下町散歩 谷根千③
「三崎坂」通りに出た。千代紙の専門店「いせ辰」を見つける。ガイドブックによると著名な絵師の作品や伝統柄の版権を都内で唯一持っている店なのだそうだ。記念に素敵な柄の千代紙でも購入しようと思ったが、実用できるハンカチにした。この辺りは住宅街でどの家もお花が絶えない。そして、車のとおりも少なく静かだ。歩いているのは、観光客ばかりかもしれない。ほどなく、次に目当ての「大名時計博物館」に着いた。
ガイドブックには、陶芸家・故上口愚朗氏が生涯をかけて集めた和時計の博物館とある。個人のお宅を博物館として利用したようだが、門と言い、うっそうとした庭と言い、建物もそう、横溝正史の作品に出てくるような怪しい洋館の雰囲気だ( ̄◆ ̄;)。
大名時計とは、江戸時代の大名お抱え時計師たちが作った時計で、それらが10台ほど並んでいた。ぜんまいより以前はおもりを使った時計で、やたら背の高い大きなものが多い。
突然大きな音が鳴り出してびっくり!!(゚ロ゚屮)屮。そこに展示している中で唯一動いている大時計が11時を知らせたのだ。それは、歌にもある「大きなのっぽの古時計」という感じのものだった。たぶん、こ
れは大名時計ではないと思うが・・・。
続いて、「根津神社」へ向かう。東京は意外と坂が多い町だ。その坂の途中にちょっと列が・・・。なんだろ?今はやりの猫カフェらしい。12時の開店を待つ人たちの列だった。私たちも入りたいが
、予定もあるので涙をのむ(u_u。)。
不忍通りを横切り、根津神社入り口の路地を入ると人が多くなってきた。両脇には臨時の露天も出てにぎやかだ。
根津神社のつつじ祭りも開催中とか・・・神社の入り口付近はけっこうな人波だ。
しかし、境内のつつじは盛りを過ぎていて満開を想像していたのに残念。その上、国の重要文化財に指定されている社殿は塗装工事で幕が張られている。それでも、参拝しようという人々で長い列が・・・。私たちは後ろから手を合わせるだけで済ました。
そろそろ、お昼時。ここらで昼食をとることにした。夫の提案で蕎麦屋を探す。神社や仏閣の近辺には必ず蕎麦屋があるものだというのだ。
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