見られるようですね
また多趣味で人生飽きませんね、アトムは社交ダンスをしていましたが足を怪我をしてから辞めました今短歌貴女とは方向違いですが映画などお話してください。

▽アトムさんへ
また遊びに来てくださりありがとうございます。
こちらからはまだ伺っておりませんで申しわけありません。
映画はそれほど見るわけではありません。宣伝等で興味が湧くようなものを選んで見ています。

社交ダンスをなさっていたそうですが、お怪我で断念されて惜しいですね~。社交ダンスは姿勢も良くなるし、体も動かすスポーツ。リズム感も必要。健康にはよさそうですね。
本日は「チェ・ゲバラ」の後篇を見てきました。この映画のことも近々記事にしたいと思ってます。
また、いらしてくださいね。

こんにちは!
「優しい時間」は私もしっかり見ていました。
共感できる人がいてうれしいです!
あれ以来、あのドラマを超えるドラマに出会っていないような・・・。
登場人物はみんな好きでした。主人公は寺尾さん以外はやれないような気がします。それに余さんの演技も素晴らしかった・・・。
若い二人もフレッシュで、何にもましてあの雪の舞台がストーリーを清新なものにしていました。
私もあのとき以来、コーヒーメーカーから手動のミルに代えました。
ドラマみたいに優雅には回せないんですよ。かなり力がいるし、ぎくしゃく回るんです。
ドラマでは、きっとミルの中は空っぽ???だったの
かも(o^^o)ふふっ♪

それから、記事のもう一つのドラマ。感動しました。「優しい時間」はそれほど人の心をつかみ、一緒に生きているドラマだったのかもしれません。
あのストーリーは、きれいな雪の中に永遠にとっておきたい気がします。

▽ちゃぐままさんへ
ちゃぐままさんもあのドラマのファンでしたか!うれしいです。視聴率的にはそれほど話題にはなりませんでしたが、じんわりとしみって来るドラマでまさしく「優しい時間」が流れてましたね、その時間。記事にも書いたように毎回、マスターが亡くなった妻と会話するシーンが素敵でした。カウンターの後ろにもガラスがあり雪景色が絶えず見えるっていうのもよかったです。そして、「優しい時間」のテーマ曲、平原綾香さんの歌も大好きでした。もう一度あのドラマを見てみたい!コーヒーを飲みながら(笑)
ちゃぐままさんも手動のミルに変えるなんて・・・相当のめりこみましたね。でも、すごく分かる気がします、その気持ち!

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