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2011/08/23

向田邦子 暮しの愉しみ

向田さんを代表する作品「阿修羅のごとく」を探すため図書館内のPCで検索した際、その他の向田さんの書籍が案内された。

向田さんてどんな人?どんな女性だったのだろうと興味が出て、日常の向田さんを紹介するフォトエッセイ本を手に取ってみた。ふんだんの写真に楽しそうな向田さんの笑顔が満載。肩が凝らなさそうな本なので借りてみた。

手軽でおいしい手料理、食いしん坊ならではの器選び、こだわりの盛り付けに使用する食器、行きつけの店、猫好き、ブランドにこだわらないさりげないオシャレ、旅等

自分を主張し自分らしく生活する素敵な生き方が良くわかる。

もともと実家に住んでいた時、母親が炊事の手伝いをさせた。刻み物は邦子さんに任せられていて、勘のよい邦子さんはとことん努力し極める性分だった。腕を上げ、千六本を刻む包丁さばきはスピーディーで見事だったそうだ。(妹、和子さん談)

外食でおいしいものに出会うと作り方を聞き出し、自宅で早速作ってみる等は当たり前だったようだ。 

さらに、手際良く冷蔵庫の中の材料を使って作る簡単料理。好きな器に盛って食べたい!という思いから凝り始めた食器選び。極めるのが好きな向田さんはやがて骨董に惹かれていく。

その範囲は絵画、書と広がっていく。彼女の住むマンションの部屋にはそこかしことお気に入りの物が存在した。

また、着る物にもこだわる。仕事着は勝負服。書きものをしていて疲れのない形。よそゆ着以上にもとでをかけて作る。気にいったシャツは色違いで揃える。欲しい服が無ければ自分で作ったり(洋裁にもたけていた)、ここぞという時は友人のデザイナー(美智子様のデザイナー)に頼む等。

好きな猫は数匹飼っていた。そして、仕事の合間を縫っての旅。おもに海外に出かけていた。

人を誘って自宅でもてなすのが好きだったが、ついにおいしくて安くて女一人でも入れる和食の店を出してしまう。おかみは妹の和子さん。と言っても、時には邦子さん自身で腕をふるうこともあったという。

まさに向田邦子さんは衣食住を自分好みに楽しんで暮らしていらしたんだなあと羨ましく思う。

現実的には家庭を持つ一般的な主婦にはこのような暮らしかたは出来ない。

でもヒントはあるな~と思う。自分の身丈にあった範囲でのお気に入りの物を揃えたり、楽しんだりは可能だろう。そして、日々の小さな幸福を味わって過ごすことはできそうな気がする。 

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