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猫屋敷化への物語⑤

我が家の庭に住み始めたチャツーは日に1~2度子供を置いてどこかに出かける。その間、子猫たちは子供同志でじゃれ合ったり、追いかけっこしたり木によじ登ったりと遊ぶ。遊びは日に日に活発になった。

子猫は3匹が茶トラで一匹がキジトラ風の猫。初日に連れられてきた2匹はそっくりで見分けが付かないのだが、二日目にやってきた子猫は一回り体が小さい上、茶トラのほうは尻尾がちょっと短く先が直角近くに曲がっているし顔も三角形顔で見分けがつく。キジトラ風の子猫はすごく可愛い顔をしている。この2匹にはあだ名をつけた。茶トラの方は「シッポナ」、もう一方は「ゴマ」。シッポナは特性猫じゃらしで遊ぶと食いつきの良い子猫。一方、ゴマは用心深く絶対に寄ってこない、むしろ人間を見かけたらすぐどこかに身を隠してしまう子猫だった。

問題は性別だ。里親の募集をかけるには♂か♀の表示が必要だ。これには苦労した動きの激しい子猫からは判断つきかねる。そこで昼寝中にそっと覗き込むのだが、なかなか判断できる場所(笑い)を見せて寝てくれない。何日もかかって茶トラ3匹は♂だとわかった。ゴマだけはいつもわからないまま。予想では4匹全部が同性ではないだろうということ!♀ではないかと想像していたが、そのとおりだった。って後に冷静に考えたら、白・黒・少~し茶色も入っていた毛色から三毛猫と同じで♀だと簡単に判断できたはず。ずいぶん苦労してわかったのに・・・(/ω\)ハズカシーィ!

チャツーのお出かけは、子猫がちょっと大きくなったのを見てか家族でのお出かけをするようになった。「出かけるわよ~!」と言ってるかのように子猫を呼び、家族でゾロゾロと庭を出ていく。まるで社会見学をさせるようにそれは毎日の日課になった。母猫ってすごいな~と思う。猫は馬鹿にできない!それにしても4匹もぞろぞろと連れて行くと思うと、私や家族にとってはとても心配になる。途中、交通事故に合わないかしら?置いてけぼりにならないかしらって。帰ってくるまでの時間はハラハラする時間となった。

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