猫屋敷化への物語⑪
この物語は⑩で完結かと思われたかもしれない。しかし、まだ続きがあるのです(´Д`;≡;´Д`)アワアワ
チャツーの避妊手術は無事に済み、それをきっかけに我が家の猫になるからには室内飼いにすることに決めた。そのため、野良として自由気ままに戸外生活をしていたチャツーは予想していたが「お外、お外」のコールがしばしかかる。つらいがそこはじっと我慢し続けた。途中、その鳴き声にほだされそうになりながらも・・・・一か月もすると猫の方もあきらめたか鳴くことがなくなってきてやれやれだった。子猫のフク(福)は兄弟のシッポナとよく遊ぶようになるもやはり人間不信。近づくものならばすぐ家具等のかげに隠れて出てこない。それでもなんとか捕まえてキャリーケースに入れ、シッポナと一緒に我が家の猫たちがお世話になっている獣医に予防接種をしていただく。フクは診療台に足裏からの冷や汗をベタベタとつけるほど・・・恐怖だったらしい。家に連れ帰ると一目散にシッポナ(この子も真は臆病)ともども影に隠れ半日は姿を現さなかった。
そんなこんなで我が家の猫数7匹。以前からいた4匹対新しい3匹。お互いにフーと怒ったり猫パンチを食らわせたりしながらも時がしだいに解決させてくれた。仲良しになるわけではないがそこにいる存在を認め始め、すれ違ってもなんでもないように素通りするようになる。ここまでくれば安心。人間が留守にした際のいざこざもなくなるだろう!
チャツー一家が我が家に入って半年以上が過ぎ夏がやってきた。その安定の隙をついて一匹のはたまた茶トラ猫が我が家の庭に登場。忘れもしない学生たちの夏休み初日に(2012・7・20)現れた。すご~~く人懐こい猫だった。サッシを開けた隙に我が家に上り込んだのだ。あまりにも突然だったこともあり我が家の猫たちは威嚇するのを忘れ、ぽか~~ん。
他の猫を見ても何も動じない大胆な雄猫。ほんとその度胸はすごすぎ!というか、まだ場の雰囲気を読めない子供猫かもしれない。体つきは細身で、シッポナ」とフクよりちょっと小さいくらい?この子は毎日我が家に通ってくるようになった。夫は調子のいいことに「飼っちゃえば」だって!もう完全に麻痺している我が家の家族。
あまりの人懐こさにこの子も引き取ることとなる。ノミ駆除のためと汚れを取るため早速シャンプーしてあげた。これがまた嫌がるでもなく抵抗しないのだ。これにも驚いた!しかし、難点はあり我が家の猫たちを追いかけまわす癖があった。以前の猫たちにとっては厄介な奴がやってきたと思っただろう。
その子(ホントに精神は子供っぽい!)は♂。夏にやってきたので「ナッチ」となずけた。それからもう一点、よく鳴く猫で声も大きい。そのうるささに耐えられず、チャツーの時とは違って人間が耐えられなく、お外も自由に出させるという飼い方。他の猫からしたら、ますます「なんでアイツだけ?」というブーイングが聞こえてきそうな気がした。これがまたチャンと我が家に帰ってきて「入れて~」と鳴くんだ!どこかに行ってしまうことなく・・・・。今思えば、チャツーの子で交通事故でなくなった猫の身代わりとしてやってきたのかもしれない。
こうして我が家は合計、8匹の猫のいる屋敷となる。人が歩けば棒、いや猫にあたる
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