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2009/04/11

「ゴリラ先生」に感動!

3月末にNHKスペシャルで「ゴリラ先生ルワンダの森を行く」を見た。ゴリラ先生こと山極寿一教授(京都大学)が26年ぶりにルワンダを訪れ、近年この地区のゴリラ世界に起こっている異変に迫る。それに加え、かつて研究していたゴリラに再会、立派な大人になり群れのリーダーとなったゴリラがゴリラ先生を覚えていて心を通じ合わせるシーンに感動!涙があふれてきてもうボロボロ。もう一度 観たいな~と思っていた。

本日(4/11)、午後NHKBS「みんなのアンコール」(反響が多いと再放送してくれるNHKは偉い!!)という番組の中で再放送をすると知って感激。最後まで見てまたまた涙、涙・・・・先生とゴリラのタイタスがじーっと見つめあうシーンは何度見ても胸打たれます!今日はTV画面を写真に撮っておさめたので載せます。

Dsc00506 山極寿一先生は若いころこのルワンダでゴリラの研究をしていた。今回はその頃になかったゴリラの群れの形態の異変の謎に迫るために26年ぶりにルワンダを訪れた。先生はその時、「愛は霧のかなたに」という邦題で映画にもなった(シガニー・ウィーバー主演)ゴリラの研究と保護に生涯を捧げたダイアン・フォッシーという女性研究者の晩年に教わったらしい。番組の中でその森の中にあるダイアンの墓参をし、お酒が好きだったのかその墓に酒を播いていたのが印象的。密漁が横行していて徹底抗戦でゴリラの保護に立ち向かうDsc00508 も、仲の良いゴリラが数頭殺されたあと最後には彼女自身も殺されてしまったという。救いなのは、その後この国の人々が彼女の意志を受け継いで研究所も続いている上、国をあげて保護が強化され、毎年国民による新しく生まれたゴリラの名前をつけるセレモニーまで開催されるというから嬉しいことだ。

本来ゴリラは一夫多妻で群れを作っていた。群れの中の子供が成長し背中の中央の毛色が白くなるシルバーバック)と群れから離れ雌を探しに出る。雌は群れの雄が気に入らなければ自由に繁殖相手を変えることができるという。ところが近年のゴリラ家族の形Dsc00510 態は群れの中にシルバーバックが何頭もいるケースが増えているという。その原因の多くは人間が関わっていると考えられているそうだ。密猟も頻繁に行われていた上に、ルワンダは1990年に民族紛争が激しくなり(かつてそのことを扱った「ホテル・ルワンダ」」という映画を見たことがあるがこれは良い作品だった)、追われた人間たちがゴリラの住む山に入っていき、紛争の巻き添えで殺されたりもした。紛争が落ち着いても、かつての山の一部を畑に開墾したりもしたため、ゴリラは生息地が次第に狭まれた行った。狭い範囲にグループが密集し違うグループ同志が遭遇することになり、リーダーは雌を奪われないように他のグループと争うことが多くなったらしい。ルワンダ紛争が治まっても隣国コンゴで同じような紛争が起こり、コンゴ側のゴリラたちもルワンダ側に押しやられたそうだ。

絶滅危惧種の生物たちの多くの原因は人間が関与していることはよく耳にする。ルワンダのゴリラたちもそうなのだ。ああ、また人間か!生物の中では優秀な頭脳を持っているが、最低の生き物でもあるのだ!言葉を持たない無抵抗な彼らがかわいそうでならない・・・。

Dsc00511_2 ゴリラ先生は違う日に別のグループを観察しに行った。シルバーバックが群れ内に複数いるグループだ。先生はシルバーバックたちがどうやって折り合いをつけながら一緒に生活しているのかを見たかったらしい。シルバーバック内にきちんと順位づけがあった。本来群れのリーダーは家族を守るため自分が盾になり、他を威嚇して追い払ったりガードしたりするし、子煩悩で赤ん坊が自分の体の上や周りで遊んでもひたすら動かず子供に遊びの場を提供する場面もあった。その他にシルバーバック内の関係では血気盛んな若いシルバーバックを諫めて落ち 着かせたりもしていた。雌に誘われて交尾をしようとすることがあるシルバーバックはリーダーに見つかるとお仕置きをされ怪我をしていることがある。そんなことがあってもその雄は群れを出ることもないし、リーダーが追い出すこともないから不思議。と言っても、研究所のDNA調査ではそのグループに生まれた赤ちゃんのおよそ15%はリーダー以外の雄の子供であるそうだ。ゴリラの世界にも「不倫関係」があるのですね~、やっぱり人間に近いのかな(笑)。Dsc00512

グループ同志が遭遇して争うことが頻繁になると雌たちは雄の多いグループに留まった方が安全性が高い(子供を守る)と判断するのかそのグループに落ち着くのではないかと考えられている。だから、必然的に雌が居座る群れを離れない為、若いシルバーバックも群れを出ていかないというわけだ。相乗効果で、近年はシルバーバックが数頭いる群れが増えてきているんだ!先生に言わせると、ゴリラたちは実にうまく与えられた環境に順応して生活していると感心しきり!本能だけではなく、今の現状に合った生き方ができる柔軟な頭を持っていることに私も驚きだ!こんなところも人間に近い証拠だろうか?

でもその群れを超えた群れがいた!リーダーの周りに雌と子供がいた。ちょっと離れた所にシルバーバックが他の雌といた。それを見つけたリーだーが近寄っていく。またお仕置きするのかと思ったら、なんとそのカップルの横にごろりと寝ころぶ。いつの間にか、リーダーの雌と子、雄と雌のカップルのそばにも子がやってきて、もうひしめき合ってみんなでゴロゴロ、グチャグチャになっている光景は素晴らしい。その時、リーダーが歯を見せて笑っていた。人間の笑い声とはかけ離れている声を出して。ゴリラは笑うんですって、時々。ますます人間そっくり!この群れはおそらく血縁関係のある家族だろうと先生は言う。親子2代の家族で暮らしているの?へ~、やっぱりゴリラは人間の先祖だ、本当に!!(゚ロ゚屮)屮

Dsc00514_2 最後に先生は26年前に観察をしていたグループ内にいた雄のタイタスに会いに行く。今回一度会いに行ったとき、タイタスは「あれ?どこかで会ったことがあるかな?誰だったけな?」というように先生をチラチラ見ては視線をそらし考えているようなしぐさをしていた。しかし、2度目に会ったときは目をそらさずにじーっと先生を見つめ、確かに思い出したかのようだった。人間同士のようにDsc00513_3 抱き合ったりはしないが、かなり接近してきて挨拶をしたし、何よりまたまた先生をジーっと見つめるあの黒い瞳。アイコンタクトで話をしているようだ。26年も経っていてチャンと記憶していることに感動、懐かしいという感情があることに見ているこちらに伝わって、涙・涙。こうして記事を書いていてもそのシーンを浮かべただけでまた涙がこみ上げている。

Dsc00515_2 そして、ゴリラ先生の山極教授が観察する時のゴリラに対する視線やゴリラを解説する時の話し方に心底「ゴリラ」をいとおしんでいるんだなぁと分かる。ゴリラに対する視線や言葉に愛情があふれだしている。そんな、先生の人柄もまた素敵。ましてや、今で言うイケ面、ダンディーだし、背も高いときている。ゴリラ先生のファンになってしまいました(*゚∀゚)=3ハァハァ!←写真はタイタスです!

今までゴリラっていうとゴツクて怖そうって印象だったが、Dsc00517_2 今回の放映でなんと可愛らしい動物なんだ!と感じ、ゴリラっていう動物が好きになった。動物園に行く機会ができればゴリラの観察をじっくりやってみたいと今思っている。

NHKがもし再々放送を流す機会があるようなら、是非見ていただきたいと思います。きっと、「ゴリラ」と「ゴリラ先生」のファンになると思いますよ!

*YOU TUBEかNHKオンデマンドで画像を見られないかしら?探してみますね!

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コメント

▽ちゃぐままさんへ
ちゃぐままさんも見ていたんですか!それなら、私の思いはわかっていただけたかしら?とにかく、私は動物がかわいそうな目にあっているといたたまれなくなるタイプの人間です。(我が家の拾いネコたちもそうですが・・・)この地域のゴリラたちの歴史も人間たちによってずいぶんと苦しめられ数を減らしたと聞いてかわいそうでなりません。なんの罪も無いのに・・・。でも、彼等はそんな中でもうまく対応して生き延びようという逞しさを持っているのですね。さらに記憶する力、思いだす能力に感動ものでした動物はこちらが愛情を注げば決して裏切らないってことも人間は学ばなければいけませんねヾ(_ _*)ハンセイ・・・

▽のらねぃさんへ
ゴリラ先生は現在54~55歳位だと思われます。
番組の中で確か28歳の時の現地の研究所で撮った写真を紹介していましたから・・・。先生はそこで2年間研究をされたそうです。

ねいさん、細かいこと言ってなんですが・・・・
かつて先生と交流のあったゴリラの名は「タイタス」だからね。「タイタス」になり替わり、覚えておいてね!コメント入れてくださってるのにうるさくてごめ~~んι(´Д`υ)アセアセ

この番組みませんでしたが、タムさんが細かく説明して下さったのでよかったです。 こういうは大好きです。ドキュメンタリー系がすきです。
先生は何歳なのか分かりませんが、26年も前に行かれたってその時はお幾つだったのでしょう?
だってここに載っている写真を見てもお若い感じのイケ面 ねぃさんもファンになっちゃいそうです。
それに「タイタイ」の目が本当に愛らしいですね

私も、立ったり座ったりして不完全ながら観ました。
ゴリラの生態と頭の良さに感心しました。
お仕置きなんかもう人間そのものですよね。

それにしてもこんなに詳しく記述されたタムさんにはもっと感心しました。あっぱれ!

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