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2013/07/10

猫屋敷化への物語⑧

それは忘れもしない2011年11月22日の夕方だった。立川談志師匠が亡くなった翌日のことだったので記憶していた。

インターフォンが鳴った。「お宅の猫ちゃんじゃないかしら?お宅の前で車に弾かれたみたいですよ!」 夕方いつも仲間同士でウォーキングをしている女の方がとおりがかりに見つけて教えてくださった。

「えーーっ!!」 すぐにその場へ行くと茶トラの猫が横たわっていた。まさに我が家の庭の目の前だった。さいわい血が出ている様子はない。しかし、グタッとして何の反応もない。

「起きて~~っ!目を開けて~~っ!」 気絶しているだけでてほしいと願ったが・・・・・・

それはチャツーの子供の一匹だった。その時、チャツーもその他の子供たちも庭にはいなかった。 じっとその体を観察するも息をしていない。お腹がふくまらない。やはり、その子は死んでいた・・・   抱き上げると体は生きてる猫を抱いた時のように暖かい。事故にあってまだ時間が経っていなかったのだ。あれほど捕まえたくても捕まらなかった子猫はこんな形で私の手に抱かれていた。こんなに触れたのは最初で最後になるとは・・・皮肉

名もなき子猫を抱えて涙がポロポロとあふれた。はやくなんとかしてあげれたら死ななかったかも・・・・。そう思うと本当にかわいそうでならなかった。救いは血も流れず苦しまないで天国に行けたことだ。

その子猫は意外と大きかった。ほぼ生後4か月(誕生日はわかっていたから)。成長期だった。とりあえず段ボールにおさめた。ひょっとして目を覚ますかも??そんな願いもあった。

家族にも見せ、チャツーにも見せ(何の反応も示さず残念)、翌朝、タオルに包んで我が家の庭に埋めてあげた。この時には体は冷たく硬かった。そして庭の花をお供えして・・・・。名がないので「○○の墓」という札も立てずに・・・

安らかに眠れ、子猫ちゃん。

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コメント

▽浜辺の月さんへ
長い長い話にお付き合いありがとうございます。本当にこの子猫は可愛そうなことしたと思っております。
運命だったのかなとあきらめをつけるしかありませんでした。

その名もなき子猫ちゃん残念でしたね。
冥福を祈ります。

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