今年最後の紅葉狩り 養老渓谷
千葉県は例年12月上旬まで紅葉を楽しめる。我が家も最後の紅葉をめでようとドライブとウォーキングを兼ねて養老渓谷に出かけてみた。
「養老渓谷」は千葉県のほぼ中央に位置し紅葉スポットで有名だ。早めに出たので9時半には到着。県内のドライブは疲れず助かる。脳裏には2週間程前の悪夢の関越道渋滞が残っているからだ。散策路は3コースあり、「大福山・梅が瀬コース」を選択。数年前に続けて2年養老渓谷を訪れブログ記事に取り上げた。その時にも選んだコースだ。変化に富み距離もそこそこあり楽しかったのでまた歩くことにした。
駐車場で詳しいマップをもらい出発。はじめに大福山を目指す。舗装路をひたすら登る。途中のモミジ谷といところではまだきれいな紅葉が見られうれしい!
30分くらい歩いただろうか?大福山に着いた。ここは標高292m。展望台から眺めるもちょっと迫力に欠けるのは否めない。まあ、千葉県一の山も402mだというから仕方がないか!
次は「日高邸跡」を目指す。ここからはちょっとした登山の様な尾根コースを歩く。途中にもきれいな紅葉を見られた。
日高邸跡というのはかつて九州高鍋藩出身の教育者、日高誠実隠棲の地跡だとある。明治にこの地に移り住み書堂を開校し近隣の生徒を指導した人。以前来たときは見事な落ち葉の絨毯に感動したが、今回はちょっと遅かったか?落ち葉の色が褪せていた。そんな時上の方で「キ~ッ!」という声が・・・それから何度も声が聞こえる。どうやら猿の喧嘩のようで1匹が追われているようだ。あちこちの枝や葉が揺れるのだが常緑樹に覆われていて姿は見られず。それだけでも相当に山深い地にいるのだと感じた。
そのあと、梅が瀬渓谷沿いを歩く。川幅は狭く急な流れもない浅瀬が続き、遊歩道はその川を左右に渡りながら(川中の石の上を渡る)作られていてちょっとしたスリルがある。川の両側には高さが相当にある崖、梅が瀬層という浸食断層がありそこにも見事な紅葉が・・・。
バックの青い空とマッチしていっそう素敵に見えた。
この渓谷は3キロ位ありけっこう歩いた。駐車場に戻るとお昼近く。次に移動して昼を取るには場所の確保が定かでないので急きょ駐車場で昼食を取った。マイカーの影に隠れるようにしてシートを引きおにぎりをほおばりお決まりのコーヒーも入れて飲んだ。
今日の楽しみのひとつは養老渓谷の温泉。温泉旅館もいくつかあるので日帰り温泉に入っていくことだ。そばには有名な「粟又の滝」があるのでちょっと見学後、温泉に行くことにした。「粟又の滝」付近は想像以上に人出がありびっくり。滝の写真を撮るつもりが車にカメラを置いて来てしまって失敗。仕方なく携帯のカメラに収めた。そしていよいよ日帰り温泉へ。
「ごりやくの湯」(クリックしてみて!)という日帰り温泉専用の施設だった。ここも観光バスも乗り入れるほどのにぎわい。スーパー銭湯のようないくつかの種類があるわけではないが、高台にあるため露天風呂からの景色が素晴らしいロケーションで良かった。
明るいうちに帰路につけたし、順調に日が暮れる前に帰宅できた。今年の最後のお出かけは有意義で楽しいものとなった。
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コメント
▽浜辺の月さんへ
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
月さんのコメントで何度もブログを続けていこうと思ったことでしょう!
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私は自分でもわかっているのですが、文章が長すぎる!!ですから忙しい月さんのような方には無理をせず、全部読んでいただかなくてもちょっとだけ見ていただければそれだけでうれしんです。
できる範囲で読んでみてくださいね。
私も月さんのブログへは集中的に読むときとまったく訪問できない時があります。
無理せず、負担の無いようにお互い続けていけたらよいと思っています。
投稿: タム | 2014/01/04 23:48
今年もよろしくお願いします
紅葉狩り、綺麗な紅葉が見られてよかったですね。
まだ今年後半のタムさんの記事を全部拝読していませんが、
また伺って拝読したいと思います。
投稿: 浜辺の月 | 2014/01/01 01:18