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2010/10/15

世界が歓喜!全員救出完了

2010年10月13日~14日。 世界中が固唾を飲んで見守ったTVのチリ炭鉱作業員救出生中継。

私も朝からそわそわしていた。TVを点けっぱなしにして、家事をこなしながら聞き耳を立てて一人目の救出者の乗ったフェニックス号が地上に現れるのを待っていた。そんなわけで掃除は一向にはかどらなかったが・・・happy02

数日前に掘削していた穴が坑道に貫通したというニュースを聞いて感激したが、これからが最大の山場。地下700メートル近くから引き上げられるカプセルが何事もなく上がってこられるだろうか?凄く心配していた。

ニュース番組やワイドショーの中でカプセルには不測の事態に備えて酸素ボンベや緊急脱出口(カプセルが分断可能)があると聞いていてそれが頭に引っ掛かっていたからだ。

一人乗りの細いカプセルが狭い掘削穴の途中で止まってしまったら?とても不安に思っていた。劣悪な環境の中でおよそ70日を耐え抜いた作業員たちがあともう少しのところで助からなかったなら本当に悔しいだろう。生かせてあげたい、最後のこの引き上げ作業が成功して欲しいと心の底から願っていた。

救出を地下で手伝う救急隊員がまずそのカプセルに乗り込み地下に着いた映像を見た時はちょっとホッとした。どこかで引っ掛かるかも知れないという不安が少し解消された。それでもまだ安心はできない!

そして一人目が乗り込みカプセルが動き出し穴から見えなくなった後はひたすら祈っていた。およそ20分後。地上の出口穴にカプセルの上部が頭を出したときは大感激。世界中から拍手が起こっただろう!

フェニックスから出てきた一人目の作業員を見た時、思いもせず私の目にも涙が滲んだ。

良かった~~!父を待っていた幼い少年が父親に抱きつき、互いに抱擁。またまた涙があふれた。

その後も慎重に慎重に救出は進められゆっくりではあるが一人また一人と救い出されていった。

全員救出に2日間を要する予定が手際が良くなりどんどんピッチが上がりついに丸一日を要することもなく最後の救出者を無事に生還させた。

本当に嬉しい。良かった~!

なぜにあまり縁もなかったチリという遠い国の人々の救出をこれほど喜んでしまうのだろう?でも、私だけでなく日本中、世界中が同じ気持ちだろう!

同じ人間である、同じ命ある者同士である、まして長い間の困難を乗り越えて生き延びてきた人なのだから生きて帰らせたいという思いを抱かせられたからだろう。人類みな兄弟!誰かがかつて言った言葉を思い出した。

救出完了後は、メディアでは映画化や手記出版、インタビュー依頼の殺到またこれらに発生するギャラについて等の下世話な報道が主をなしているのがいやらしく、気に食わない。

助かった作業員の皆さんが家族とともにゆっくり休まれて、精神的ケアをされてまた仕事に復帰(炭鉱以外でも)出来るよう、社会で導いていって欲しいと思う。

また、この救出の迅速さ、技術の高さ(掘削や映像での伝達等)に驚かされた。チリの大統領がこの救出劇を政治に利用しているという批判があるが、とにかく迅速かつ全員救出させたことは事実である。大統領にも拍手を送りたい。

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