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2009/11/30

沈まぬ太陽

先日、やっと映画「沈まぬ太陽」を観てきた。期待どうりの作品で、感動した。

山崎豊子さんの作品は、実在した人物の人生を土台に描く小説が基本だ。今回の作品も原作上、「国民航空」だが、現在の「「日本航空」の車内体質を描いた問題作だ。

2009年の現在も苦境にある日本航空。政府が介入して再建ができるのか?未だに問題の多い会社である。

これから記述することはあらすじで、ネタばれします。それでも読みたい方は続きを読んでいただけたらと思います!!

その前にこの作品のモデルになった方は<元日本航空社員 小倉寛太郎>氏です。この記事を書くにあたって、ネットで調べた際、彼が生前の1999年に(2002年10月没)、東大駒場祭に招かれ講演した際の内容が載っていました。東大の駒場祭をはじめて企画し、その委員長も務めたそうで、さらにその内容を読むと小倉氏の育った環境、親からの教え等がこのような負けじ魂を形成させたのだなーと良くわかります。読んでいてたいへんおもしろくまた説得力があります。この方に興味がある方は是非次のアドレスをクリックしてみてください!

「沈まぬ太陽」主人公のモデル 小倉寛太郎氏の講演(1999年駒場祭にて)

http://minseikomabahongo.web.fc2.com/kikaku/99ogura.html

主人公・恩地役の渡辺謙がやっぱりよかったな~。

「国民航空」の労組の委員長を務めた恩地は、多くの権利を勝ち取り長として活躍した。委員長を辞めた後、会社側から海外の遠隔地カラチに左遷される。2年後には本社に戻れるはずが、さらにテヘラン、そしてナイロビへと転勤。しかも、その会社の飛行機がまだ飛んでいない地へ。これは明らかに会社側からの嫌がらせで、彼を辞めさせようとしているのが見え見えの配置換えだ。家族からも辞めてしまえと言われるが、恩地は屈しない。

国民航空はほぼ国営航空状態だったから、縁故入社も多く、盛んだった労組の力もいくつかに分散し弱まっていった。なーなーでの温室体質が安全への意識を希薄にし、あちらこちらで起こる関連事故。国会で問題も取り上げられた。

10年後、やっと本社に戻れた恩地は窓際族にされていた。そんな折、ついにはあの飛行機事故では最悪の御巣鷹山への墜落事故が起こってしまう。その遺族係になる恩地だが、遺族には誠心誠意。心をこめて交渉にあたっていた。

しかし、おざなりの陳謝行脚に行く社長に、遺族は逆上するものも多く、政府は新しい社長を迎える。

その社長に抜擢されて、会長室部長になり、新しい社長とともに国民航空の改革を手掛けることになる。安全を第一に考え変わろうとしていた矢先、無駄に使われる金の追求を始めると、自分の実が危ないと感じた政府は自分で選んだ人事なのにその社長を辞めさせるのだ。何というご都合主義だろう。なんと理不尽だろう!そのため、会長室という部署は解散、恩地の職もなくなる。なんと、会社はまたまた恩地にアフリカ勤務を命じるのだ。ところが、今回の転勤を晴れ晴れとした気持ちで受け入れる主人公。どうして?10年もの長い転勤ですっかりアフリカや関係者とのつながりができ、以前のような悔しさばかりの赴任とは大きく違ったのだ。今なら喜んで赴任できると感じたからだ。

そして、アフリカのサバンナ大地で「沈まぬ太陽」を凝視する恩地。

どんな非情で理不尽なことをされても、絶対に屈服せず自分の信念を貫き通す姿に私たちはまた心新たにがんばろうと励まされるのだ。

山崎作品はいつも期待どうりの本当に裏切らない小説だと感心するばかりだ。

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コメント

▽ピーコさんへ
いつものことながら本当にご無沙汰してごめんなさい!

私はどうも根暗?かドラマやTVはシリアスなストーリーに惹かれてしまいます。
ドタバタやコメディータッチのものは苦手白けてしまうんです。落語や漫才なんかは許せるのに・・・
ふうちゃんとはそういう点では気が合いそうですね~(*゚▽゚)ノ
おまけに私が紹介したサイトをふうちゃんが喜んでくださり、それを紹介してくださったピーコさんへも感謝です!紹介した甲斐があったと、大変うれしく思います。ありがとう(・∀・)イイ!
これからもシリアスな社会派映画やドラマは取り上げるとは思います、きっと!ピーコさんにはあまり歓迎されないかもしれませんが・・・
(;;;´Д`)ゝ

ふーーーん成る程・・・・そういう話だったのですか。
とっても素晴らしい映画だとの評判は、聞いていたんですけど、何しろ私は、正直いますと、こういう話は苦手なものですからパスしていたのです。
ですけどね、この手の話大好きなふうちゃんは、早速映画館に出かけていって見てきましたのよ。それでもちろん、感激して、帰ってきました。
ですからね、こちらのサイトを見て、喜んじゃって、「そうか、モデルがいたのか」とまたしても、ネットで飛んで行っちゃいました・・・小倉さんのお話の方へ。
というわけで、とっても嬉しい情報だったみたいですよ。ありがとうございました。

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