探鳥会に初参加 続き
池を後に下った分登って、昭和の森の一番奥深いエリアへ。
←「シジュウカラ」は比較的見かける。我が家の近辺でもよく見る鳥だ。他にはなかなか現れてくれないな~と思いながら進んでいると、後ろの組の人たちが止まっている。何かを見つけたようだ。前の集団が後ろの組に戻る。
木の上でなく地上を歩く鳥は「ビンズイ」という。小さくてなかなか見つけにくかったが、数羽が動き回って何かをついばんでいる。柄はよくある茶系の縞柄・・・。ヒバリに模様は似ている。似ている鳥同志の見分け方を知りたいな~。とにかくよく観察して頭に叩き込むしかないか、今は!!
続いて、終わってしまった梅林を通って次は昭和の森のすぐ下にあるため池がある「小中池公園」へ下りていく。その途中、「キジ」の雄を発見。この鳥は長い間同じ場所にいたのでじっくり見れた。キジは八街の畑や雑木林の中で時々見かける私にとっては常連。ケーン、ケーンとよくとおる鳴き声で居場所がわかりやすい。
池へは登山道のような道でつながっている。この公園も昔はよく子供を連れてきて遊ばせた場所。なが~~い滑り台がここの売り?!子どもと争って滑り降りた時のお尻の痛さを思い出した(笑)。まずは広い池にいる水鳥たちを観察。リーダーのTさんによるとだいぶ渡りで飛び立ってしまったとか・・・400羽くらいは最盛期にいたという。
先の池と同じ、マガモ、オシドリ、オカヨシガモ、カルガモ、オオバンがいた。が、写真はあきらめて撮らず。
池の堤防のような小高い道があるのだが、そこでは誰かがカワセミの飛ぶ姿を見、キセキレイもいたと言うが私は見られず・・・。堤防にかかる欄干?
手すりにとまった鳥は「セグロセキレイ」は教えてもらって見れた。
モズに遭えた。シジュウカラも飛んできてちょっと楽しめた。ある女性の帽子にかわいい小鳥のブローチがつけられていて「可愛いですね~」と声を掛けたら、「主人がカービングで作ったんです!」とおっしゃった。その隣のご主人の帽子を見たらその帽子にも付いていた。色づけされて素敵。私も欲しいな~。野鳥の会のいつぞやのイベントで販売したことがあったそうな。
昼食後が今日のメイイベントとなった。前日に下見に来た役員さんからの情報で、ここの名物長~い滑り台脇の木に「ヒレンジャク」が数羽来ていたという。そこへ向かうとなんとその「ヒレンジャク」がやってきたのだ。名は聞いたことがあり図鑑では見ていても「どんな鳥だったっけ?」。実際に初めて見る鳥にワクワクした。目視で確認後、双眼鏡でレンズにおさめるのに相変わらず一苦労。その甲斐あってか?その鳥はきれいだった。その木のあたりをいったりきたりして何度もどこどこ?と言う場面も多かったが、最後に一羽がお立ち台でポーズをとってくれたのには皆、大感謝。木の途中が折れたか、切ったかで平らになっている部分に相当長い事止まっていてくれたのだ。私のデジカメでやっと撮ったがどこにいるかわかるかしら?ほぼ中央にちょこんと乗っている。
羽の先と尾の先が赤いのが特徴。「綺麗だけど、顔はまるで歌舞伎の隈取りしたようね~」と。誰かが言って皆で笑った。
この仲間に「キレンジャク」がいるそうでそちらは尾の先が黄色だそうでそちらの方が少ないようだ。
「やっとなんとか撮れたわ~」と長~い望遠レンズを付けたカメラを持った女性。デジタル一眼レフだと木の枝があるとピントがそちらに合いやすくてメインの鳥がボケてしまうらしい。撮った画面をモニターで見せてもらった。綺麗に撮れていた。はまり始めると望遠付きの一眼レフカメラも欲しくなりそう~~。今のところは双眼鏡で我慢、我慢。
そんな時、ツバメが一羽、前を素早くとおり過ぎていった!「ツバメだ!今年、初めて見た~」と皆、口々に言っていた。私もしかり。しかも、こんな早い時期に見たのは初めてだ。春本番もすぐ目の前だ。
そして小中池を後に来た道を登って帰る。先頭に一羽のキジバトがチョンチョンと道を歩いていくのを見て、「お前、案内してくれるのかい?」とリーダーさんが話しかける。本当にそんな感じで可愛かった。
集合場所に向かう途中にも、空を「カワウ」が、そして「カケス」を見つけてまたここで皆で観察。ここでも見つけた方に「ほら、あそこにいるよ!○○の木の枝に!」と言われても最後まで見つけられない私。スコープでとらえた方のレンズを覗くと見事にきれいに見えた。
「スコープ」。これまた欲しくなるバードウォッチングの道具だな~。まあ、まだまだ我慢するしかない。
素人とベテランの違いを痛感させられたことは、とにかくベテランの方は①目が良い・・・鳥を見つける力がすごい ②鳥に詳しい・・・当たり前といえば当たり前だが、名前はもちろん、習性もよくご存じ!③植物にも詳しい・・・道ゆく先の野草、木々、花の名等もよく知っている。
集合場所近くに戻ってきた。これで解散かしら?と思ったら、集合がかかる。そして、鳥の名が印刷された探鳥会のチェックリストが渡された。探鳥会恒例のおさらい行事、「鳥合わせ」と言うそうだ。本日、見た・鳴き声を聞いた・空を飛んでいたすべての鳥の確認を皆で行った。
何と、39種もいた。私は三分の一くらいしか確認できないのに、ほかの皆さんはどこで見たり聞いたりしたんだろう?知ればたった数時間にこんなにたくさんの鳥を見ることができるのかと感動を覚えた。
最後に、本日のリーダーをなさったTさんが、ご自分で撮った鳥のカレンダーを作って持ち込まれた。そのうちの一冊を初参加の私にくださった。他の方はお金を払っていたので恐縮して私も後から払っていただいた。(ご本人はいらないとおっしゃったけど・・・)感謝。
そして予定よりも少々早く解散した。帰りは八街からいらしたAさんを車に乗せてご自宅付近まで送った。その間の話題ももっぱら、鳥の話。例えば、昭和の森の出口付近の木にこんもりとした丸い草のような塊があり、Aさん曰く「ヤドリギだね。八街では見かけないんだよな~」。正直、ヤドリギという言葉は知っていても具体的には知らなかった。しかも、小鳥がヤドリギの実を食べ消化できない種を糞として、した際に木についてその木の養分を吸って、その木に寄生して育つ植物なのだそうだ。それだけでも勉強になった。
鳥たちの姿・形を見るにつけますます可愛くなってきた。特に羽は色鮮やかな鳥が多い。会員にまではまだならない(趣味が多すぎて追い付いていけない可能性が大だから)が、時々はこれからも探鳥会に参加しようと思った。自分では見つけにくい鳥を見つけるよう案内してくれるのが最大の理由だ。
鳥って可愛いと感じてもらえたかしら?皆さん。
(ここに載せた鳥のアップの写真はネットで調べて掲載させていただいた)
最後に水辺の鳥たちの写真も載せておきます。
おまけの画像
頂いたカレンダーの表紙&鳥合わせのチェックリスト表
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コメント
▽浜辺の月さんへ
と感じました。

月さんも鳥の写真を撮っていらっしゃいましたね~、覚えています。
確かに木にとまっている鳥を見つけること、その姿をフレームに入れることは素人にはなかなか簡単ではありませんね~。皆さん、場数を踏んで感覚的に得た技だと思います。これはすぐに得られるものでなくまあ何度も足を運んで覚えるしかないのかな?
でも、鳥を観察することによってますます可愛いと思えるようになり、月さんのように同じ思いを感じてもらえてとてもうれしく思います。興味の無い方は鳥を見て何が楽しいの?って冷たい感じを受けるのはとても寂しく感じます。でも、これはしょうがないことですね~、悲しいけど・・・・
また、探鳥会や個人的に鳥観察をしたら記事にしますね
投稿: タム | 2015/04/20 15:42
タムさんのこのブログの記事を読んでいたわたしも
楽しかったです。
鳥を見ること撮ること楽しいとは思うのですが、
わたしも素人で初心者すから中々「あ、あそこに
いるよ」と言われても見つけることが出来ない
ことが多いです。
目も耳もあまり良くないわたしですので鳥撮りに
行った時は苦労します。
わたしを鳥撮りに誘ってくれる先輩は目も耳もよく
より早くより正確に鳥を見つけます。
そしてそうです、鳥の名前も鳴き声も何を食べるのか
ということから植物にも詳しいです。
凄いな~~と思います。
タムさん、またいつか鳥の観察の記事アップして下さい。
楽しみにしています。
投稿: 浜辺の月 | 2015/04/11 18:31