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2014/11/14

本澤温泉 続き

二日目

本澤温泉の山小屋の内風呂は野天風呂「雲上の湯」とは泉質が違っていて透明だった。内湯とは言え山小屋の内風呂。環境への配慮だと思うが、シャワーも石鹸もなし。入るとちょっと熱めだった。

その内風呂へは前夜、食事前に入ったが、早起きして朝風呂にも入りたいと思った。しかし強者がいらした!!!(゚ロ゚屮)屮 起きて入浴への準備をしているときに部屋の奥の方でのおしゃべりが聞こえた。「三時半に起きてお風呂入ってきたよ~!」って。それって朝風呂なのかな?(苦笑) 夕べからの噂で暗いうちの朝風呂では灯りが付かないからヘッドランプを持っていかないとだめだよと。想像してしまった!何人かが真夜中、頭にヘッドランプを装着してお風呂に入っている姿を!( ´艸`)プププ

お隣さんは入らないと言うので5時過ぎ一人で風呂へ向かう。トタン屋根に当たる雨の音が・・・。やはり今日は雨か・・・。外はまだ薄暗い。灯りの無いのを想像してヘッドランプも持ってきたが、脱衣室の電気が付いていた。ラッキー!ところが誰か先客があるかと思ったら誰もいない。なんと私が出るまでの間誰一人として来ず。風呂場の窓をそっと開けてみた。雨は本降りだった。

018早めの6時の朝食を終え、7時に山小屋前に集合。雨でもキチンと準備運動はして、山小屋の前で集合写真を撮ってから出発。私にとっては雨の中の山歩きははじめてだが、幸い弱い雨に変わっていた。本日のルートは昨日のルートを少し戻って左に折れ、しらびそ小屋前経由で前日バスを降りた「ひめこ湯」の山小屋?まで下りていく。

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この日のルートは岩や倒木に生えた苔が美しい。山全体に水分が多いのか、自然にしみだして川のように流れている箇所や途中、湿地帯と思わしき場所もあった。

この日のペースはまたもや相当にスローペースだ。やっとしらびそ小屋に着いた。この小屋の脇には「みどり池」がありちょっと靄がかかって幻想的だった。

そこからまた長かった。その道中、前後の方の山の話のおしゃべりを聞いていて(聞こえてくるのを聞いていたのだが・・・)面白かった。皆さん、登山歴は長いので、あらゆる山を登っていていろんなハプニングを経験していた。最後は、歌の好きな方かな?「やっぱり演歌よね~」と言う感じで好きな歌を歌いだすと周りの方も歌いだす。私は演歌に詳しくないので知らない歌もあるが・・・。

そうこうしている間に目的地「ひめこ湯」に到着した。予定時間よりはるかに遅れ午後1時近く。ここでは昼食をとる。朝が早かったのでお腹も相当にすいている。その前に入浴を済ませることに。ここのお風呂は非常にあつ~~いヾ(.;.;゚Д゚)ノ 浸かるまではそろりそり・・・。入ってからも静かにしていないと・・・。それでも、しばらく我慢してると慣れてくる。そのうち、足の指先がジンジンとしてくる。なぜかその感覚が心地よく感じてくるから不思議だった。

昼食はここの食堂であたたかいお蕎麦を頂いた。ふわくの皆さんは相当にアルコール好き。風呂上りだからジョッキを手にしている方が多かった。雨はまた本降りになっていた。午後2時、バスに乗り込みいよいよ帰路へ。皆さん、お疲れで休みたいところだが、リーダーらの企画で帰りの車内では一人一人が「ふわくと私」と題してのコメントを言わなければならない。私はあらかじめ文章に起こして来たのだが、いざマイクを持つとあれもこれもとちょっと長くなってしまった。最後にこれだけは言いたいとこのブログの存在も伝えた。皆さんのコメントでは特に役員を何年も続けておられる方の苦労を知り、30年も続けられるのも役員さんがいるからこそだと思い知らされた!!本当にご苦労様と心より申し上げたい。

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←前日の夕食時の様子

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それ以降も、バスでのレクレーションは続く。リーダーのHさんは日本レクレーション協会に属されていてその道のプロ。お得意のハーモニカでのレパートリーは相当な数だし、演奏も素晴らしい。そのお顔をくしゃくしゃにされて熱演。Hさんのハモニカ伴奏で童謡・唱歌・演歌を含む歌謡曲と疲れも忘れ皆で大合唱が続く。そして、Hさんはお話も上手で皆を笑わせ飽きさせない。貴重な方だと感心した。首都高での渋滞も気にならず千葉へ午後8時前に到着。無事に着いたことに感謝したい。

今回のふわくの山行、山の頂上を目指すわけではなかったが、貴重な野天風呂をはじめ、山小屋での温泉三昧(合わせて4回も入った!)に落葉松の紅葉樹林帯の黄金色、その他の紅葉・仲間の山話(バスの中での皆の話等とても楽しい時を過ごせた。そして、この企画をなさったリーダーの方々へもお疲れ様と感謝の気持ちを伝えたい。

30年も続いている我がサークル。若い時分に高い山を登られていて現在は年齢相当の無理をしない山歩きにシフトを変えて続けている。それはそれでまた違った山歩きの楽しみ方だと思っている。どうか、ふわくがいつまでも続くように願ってやまない。

温泉三昧の山行、新しい思い出がまた増えた。ありがとうございましたm(- -)m

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コメント

▽栗の実さんへ
ありがとうございます。私的に出かけた山行でも良いと知り安心致しました。三月にも比較的手ごろな山登りを計画していますのでそれが済んだらぼちぼち投稿しようかな?と今は思っております。
本当にいつも編集ご苦労様です。季節の変わり目、お体ご自愛ください!

投稿: タム | 2015/03/04 02:39

タムさん 個人山行でもかまいません。こんな山に行ってきたよ。こんな花を見たよ等なんでもいいですよ。山好きの会員のお話、だれでも読みたいものです。

私も、十数年前はフルタイムで働いていました。山に行くときは有休をとるしかなく
月に1度行ければいい方でした。今の人は幸せですな~んて、年寄りの言葉ですね。
リタイヤしこれからという時には親の介護、介護が終わり、サー行くぞと思いや、孫の世話、踏んだり蹴ったりです。

でも今は比較的自由に行けますが夫がいます。その昔は一緒に行っていましたが今はなかなか難しい。今のうちにとサッサと出掛けようと思っています。

タムさん、無理をしないで下さい。面白いお話待っています。

投稿: 栗の実 | 2015/02/28 16:43

▽栗の実さんへ
投稿と言っても、会の企画したものに関連した山歩きまたは里歩きの関連記事や感想の投稿ですよね~。個人的に出かけた山歩きの紀行記事はふさわしくありませんよね?なので、今のところ投稿ができないです。ごめんなさいm(_ _;)m

なるべくふわくの企画に参加したいと思いながら、一応仕事を持っておりますので平日は参加しにくい状況でできないのです。そこのところよろしくお願い致します。

投稿: タム | 2015/02/27 22:20

タムさん
ふわくハイキングニュースにはいつでも投稿歓迎です。長ーいと紙面の都合で少しカットするかもしれませんが・・・。今のところ、全く投稿がありません。よろしくね。

投稿: 栗の実 | 2015/02/22 19:37

▽栗の実さんへ
コメント入れてくださってありがとうございます。
長い文章で毎回ダラダラと書いてしまいます詳しく描こうとしてついつい長くなってしまいます。それでも私の体験したことが少しでも読んでくださる方に伝わればと思い書き連ねています。
ふわくのハイキングニュースには好きに投稿できましたっけ??
編集の方には毎回おんぶにだっこですっかりお世話になっております。少しでも紙面を埋めることがことで役に立つのでしたら・・協力する気持ちはございます。
これからもがんばってください。本当にいつもご苦労様です!m(_ _)m

投稿: タム | 2015/01/31 21:50

タムさん やっと貴方のブログを見っけました。
夢中で読ましていただきました。文章が楽しい。こんどふわくハイキングニュースに投稿をお願いします。ニュース作りは大変ですが読んでメールをいただくともう少し頑張ってみようかなーなんと思っています。

投稿: 栗の実 | 2015/01/29 16:36

▽おばさん様へ
ご心配ありがとうございます。このところ、ちょっと行事等が続いてさらに自分の書道の勉強もありましてブログに関わる時間が取れませんでした。そろそろピークも過ぎて少し時間が取れるようになりますので再開したいと思います。と言ってますが、時期は師走。大掃除や年賀状書きなどもありその間をくぐりぬけての更新となりますが・・・。こちらからは伺えなくても私のブログを見て頂いて、コメントいただけることは本当に恐縮いたします。今後ともよろしくお願い致します。

投稿: タム | 2014/12/07 21:04

楽しかった様子がわかりましたよ
30年も続いているサークルとは
素晴らしいですね

お忙しいのかしら
ブログの更新や訪問をお待ちしております

投稿: おばさん | 2014/12/02 15:46

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