広島・倉敷の旅④尾道
このホテルは一応大浴場がある。夫はすぐにでも入りたいようだったが、夕食が7時からのためあきらめ1階の食堂へ。食事は夕・朝付きだがともにバイキングスタイル。
案内されたテーブルからは海がすぐ目の前に見える。暗くなりつつあり港に戻る船の灯りが見え、いい雰囲気だ。
さあ、何を食べようかな?と言っても、バイキングだと毎度のことだが端から順に取っていってしまう
見てのとおり。お腹いっぱい食べた。
部屋に戻ると今度こそお風呂へ。内風呂、屋根付き露天風呂、ミストサウナもあり、それぞれに入りたっぷりと浸かった。
部屋に戻り、備え付けの部屋着になりベッドで横になりながらTVを見る。旅先ではTV局も変わるので番組がわからない。そのうち、疲れから眠くなる。夫はアルコールを飲んだせいもあり、先にいびきをかき始めた。部屋の明かりを暗くして、私もいつの間にか眠っていた。
翌朝は早く目覚めた。カーテンを開けると予報どおり雨模様。でも、昼までには天気が回復すると言う。朝食まで着替えをして荷造り等して朝食時間を待つ。その間にNHKBSではマドリード・オープンテニスでの錦織の試合を中継していた。二人でテニスを始めて以来、錦織の活躍もありTVでのテニス中継も見るようになり、3月からはスカパー「GAORA」とも契約しているほど。
試合はまだ続いていたが、朝食の時間になり後ろ髪はひかれながら部屋を出た。
朝食もバイキング。例によってまたまたおかずをたくさんとってしまう。和食。洋食織り交ぜてなんとか平らげた。帰宅したら、体重計には乗りたくないな~。
ホテルの売店で広島土産のもみじ饅頭をいくつか購入して、さあ、出発。シャトルバスの始発は遅い。ホテル前にバスの停車場があり、広島駅行があると聞いたのでそれに乗って向かうことに。
ホテル前を午前8時頃出る。通勤時間帯だったので通勤客が次から次へと乗ってきてあっという間に満員になった。駅までは30分以上かかって着いた。本日はレンタカーを借りて「尾道」へ向かい、尾道の散策をするのだ。携帯でレンタカー屋を案内してもらって、歩いて10分程で見つけた。雨はすでに上がり、晴れ間も出そうな雰囲気になった。
レンタカーは始めて利用する。免許証確認して、最初に料金を支払った。広島で借り倉敷で返却の乗り捨てなので高くはついたが、目をつむった。車は軽のEKワゴンでナビ・ETC対応車なのだが、マイカーのナビとは操作が違うので少々まごついた。広島を9時半ごろ出発となった。すぐに山陽自動車道に入ってそのまま尾道で降りればよいので迷うこともなく目的地に着いた。(11時頃) 尾道駅近くのパーキングに止め、いよいよ尾道の王道を散策開始。
尾道の港。多くの船が停留されていた。その沿岸に沿った真新しい遊歩道があり、まずはそこを歩く。天気は完全に晴れ、しかも暑い。次の写真はJR尾道駅前。
11時半頃となり、混まないうちにお昼にしようということになった。尾道と言えば、ご当地ラーメンで、いりこだしに豚の背油をプラスした醤油ラーメン「尾道ラーメン」が有名だ。ガイドブックで人気の店の紹介があり、その1位に輝く店を目指す。けっこう歩いてやっと着いたと思ったら、なんと、定休日。ついてない。仕方なく、他を探す。そして、尾道ラーメンの看板を見つける。
その店は「壱番館」。入るとまだ席が空いていて座れた。夫は人気と書かれている「角煮ラーメン」を私は「尾道ラーメン」を注文。確かにだしがよく効いていた。麺も細麺でしこしこしておいしかった。が、一点、ちょっと汁の甘みが気になった。も少し、塩気が欲しい気がした。夫も同じ意見。角煮の甘みも加わってやはり甘すぎるとその点がとても残念だった。
腹ごしらえをしたら、さあ、尾道の坂町散歩に出発だ。まずは「これぞ尾道」という景色に出会いに「千光寺新道」へ。山陽本線の下をくぐるとありました、その風景が!!
尾道には猫の姿が多く見られると知ってそれも楽しみにしていた。早々に「第一尾道猫、発見」。お昼寝の様子。そっとしておこう。
ふと、道を振り返ると、港が入り、さらに素敵な風景だ。
次は千光寺公園を目指すロープーウェイへ。かなり古い感じのゴンドラだ。しかし、動きだし後ろをみて超感激。
次第に尾道の街が広がって見え、さらに尾道水道の景色が素晴らしい。周りの寺も上から眺められてこのロープーウェイに乗ったことは大正解だった。
ロープーウェイを降りると千光寺公園。真ん前に頂上展望台があり、登って観ると市街・島並み・尾道水道と大パノラマが広がった。
この後、「文学のこみち」という千光寺までを結ぶ遊歩道を下山の形で歩く。尾道ゆかりの作家、俳人の文学碑が点在していた。
千光寺の「竜宮造りの鐘楼」・・・日本の音風景百選の一つ
千光寺を出たあたりから猫たちに遭遇。人慣れしている猫が多かった。
天寧寺の海運塔・・・国の重要文化財
この午後は気温も上がり暑かった。汗を拭き拭き歩くと、素敵なカフェが有ったので一息つくことにした。
「帆雨亭」。ガイドブックにも紹介されていた店だ。築150年の屋敷を改装したそうだ。
ノスタルジックな室内で特等席?の窓際へ。
下から吹いてくる風が実に気持ち良かった
猫の細道という細い路地を通るとロープーウェイの脇に有った「艮(うしとら)神社」裏手に出た。ここは映画「時をかける少女」のロケ地だそうだ。
お手水の水口が珍しい!カメ?獅子?
ここで尾道坂道散歩はほぼ終了。後は急ぐことなく、駐車場を目指す。
駅近くに有った「林芙美子の像」
尾道はのんびり、ゆったりした街。瀬戸内海、石畳の細い坂道、古いお寺、人懐こい猫たちとまさに癒しの街だった。
さあ、今夜の宿に向かおう。汗もかいたから早くお風呂にも入りたい!
尾道にはあまり宿泊施設がなかったので、この日はお隣の福山市のビジネスホテル泊。やはり温泉は無いのだが、ホテルの前にスーパー銭湯があり、その施設の利用込みのセット料金で格安が決めて。さあ、またナビさん、活躍を期待しますよ!案内、よろしく
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