大菩薩嶺登山②
薄いダウンを羽織って手袋までして寒さに対応した。おまけに雪が解けた道はグチャグチャ。足を置く比較的乾いた箇所や石を探し探し歩くのに苦労した。と言っても、こ
の道は右手に富士を見ながらの道でそれはこの登山道の魅力でもあると思う。
長男が「腹が減った!」と訴えてきた。まだ、10時半なのに・・・。確かに朝食を移動中の車内でとったのが5時頃だったから時間的には空腹を覚えても仕方がない。次の切りの良い中継地点で昼食にすることにした。
「賽ノ河原」という小石が多くいくつかのケルンが積まれている広めの箇所がありそこで昼食をとることにした。それにしてもまだ冷たい風が吹き寒いので風の来ない場所を探す。丁度、避難小屋がありそれを風避けとしてその下でとった。(10:50)ここでは結構早い昼食をとる登山者がいた。
11:30、賽ノ河原を出発。そこからちょっときつめの登りを2,3分進むと「親不知ノ頭」へ出た。
中里介山の小説で有名な「大菩薩峠」(恥ずかしながら私は読んだことがない)はすぐそばに見下ろせた。
なだらかな尾根を下っていくと」「介山荘」という山小屋が有った。ここが「大菩薩峠」だった。
なぜか動物のきぐるみを着て休憩を取る若者の集団がいた!(写真の後方を見てね)
介山荘の売店で「大菩薩嶺」の登山バッジを手に入れた。これで3個目。リュック後方に取り付けた!
トイレ休憩を済まし、下山となる。始めは登ってきた山頂を横目で見ながらの道だった。
この下山道がなんと歩きやすい道でびっくり。初級コースを選んだからか?整備された林道で、どうも「大菩薩峠」の山荘へ食料等を運ぶために作られた道の様でハイキング感覚で楽な下山だった。下りが苦手の夫が喜んだのは言うまでもない(*^ー゚)bグッジョブ!!
ほぼ、1時間ほどで出発地点の「上日川峠」に着いた。(11:50)
この後は恒例のひとっ風呂。車で大菩薩嶺西麓にある「大菩薩の湯」へ立ち寄った。ちょっとぬめりがあり肌に良さそうなお湯。露天風呂もあり、午後の日差しが湯に当たりきれい。目も体も癒された良いお風呂だった。
2:30帰路へ。帰りは勝沼インターから中央道へ入ることに。甲府盆地に下りる道すがら、桃の産地ででも有名な山梨。鮮やかなピンクに咲いた桃の花の棚田があちこちで見受けられきれいだった。因みにぶどう棚にはまだ葉さえも見えなかった。
帰りも時間的にまだ早いので渋滞無く順調、順調。首都高に入って新宿を過ぎたあたりで、今まで見たことの無い湾岸への案内標識が。(私は全く知らないのだが、夫が言っていた)。行ってみようということでそちらに進むとず~~っとトンネル。3月初旬に開通したばかりの「山手トンネル」だったのだ。道路は黒々とラインも鮮明。確か報道で聞いた時、一番深いところで地下55mと聞いたような・・・。そう思うとちょっと怖い感じもするが・・・。なんとか目指す湾岸道路に出て、千葉県に入る。いつもそうなのだが、自分の住む県に入るとホッとするのはなぜだろう?そして、我が家に明るいうちに到着。午後6時前に無事に着いた。
今回の登山は何のハプニングもなく理想的な日帰り登山となった。いつもこうだといいけどな~。
後日、NHKBSで「にっぽんトレッキングBest20!春」と言う番組があり見ていたら、なんと「大菩薩嶺」がベスト4に入っていたのには感激。初心者にはお勧めなコースで、わずか3時間半(休憩時間は含まず)で登って下りて来られるのでお手軽です!
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コメント
▽ちゃぐままさんへ
返しのコメントがすっかり遅くなりごめんなさい!
いい年の息子が彼女もいなくて週末の暇つぶしに両親にくっついて行動を共にするって、ちょっと異常じゃないですか?暇を持て余していたとしても親と一緒に出掛けるなんて相当に変な息子。親離れができない?親をうっとうしく感じないらしい。気持ち悪い位です。と言っても、私も夫と二人だけより息子と一緒に出掛けるのは楽しいと思ってしまいますからどっちもどっちかな?(苦笑)(*≧m≦*)
千葉県には高い山が無いのでどうしても他県への遠出となります。車で出かける登山は東京を経由するため渋滞を避けて早朝、もしくは夜中に出発することになります。それに山は暗くなる前に下山しないと危険ということもあり、早いうちに登り始める必要があります。早朝・夜中出発でも楽しいことが待っていると思えば苦では全くないのです。
そして登山の後は癒しの温泉とこれも切り離せません。そんな登山計画をして毎回出かけています。
▽浜辺の月さんへ
返しがすっかり遅くなってしまい申し訳ありません。前回も話したとおり変な息子です。いい年をして両親と出かけるのが億劫でない、むしろ楽しんでいるなんて・・・素敵な彼女でもできればこんな状況にはならないと思うのですが・・・。まあ、私自身も夫だけより息子が一緒の方が楽しいとは感じています。記事を読んで月さん自身も一緒に山登りをなさった気分になっていただいてとっても光栄に思います。山登りって大変な部分はありますが山頂に着いた時の喜びはたとえようがないほどうれしいですよ!足が丈夫なら絶対おすすめします、登山の趣味。写真の幅が広がるかも?
コメント、ありがとうございました(*゚▽゚)ノ
投稿: タム | 2015/05/24 21:20
こんばんは、タムさん。
お久しぶりにコメントします。
親子で登山いいですね~。
登山はもちろんスポーツでもあり、
レジャーでもありますが、親子で
共通の登山というものがあるのは
やはりうらやましいです。
いい登山の日になったようですね。
タムさんのブログ記事を拝見して
わたしも気分よく登山した気になって
すっきりしました。
投稿: 浜辺の月 | 2015/05/21 19:22
親子3人で登山。すばらしいですね~。ホームドラマみたい(違ったかな? 今のホームドラマはトラブルが多いんでしたっけo(^-^)o )
早朝出発、夕刻帰宅と聞くとそんなに簡単に登山ができるの?と思ってしまいます。
登山姿も身について、どんどんベテランの域に入っていかれているんですね。
途中の温泉というおまけもついて、登山は複合レジャーですね。
投稿: ちゃぐまま | 2015/05/05 21:00