災害ボランティア活動に参加してみて・・・
先月、初めてのボランティア活動の報告をした後に総括すると言っておきながらパソコンの故障と買い替え等もあり、まだ記事にしていなかった。
遅ればせながら私なりに考えてみた。
東日本大震災から1年半が過ぎた。あの膨大なガレキはほぼひとまとめにされていた。でも、沿岸付近はいまだに家の土台だけを残した殺風景な光景が続く。南三陸に関しては、埋もれた側溝の泥上げをまだしている。泥の中のガレキの分別もしている。しかも夏休みとは言え、ボランティアの数は何十人程度。これでは復興まではまだまだかかると思われた。
国や行政の取組が先決だが、既に国・地方レベルで取り掛かっている復興は山とあるだろうし小さい事柄は一般市民が訴えてもそう簡単に動くまい。(そんな対応は理想ではあるが・・・) だからここでは一般の市民レベルで考えてみた。
①常に被災地のことを忘れないこと。
②被災地に何らかの形で支援すること。
・被災地への義援金 ・被災地の農産物、海産物を購入する ・被災地への旅行
・被災地へのボランティア活動(体力に自信のある方)
③支援を継続すること。
一人一人はわずかなことしかできないが、一人一人が心がければ大きな力となるはずだ。そして一度で終わることなく絶えず続けていくこと。今はメディアでも報道はわずか。しかし、現地ではまだまだ支援が必要なことは確かだ。無理はしない、できる範囲で被災地の皆さんに喜んでもらうことが重要だと思う。
日本に住む限りどこで起こってもおかしくない大地震。私たちはいつ何時でも被災する可能性は高い。明日にでも被災地、被災者になるかも知れないのだ。そう考えたら、被災地や被災者の立場に立っていつでも支援することが必要だと思う。
偉そうにまとめてみたが私自身、地震発生直後に義援金を送ったきり(ノ_-。)。現地に行って現場を見て、改めて支援を継続しなければいけないと思わされた。
ボランティアという形も直接的で有意義に感ずるが、時間とお金、体力も必要だ。若い方がもっともっと参加してくれたらなと思う。私もせめてもう一回は参加してみたいとは思っているが、時間、お金、体力この三つの折り合いをつけるのが難しいところだ。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
コメントへの返信がたいへん遅くなったことをお詫びします。
▽浜辺の月さんへ
たった一度の震災ボランティア活動に参加したわけですが、やはり現地に行き現状を見るとヒシとそのすごさ、復興への困難が身に染みました。だからこそ行けない方々へ少しでも知っていただきたいとブログに書き込みました。そして理解していただければ幸いに思います。被災地のことを忘れないこと、心がけたいと思います。
▽トムジェリさんへ
お久しぶりです!体調はいかがですか?こうしてブログに書き込まれているということがお元気な証拠でしょうか?(笑)
被災地のことを忘れないってことが大事だと思います。何かの形でできる範囲で援助できるようにしたいし、皆さんにもちょっとこころがけていただけたらこの記事の価値があるのかな?と考えます。
ちょっと忙しい状態で記事の更新も皆さんのブログへの訪問もできない日々が続いています・・・(u_u。)
でも少しづつまたブログにかかわっていけたらと思っては?!います。
よろしくお願いいたします
投稿: タム | 2012/12/19 02:42
タムさん、ボランティアお疲れさまでした。
実際に現地に行くなんて、とても行動的で心優しい方だなと思って、ボランティア記事を読ませてもらいました。
地震・津波被害からもう1年9カ月。。
復興はまだまだですね。
寄付や義捐金。。ちゃんと困った方へ
届いているのでしょうか。
政府も、復興とは全く関係のないところへお金を使っていることを聞き、唖然としております。
タムさんの貴重な体験を記事にしてくださったおかげで、
改めて被災地のことを色々と
考えさせられました。
投稿: トムジェリ | 2012/12/09 19:53
こんばんは、タムさん。
ボランティア活動後のタムさんの総括を読んでみまして、本当にその通りだと思いました。
災害は震災、津波だけではありませんが、大雨、台風などの被害もありますが、忘れないようにすることは本当に大事ですね。
いつどうなるか、明日はわが身と言うのは、本当にそうだと思います。
今被災されている方々のご苦労に思いを馳せて出来ることを少しでも継続出来たらと、わたしも思いました。
タムさん貴重な経験と、大事なお話をブログアップして下さりありがとうございました。
投稿: 浜辺の月 | 2012/10/24 00:25