大菩薩嶺登山
先月は家族の都合が合わなくて行けなかった月一の登山。先週、やっと行って来た。
「大菩薩嶺」 (山梨県甲州市) 標高2047m
常に次はどこの山に登ろうか?と迷う。今回の決め手は久しぶりにちょっと高い山に登りたい、できれば「日本百名山」の山、比較的に初級向き(歩行時間が少なめ・・・)。
山梨県の「大菩薩嶺」に決定した。
4月18日(土) 午前4時半、自宅出発。東関東自動車道佐倉インターから入り、京葉道路、首都高速を抜け中央高速道に入った。運転は例によって長男に任す。と言っても、ややこしい首都高速を抜けるまでは乗っている方も気が気でなく(長男は慣れていない故)落ち着かない。道路は早朝と言うことでスイスイ。渋滞に巻き込まれることは全くなくスムーズに進んだ。山梨・大月インターで降りて国道20号を走り、笹子新トンネルを抜けて間もなくの信号を右折。ここからは標高1500mまで登る県道だ。長男の車は軽自動車のため力なくウンウンうならりながら上へ。周りの山々の間に山桜がポツポツと咲いていてきれい。山中のせいかまだ新緑は無く丸裸の落葉樹が多い。一体この道でいいの?と思えるほど追随する車も対向車もない。途中から道幅も狭くなり不安。でも目指す「上日川峠」まであと○、○Kの看板が出てきたのでほっとした。県道に入って20~30分程で目的の駐車場に着いた。すでに結構の数の車が駐車されていた。
車を降りると空気がヒヤリと寒い。登山靴に履き替え、トイレを済ましいざ登山開始。(8:20)
始めは緩やかな傾斜の登山道。道には霜柱がかなり見受けられた。鳥の声があちこちから聞こえる。今日は小さめの双眼鏡を首にぶら下げているので鳥の観察もしたいと思っているが・・・。
まだ、若葉が芽吹いていない高地の木々。聞きなれない鳥の声が聞こえ、探すには絶好の時期なのに声を聞いても相変わらずすぐ見つけられず、探し回っている間に興味のない私の家族はどんどん先に行ってしまう。その度に急いで登って追い付くを繰り返す。鳥の名はわからないのだが、比較的間近で2羽を発見。双眼鏡にとてもよく捉えられた。一羽が盛んに羽を震わせていてTV等で見る求愛のポーズかしら?としばらく見入っていた。が、後からやってきた登山者の足音、物音のせいか2羽とも飛び立ってしまった。もっと見ていたかった。残念。その後家族に追い付こうと駆け上がると少々広い場で私を待っていた。「遅い!」と言われたが、ちょうど登りがきつくなっていたので休憩が取れてラッキーだったかも?私も急いで息が切れそこで休ましてもらった。
出発して30分辺りで「福ちゃん荘」という山荘があり、その裏手から「唐松尾根」を登る。最初はなだらかだったが、後半から急登になり次第に高い木が減ってきた。先を行く登山者が振りかえってみているので同じように見てみると、なんと大菩薩湖の後ろに富士山が・・・。ここは絶好の富士眺望のポイントだったみたい。(9:37)この日はあいにく春霞がかかって少々鮮明さに欠けるが見えただけでも良しとしよう。
この後、岩登りが続く。きつい。間もなく、稜線「雷岩」に着いた。(9:50)
雷岩からわずか10分弱でその「大菩薩嶺」に到着した。ここは木々に囲まれていて周りを眺められない小さな平地だったので記念の写真を撮ってさっさと後を急ぐ。(10:10)
続きは「大菩薩嶺登山」②に続く・・・
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