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2013/10/30

会津・磐梯の旅 2日目 後編

五色沼を後に急いで磐梯山の登山口である「八方台登山口」へ。登山者用駐車場はほぼいっぱいだった。登山用靴下、トレッキングシューズに履き替えいざ出発。時計を見たら、なんと11時半近く。五色沼で相当時間を費やしてしまった。

磐梯山登山 標高1819m

私たちの選んだ「八方台登山口」(登山口から山頂までの標高差は670mは磐梯山への登山口ではもっとも利用される口だそうだ。山のガイドブックによると頂上まで2時間余りで着けるとある。

始めは傾度も緩やかで整備された比較的広い登山道。周りは若いブナの木が立ち並ぶ。鼻歌交じりに楽しんでいた。登山開始から30分程でちょっと開けたとこに出た。

中の湯

089硫黄の匂いが鼻を衝く。かつてはこの場に温泉施設があったそうな・・・確かに廃屋が建っていた。その前に小さな浅そうな池がありなにやらぶくぶくと泡が出ていた。ここについて初めて写真を撮ったとき、空、雲がきれいだったことに気付いた。 

090さあ、ここからが本格的な登山となる。このあたり、湿地帯で少々木道が続く。

りんどう?が咲いていた。

093野生で見るりんどうは初めてだから感動ものだ。登山しているんだなぁという実感もあらためて湧いた。

ここから先は本格的な山道。ほんのちょっとで息が上がるし、天気がよく気温も上がって汗もダクダクと流れてきた。私は顔に汗をかきやすいタイプのため汗を拭く手間も面倒だった。

予定より大幅に遅れているのに初めての個人での登山なので感激しまくり、ちょっと素敵な景色が見えるものなら立ち止まって写真ばかりを取り続けるのでさらに時間をロスしていた。その時は夢中で遅れのことをすっかり忘れていた。

094095096097

この後本当に辛くなる。斜度は結構あるしそれが長~いcrying

道幅も狭い。岩場が続くと特にしんどい。段差が半端でないからよいしょと自分の体を上まで引き上げるのが大変。その一歩で相当に疲労してしまう。それが永遠に続くと思われるとさらに嫌気がさしてしまう。それでもその一歩を積み上げていかないと終われない。いやでも前に進むしかない!登る人はほとんどいない。下山者とよくすれ違った。

098099やっと比較的平らな場所に出て、山頂が見えた。山の地図によると「お花畑」のようだ。ここらは紅葉が始まっていた。もう少し頑張れば、「弘法清水」という清水が湧き、売店もある場所があるはずだ。その場で昼食をとることにしているが・・・

夫はお腹がすいているらしくここからさっさと歩いて行ってしまい写真を撮る私を置いてけぼり・・・腹が減ると気が短くなるのはいつものこと。ほどなくその「弘法清水」に到着した。時刻は午後1時半近く。大体八合目辺りにあたるのだが、この地点では数名が昼食か休憩を取っていた。

056昼食は途中のコンビニで手に入れたが、登山の昼食時にやってみたかったこと!それはお湯を沸かしコーヒーを入れて飲むことだ。バーナー、コッヘル(鍋)、マグカップを用意し、<モンカフェ>を利用してドリップする。カップラーメンを食べたので持参の水が不足し、ここの清水を足した。清水というが、塩ビ管でひいていて湧き出し口はわからなかったが、その生水はおいしかった。それで入れたコーヒーは地上で飲むよりさらにひときわおいしく感じた。ここの売店で「磐梯山」のピンバッチも手に入れた。これも目的。挑戦した(制覇)山のピンバッチもゆくゆく手に入れて行くつもり。

PM2:10、さああとひと踏ん張り。頂上目指して再び歩く。あと30分程だと聞いた。しかし、最後も楽をさせてくれない磐梯山!!weep岩登りが続き傾斜も相変わらずきつい。あと少しと思うからまだ頑張れたんだと思う。

PM2:40、山頂に到着。やったー~~\(^o^)/。天気も良くて360度全てよく見渡せた。さすがに頂上。下から吹き上げる風が強い。

1031枚目、ケルンの向こう側は「猪苗代湖」。

1042枚目は裏磐梯の「檜原湖」

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3枚目は磐梯山の三角点。映画「点の記」を思い出す。

頂上では夫が三脚を出し記念の2ショットも撮った。その頃には他の登山者(2~3名)も下山して私たち二人となっていた。

急いで下山しなくては・・・。下山開始、2:50。山のガイドブックを読むと日が短くなるころは午後3時までに下山完了しろと書かれている。頂上にいてその時刻だ(u_u。)。

下山も同じルートを利用する。先ほどの「弘法清水」に戻った時、来るときに気付いた「鐘」(登山客が昼食時に鳴らしていた)を見つけ私が数回慣らした。すると、売店から店主が飛び出てきて、一言!「まだ、山頂に登山者はいましたか?」 私たちにこんな時間にまだいたのか?という様に聞こえた。「私たちが最後の下山者です。」と言うと、彼は店に戻っていった。売店の人も本日、下山するのか?それとも、交代の人が来るのを待って下山するのか?自分たちのことは棚にあげて心配してしまった( ´艸`)プププ

下山は下山で行きよりはペースが早いが、やはり膝に負担はかかる。富士山の件があるので夫が心配。案の定、後半からペースが落ち始めた。どうも筋力が劣るらしい。「そろそろ馬を呼んでくれ!」なんて自虐の冗談を飛ばしたりした。ホント、冗談でなく自力でおりてくれないと・・・。当然ながら、下山中には誰とも遭遇することは無かった。西の空もなんとなく夕方の雰囲気を醸し出し始めた。

059やっと登山口に帰ってきた。時刻は午後5時を回っていた。結局、夫のペースもあり、下山にも2時間を要してしまった。なんとか、暗くなる前に下山できたが、一番の反省点は登山をするときは朝の早いうちに登山を開始しなくてはいけないと痛感した。登山のガイドブックに載る要する時間は休憩やロスタイムを抜いた時間であるためその時間を鵜呑みにしてはいけないことを学んだ。

061写真はマイカーの一台しか停まっていない八方台口駐車場。

今夜の宿は「芦の牧温泉」。チェックインがだいぶ遅くなると電話して了解を得た。宿に着くころまでにすっかり暗くなってしまった。

2013/10/26

会津・磐梯の旅 2日目

昨夜は今日の登山が待ち遠しくて興奮気味。疲れているのになかなか寝付けなかった。

今朝起きて窓のカーテンを開けるとこんな雲が・・・・(森の向こうは猪苗代湖) 湖のすぐ上に雨雲?が低く垂れこめていた。

056千葉ではあまり見たことのない雲の様子。雄大さにびっくり。向こうは青空が見えるが、朝焼けは天気が下り坂のしるしと聞いている。磐梯山の登山終了まで天気大丈夫かしら?

その心配はうそのように陽が上がるに連れ空が明るくなり好天気となった。

まずは「五色沼」を目指しホテルを出発。9時前だったせいか、観光客はまだほとんど来ておらず駐車場はガラガラだった。

五色沼は以前、一番始めの「毘沙門沼」しか見たことがなかったので今回は歩いてその他の沼も見てみたいと散策に出た。

毘沙門沼

065一番大きい沼。天気は良好になり「磐梯山」もばっちり見えた。

068散策路順に各沼を写真に収めたが、どれがどの沼かはっきりわからなくなってしまったι(´Д`υ)アセアセ

赤沼(水面付近の水草が酸化して赤茶けている

みどろ沼、弁天沼、るり沼、

五色沼散策路の様子075

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088

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小一時間位の予定がついついもうひとつ先の沼までと足を延ばし、写真撮影もするため予定より大幅に滞在時間が長くなってしまったshock

急いで磐梯山の登山口に向かわなくては・・・runrunrun

2013/10/17

会津・磐梯の旅 1日目 後編

新島八重(旧姓 山本八重)生誕地を後にして鶴ヶ城内の駐車場に向かう際、一世を風靡したスーパーカーの「ランボルギーニ」の集団が連なって走る姿を見た。個性の強いデザイン、鮮やかないろいろなカラーの車が次々と前を横切るのは圧巻だった。(台数約10~20位)。持ち主たちのツーリングかしら?運転手たちの世代を知りたかったがわからなかった。

昼をだいぶ過ぎていた。昼食を取ろうとガイドブックに書かれていた日本そば店へ向かう。今回本当にカーナビが大活躍。便利な時代となったとつくづく感じた。

028restaurant桐谷権現亭 

午後1時をとっくに回っていたのに店内はそこそこ混んでいた。観光客に人気メニューという三種のそばを盛った「そば三昧」を注文後、天ぷらも食べたいということで後から変更して「天ぷら三昧」に。結構なお値段なのだが、観光でやってくるとついつい財布のひもも緩んでしまうのだ。

会津は意外とそばの産地なのだとか?現地で採れた三種類のそば、右から「会津のかおり・飯豊権現そば・会津頑固そば」だそうだ。天ぷらの中の細長い「朝鮮人参」はまた会津の特産品だとか!日本でも作られているとは知らなかった。『天ぷらは「山塩」でもご賞味してみてください。』とテーブル上の調味料の塩をすすめられた。「山塩」という塩も会津地方のものだという。こちらの店は地産地消にこだわる店だった。ランチは食べすぎるくらいの満腹となった。

029続いて、白虎隊が自決したとされる「飯盛山」へ

飯盛山

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車を止めて向かうといきなり何十段も続く階段が目に飛びこんできた!「ぎぇ~wobbly!!」。

気を取り直して登り始めると、脇に電動のスロープがあった。ただし、有料。happy02

明日の準備訓練と思い頑張って登り切った。

白虎隊の面々が並んで埋葬された墓に線香を手向けた。辺りは皆が次々に線香をあげるためもうもうと煙っていた。 私が小学生くらいの頃か?父は詩吟が好きだったようでレコードでよく聞いた「白虎隊」。今でも出だしのメロディーや歌詞を覚えている。そんな光景を懐かしく思い出した。

実はこちらに観光にやってきたのには、もう一つ行ってみたい箇所があったのだ。それは国の指定重要文化財とされている「さざえ堂」。

034外観が貝のさざえの様な形からそう呼ばれている。
世界に類を見ない建築物で、堂内に入ると上り下りするためのらせん階段があり、参拝者は一度も対向する他の人に出会うことなく、また一度も同じ道を通ることなく、一方通行で堂内を参ることができるという世界的にも珍しい建物でそうだ。

037拝観は有料。歩くと少しぎしぎしという音がしてこころもとない。さすが200年以上前から建っているお堂。よくも現在も拝観できるように保たれていることに驚き、その努力に感謝・感激した。

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この後、武家屋敷に向かう予定を立てていたが時間も押していたし、明日、登山というメイイベントがあるためカットした。

その代り、ちょっと雰囲気のあるカフェでコーヒーを飲んでいこうと野口英世青春どおりを目指す。

cafe 会津壱番館

かつて野口英世が幼少時に大やけどをおった際、手術を受けた旧会陽医院の建物を改造して一階が喫茶店となっている。野口はその後、医師になるのを目指し、この医院で書生をして医学に励んだそうだ。2階はその博物館となっているとのこと。でも、ごめんなんしょgawk見学はパスしてすぐティータイム。煉瓦の建物で外観が素敵だった。

046私はケーキセット(酒粕プリンとコーヒーを注文)を頂いた。ほんのりお酒の香りがして甘めのプリン。歩き疲れた体に浸透、おいしかった。そうそう、コーヒーのマグカップのロゴ、かわいい~。野口英世の顔をイラストにして載せていておしゃれで素敵でしょ?お土産用にマグカップも売ってました。

044ここのレジスターもノスタルジックな骨董品。現役でしたよ!会計時に「野口英世」の千円札で払うのもちょっと面白い体験だった。

さあ、今夜の宿に向かうとしましょう(* ̄0 ̄)ノ

2013/10/15

会津・磐梯の旅 1日目

八街を早朝6時近くに出発。その日は日曜日ということで埼玉県川口市にある東北自動車道までは順調に進む。7時半頃に東北道に入った。車の数は増えたが渋滞もなく走れた。

東北道から福島・郡山ジャンクションで磐越道に左折。ここから会津若松インターチェンジへは大体30キロ程。しばらく走れば、地図上では左側に大きな猪苗代湖があるはずだが、植栽等ではっきりとは見られず残念。一方、反対側は磐梯山をはじめ連なる山々が見え始め旅気分も盛り上がってきた。

会津磐梯インターチェンジは東北道内でのトイレ休憩を含めて10時20分に到着。会津若松市はまさに周りを山に囲まれた盆地だとよくわかった。また市内を外れれば周りは広大な水田地帯。ちょうどお米の刈取り時期でモミがらを燃やす煙があちこちから上がっているのが磐越道からよく見えた。

市街地に入ってまず驚いたのは信号機。観光地の信号機で落ち着いた茶系の色の物は以前に見たことはあったが、会津若松市内の中心地辺りはその色だけでなく縦向きに立っていること。上から赤・黄・青(緑)の順だった。

会津に来たらまずは「鶴ヶ城」でしょ?というわけでナビで案内してもらう。

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鶴ヶ城

今年の大河ドラマ「八重の桜」から観光客が詰めかけ混んでいるかもしれないがここは外せない場所。当初は道路も渋滞になり交通規制もかかったと噂されていたが、ドラマも現在は京都に話が移ったせいか?!想像ほどは混んでいなかったのは助かる。城内は会津の歴史博物館となっていた。ドラマに登場した人物や戦争時に使用した武器の展示もされていて普段よりも興味深く拝観できた。天守閣はもちろん展望台。バチバチと記念の写真を撮った。

014←は明日、登山予定の「磐梯山」。ひときわ高くそびえて見え、山頂まで登り切れるかちょっと不安になったcoldsweats02

出口までの通路は土産物の売店の真ん中を通るように作られているのには苦笑い(´,_ゝ`)プッ 商魂逞しい。そう思ってもつい手が伸びて・・・ 会津地方では有名な格言(八重も口に出してましたね!)「♥ならぬものはならぬ♥」と横書きされたTシャツを購入してしまった(ノ∀`) アチャー

続いて「覚馬・八重生誕地」へ。意外と城のすぐ近くに住んでいた。

鶴ヶ城から徒歩7分。地図をよく見ないと見落としそうな住宅地内に建つ記念の石碑。訪れる人もほとんどいない。しかも現在住まれている方のいるお家の門のすぐ脇にあった。

027石碑の後半の短歌は戊申戦争に敗れ、会津城を明日引き渡す前夜に八重が無念を込めた歌である。

「明日の夜は何国の誰かながむらん なれし御城に残す月かげ」

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←写真上を「クリック」してください!拡大されなんとか?字が読めますbearing

2013/10/13

会津・磐梯への旅

東日本大震災から2年7か月が経った。それでも被災地の復興にはまだまだ時間がかかる。

少しでも力になればと昨年の夏には南三陸町でたった1泊2日だったがボランティアをした。今年は?被災地に観光旅行に出かけるという形で応援に行こうと決めた。

特に三重苦に苦しまれている「福島県」。そちらに出向くことにした。

9月29日~10月1日、会津・磐梯の旅にマイカーで行ってきた。

9月29日 会津若松市内観光

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9月30日 五色沼散策 磐梯山登山

10月1日 塔のへつり 大内宿 喜多方

予報に反して天気もよく楽しい旅となった。

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