楽天オープンテニス2016 観戦②
この日は久々の快晴。しかも湿度は低く吹く風が心地よい。試合と試合の合間に私は大会グッズを手に入れようとショップに向かった。キャップとタオルをゲット。そのあと、家族からのリクエストでホットコーヒーを買いに。コロシアムの周りは長く反対側のフードコートまで歩く歩く。買い終えて席に戻るのが一苦労。自分の席に近いゲートに入っても試合の途中は歩けないし、この会場(どこでも同じか知らないが・・・)では、選手のチェンジコートの時しか移動できない。その上、セットの最初は1ゲーム終わるとチェンジだがその時は移動禁止という。間が悪くその時に遭遇。結局、3ゲームまでは入り口入ったところで立ち見。コーヒーもほとんどぬるくなってしまった。
第3試合
キリオス(オーストラリア)対ミュラー(ルクセンブルグ)
キリオス選手は昨年出ていたし、悪童?で有名。21歳と若いのだが実力はありこの時ベスト20には入っていたはず。前日、WOWOWでTV観戦していた時、キリオスは試合前の選手同士でするウォーミングアップの時、大あくびを繰り返していた!「おいおい!やる気あるの?」と突っ込みたくなる。それを見た解説者がある試合前のエピソードをばらしていた。なんでも試合20分前位にキリオスのコーチ陣が彼を探していて皆に聞きまわっていたという。結局見つかるのだが、彼は彼女とのんびり会場内にあるスタバでコーヒーを飲んでいたという。そのため試合には間に合うがウォーミングアップなしで試合に臨んだという。本当におきて破りの自由人。それにしても彼のスタッフたちもやりにくさに頭を抱えているだろう。とにかくそれがキリオスなのだ。長身で首がひょこっと前に出ている猫背。色は浅黒く21歳と思えぬ老けた風貌。
彼はパワーテニス。サーブが速い。繰り出すサーブやショットは腕というより肩から打ち出す感じ。その音はやはりすごい!そして、普通、セカンドサーブの時は確実性も含めてコース、変化球とかで速さが遅くなるのだ
が、彼はファーストと変わらない。ダブルファーストなのだ。ファースト、セカンドと間をあけずにどんどん打ち込んでくる。かといって小技もドロップショットなどもこなす。また抜きショットを観客に見せてみたいのかなんでもない時にチャレンジしたりと、試合中でも余
裕なのか?真剣勝負しているの?と言いたくなるがそれも彼なのだと思えば納得してしまう。
ミュラー選手もはじめはがんばって善戦していたけど次第に?そんなキリオスのペースに乗せられてしまったかストレートで負けてしまった。
結果:6-4 6-2 キリオスWIN
第4試合 モンフィス(フランス)対カルロビッチ(クロアチア)
モンフィスは今年は調子が良くてベスト8あたりだったと思う。フットワークが素晴らしくてあんなボールも打ち返すの?と思うほどよく拾う。リオオリンピックでは錦織選手と戦い接戦の末に負けたのはまだ記憶に新しい。今大会では錦織やワウリンカ、デル・ポトロ(リオ銀メダリスト)が相次いでケガで出られなくなり今回の優勝候補と目されていた!
一方のカルロビッチはプロテニスプレイヤーでは一番長身(216センチ)の選手。やはりビッグサーバーで最高記録が251キロというから恐ろしい。サービスエースの数も世界最高。確か1万回は超えてるはず。アナウンスされるとみな一同にウォ~と声が上がった。本人は日本語がわからないから誰かが翻訳してないことを祈るが、試合試合の間に登場するMCの一人松岡修三さんが言うにはアンフォーストエラーも相当多いと言っていた。(いっていいの?そんなこと) 年齢にもびっくりΣ(゚д゚;)37歳だという。シングルスって相当体力がないとできないと思うがまだ現役でやっていることにも驚かされる。
試合だが、これが接戦に次ぐ接戦。カルロビッチは確かにサーブは速いがかつてのような速さは出ていなかったし、ファーストの入りもいまいち。試合運びはちょっと単調な攻めでサーブ&ボレーで打つと前に出てくる回数が多く、その割にミスも多かった。モンフィスもさすがに俊敏な動きで拾いまくるが相手のサーブが鋭く決まると拾えない。
この試合、4時も過ぎると日が傾きはじめ気温も下がってきた。心地よい風が冷たい風に変わり寒くなってきた。一応、上着とストールはあったので着込んだが足が寒い。そうだ!と思いついて買ったばかりのタオルを膝にかけたら暖かく難をしのげた。ラッキー!!
第1セット、第2セットとタイブレークとなりどちらもモンフィスがものにした!
結果:7-6、7-6 モンフィス勝利。
明日の準決勝はゴファン対チリッチ、キリオス対モンフィス。明日はTVで見たいと思うが仕事で見られず・・・。残念。
素人とは大違い!ダブルスはボレーが得点確率を高くするが、その速さと言ったらものすごい。そのため展開は早い。それからスコアは40-40になりやすく 次の1得点で勝敗が決まるのでジュースのハラハラ感がなくちょっとつまらないかな~と感じた。
第2セットの途中で7時近くになったので帰ることにした。帰りは予定通り、東京駅行きのバスで・・・。帰路につく会社員で結構混んだ。お腹もすいてきたので途中で夕飯を食べていこう!そんなことを思いながらすっかり暗くなった東京の夜景を眺めていた。
※楽天オープンの最終結果
ニック・キリオスが優勝。
ところが次の週の上海オープンでやる気のない試合をして観客にも暴言を吐いたということで罰金と出場停止命令が出されてしまったキリオス。本人は深く反省をしているとのこと。少し大人になってまた来年心新たにがんばってほしい!ちなみにそんなキリオスだがわが夫はほかに類のない選手だから気になるとファンになっている。そんなファンも多いかもしれない。
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