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2011年7月

2011/07/23

とってもおしい役者 原田芳雄

2011年7月19日に俳優の原田芳雄さんが逝去された。71歳、まだまだ早過ぎる年だ。

以前から存在感のある役者だと言われ、彼の出演した映画やドラマををじっくり見たわけでも無く一般的に言われていることを知っていただけで実感していなかった。

ここ2~3年で見たドラマ「白洲次郎」の吉田茂役、「不毛地帯」の大門社長役、最近まとめてBSで再放送された「ウォーカーズ 迷子の大人たち」(役名忘れた)を見た時に実力もさることながら、実に味のある俳優だな~、凄く色気のある男優さんだな~、またはお茶目な可愛いところもありそうな役者さんだな~ととても気になってファンになったばかりだった。

たった3本のドラマを見ただけで評するのはおこがましいかも知れないが、多少違いがわかるようになった年齢になったから気付いたのかも知れない。

とにかくとても素敵な役者でこれからの活躍も期待して彼の出る番組は是非観てみたいとファンになってから凄く思うようになっていた。

なにかのTVの中で体調を崩されていることを聞き知ったが、まさかこんなに早く亡くなってしまうほど悪くなってらしたとは知らなかった。本当に残念だ。

彼を慕う俳優、タレント等は大勢いて通夜から葬儀まで本当に多くの方が参列し彼の死を悲しんだ。私生活のことは全く存じないが、それも彼の演技を通してうなずける気がする。

原田芳雄さん、素敵な演技をありがとう!ご冥福をお祈りいたします(-人ー)

遺作の映画、「大鹿村騒動記」は見に行きますよ~。

そしておいおいあなたのお出になった映画もていきます。

天国でゆっくり休んでくださいサヨーナラー(_´Д`)ノ~~

おまえなしでは生きていけない 視聴感②

ずいぶんと間が空いてしまって恐縮だがキリが悪いので今頃最後の「夏目漱石編」の視聴の感想を書いてみる。

夏目漱石編

夏目漱石役を鶴見辰吾さんが演じていた。有名な漱石の写真に見る口髭を蓄えあの頃の着物姿を見たら実に雰囲気があっていた。

漱石はイギリス留学から帰国した後神経衰弱の精神病に陥っていた。そんな時に野良猫が迷い込んできた。妻は追っ払おうと何度もしたが漱石はいとも簡単に「家で飼えばいいじゃないか!」と言う。猫が好きでない妻はしぶしぶ飼うことにする。その猫は全身黒い黒猫だった。妻が懇意にしているあん摩師がその猫を見てこういった。「黒猫は珍しさから福猫だから大事にした方が良いですよ!」それを信じた妻は積極的に飼う決心をしその猫には毎回鰹節を削ってご飯にかけてあげるほどだし、もちろん漱石にも黒猫は福猫だと告げた。猫を飼うことからヒントを得て「吾輩は猫である」を書き発表するとそれが好評を得た。教員だった漱石は翌年には「坊ちゃん」を書く。これまた人気を博した。まさに例の野良猫は「福猫」だったのだ。

やがて教員を辞めて朝日新聞に入社し、職業作家として本格的に小説を書くようになる。「虞美人草」「三四郎」などを発表。その後、「門」「こころ」「それから」なども執筆。

今の早稲田大学構内辺りに大きな庭を持つ家に引っ越す。TVではその直後くらいに黒猫の具合が悪くなり始めた。そんな福猫を呼ぶ際に「ねこ~、ねこ~」と呼んでいたのは滑稽だ。まさに「吾輩は猫である」の冒頭に「吾輩は猫である。名前はまだ無い」とあるが実際そうだったのだ。猫好きの私としてはこの件は全く納得できないが・・・・。

現代のようなペットの病院が無かったから滋養のあるものを食べさせようとするも食べさせることもままならずやがてその黒猫は死んでしまう。猫は綺麗な箱に入れられ庭に埋め立派な墓石ならぬ墓木を建ててやって、そこに漱石自ら猫に送る俳句を書いてやった(その句は忘れました)。そして月命日には必ず墓の前に おかかご飯とシャケの切身一匹をお供えして・・・。

何十年前に「吾輩は猫である」を読んだ記憶がある。確か結構長い小説で途中で投げ出してしまった!あらためてまた「吾輩は猫である」を読んでみようと思う、最後まで。

今は先日書いたが、内田百閒の「ノラや」を読んでいるが案の定百閒がノラを思い出して涙を流すたびに私もこみ上げてくる・・・それでも最後まで頑張って読み続けよう!!

「猫」って私にとってもかけがえのない家族で可愛くていとおしくて今回紹介した芸術家たちと同じで、おまえなしでは生きていけないって存在であるのは間違いない。

2011/07/07

おまえなしでは生きていけない 視聴感

6月末に全記事で紹介した番組を見た。その感想

藤田嗣治編

この作品は見逃してしまった。というのも録画設定する時、TVに番組表を出してカーソルで送りその番組の上でクリックして予約するのだが、NHKは当日一時間前に「おまえなしでは生きていけない」の番宣の番組を組んでいたらしくそれを録画してしまってがっくり!予告編しか見られず・・・。

内田百閒編

内田は作家だが、名前は知っていても作品を読んだことはなかった。百閒役を石橋蓮司さんが好演。その当時の着物姿が様になっていた。ずいぶんと変わり者でがんこ・偏屈なそれでいてどこか憎めない人柄。大の小鳥好きで家に何十羽も飼っていた。(TVではメジロだった)そんな百閒の庭先へ野良猫が現れるようになり、内縁の妻に追い払うように言う。ところがある日その野良猫が庭にある大きな甕(雨水をためる?)に落ちたのをきっかけに内田の心がかわる。百閒は学生時代に読んだ「吾輩は猫である」に感銘を受け、後に夏目漱石に弟子入りしている。その「吾輩は猫である」の中で猫が甕に落ちる一節があるとか・・・。運命を感じたのか、嫌っていた野良猫に餌を与え始めるのだ。水の嫌いな猫への詫びだという。さらにある時、自分のおかずの干物を残した。妻が「おきに召しませんでしたか?」と尋ねると野良猫にやる分だと言う。妻が「それなら家でその猫を飼いましょう!」と言うことになる。

それからは、猫可愛がり。猫に木製の寝床を用意したり、風呂の蓋の上に寝てしまっている猫をおこせず「どうしよう?」と裸のまま思案したり・・・。わかるわかる、猫好きの私としてはそんな気持ち。百閒は言う。「猫は素っ気ないからいい。恩に切るなぞは人間社会だけでたくさん!」

その猫はノラと名付けたが、ある日突然いなくなる。百閒が「ノラや」という随筆集を出した翌日のことだと言う。百閒は寝ても覚めてもノラのことが心配でなんと14年も探し続けたという。猫探しのビラが残っている。その文章も百閒独特の言い回しで、賞金まで付けている。英文で書いたものも子供向けに手書きで優しく書いた物まである。14年も探し続けるなんて、百閒のノラに対する強い愛情、さぞかし辛かっただろうと思われる心情を思うと後半はもう涙。涙。私もグチャグチャになってしまった。フィクションなら最後の最後にノラが現れてめでたし、めでたしで終わりにしたいが・・・・。

この番組をきっかけに私は内田百閒の本を読んでみたいと思った。もちろん、まずはじめは随筆集「ノラや」だ。

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