会津・磐梯の旅 1日目 後編
新島八重(旧姓 山本八重)生誕地を後にして鶴ヶ城内の駐車場に向かう際、一世を風靡したスーパーカーの「ランボルギーニ」の集団が連なって走る姿を見た。個性の強いデザイン、鮮やかないろいろなカラーの車が次々と前を横切るのは圧巻だった。(台数約10~20位)。持ち主たちのツーリングかしら?運転手たちの世代を知りたかったがわからなかった。
昼をだいぶ過ぎていた。昼食を取ろうとガイドブックに書かれていた日本そば店へ向かう。今回本当にカーナビが大活躍。便利な時代となったとつくづく感じた。
午後1時をとっくに回っていたのに店内はそこそこ混んでいた。観光客に人気メニューという三種のそばを盛った「そば三昧」を注文後、天ぷらも食べたいということで後から変更して「天ぷら三昧」に。結構なお値段なのだが、観光でやってくるとついつい財布のひもも緩んでしまうのだ。
会津は意外とそばの産地なのだとか?現地で採れた三種類のそば、右から「会津のかおり・飯豊権現そば・会津頑固そば」だそうだ。天ぷらの中の細長い「朝鮮人参」はまた会津の特産品だとか!日本でも作られているとは知らなかった。『天ぷらは「山塩」でもご賞味してみてください。』とテーブル上の調味料の塩をすすめられた。「山塩」という塩も会津地方のものだという。こちらの店は地産地消にこだわる店だった。ランチは食べすぎるくらいの満腹となった。
飯盛山
車を止めて向かうといきなり何十段も続く階段が目に飛びこんできた!「ぎぇ~!!」。
気を取り直して登り始めると、脇に電動のスロープがあった。ただし、有料。
明日の準備訓練と思い頑張って登り切った。
白虎隊の面々が並んで埋葬された墓に線香を手向けた。辺りは皆が次々に線香をあげるためもうもうと煙っていた。 私が小学生くらいの頃か?父は詩吟が好きだったようでレコードでよく聞いた「白虎隊」。今でも出だしのメロディーや歌詞を覚えている。そんな光景を懐かしく思い出した。
実はこちらに観光にやってきたのには、もう一つ行ってみたい箇所があったのだ。それは国の指定重要文化財とされている「さざえ堂」。
外観が貝のさざえの様な形からそう呼ばれている。
世界に類を見ない建築物で、堂内に入ると上り下りするためのらせん階段があり、参拝者は一度も対向する他の人に出会うことなく、また一度も同じ道を通ることなく、一方通行で堂内を参ることができるという世界的にも珍しい建物でそうだ。
拝観は有料。歩くと少しぎしぎしという音がしてこころもとない。さすが200年以上前から建っているお堂。よくも現在も拝観できるように保たれていることに驚き、その努力に感謝・感激した。
この後、武家屋敷に向かう予定を立てていたが時間も押していたし、明日、登山というメイイベントがあるためカットした。
その代り、ちょっと雰囲気のあるカフェでコーヒーを飲んでいこうと野口英世青春どおりを目指す。
会津壱番館
かつて野口英世が幼少時に大やけどをおった際、手術を受けた旧会陽医院の建物を改造して一階が喫茶店となっている。野口はその後、医師になるのを目指し、この医院で書生をして医学に励んだそうだ。2階はその博物館となっているとのこと。でも、ごめんなんしょ見学はパスしてすぐティータイム。煉瓦の建物で外観が素敵だった。
私はケーキセット(酒粕プリンとコーヒーを注文)を頂いた。ほんのりお酒の香りがして甘めのプリン。歩き疲れた体に浸透、おいしかった。そうそう、コーヒーのマグカップのロゴ、かわいい~。野口英世の顔をイラストにして載せていておしゃれで素敵でしょ?お土産用にマグカップも売ってました。
ここのレジスターもノスタルジックな骨董品。現役でしたよ!会計時に「野口英世」の千円札で払うのもちょっと面白い体験だった。
さあ、今夜の宿に向かうとしましょう(* ̄0 ̄)ノ
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