6月の京都旅行③

拝観開始。東寺は弘法大師の造営。最初に「講堂」。中は撮影禁止。数多くの仏像が並んでいた。帝釈天のお顔がすっとしていて気に行った。国宝だそうだ!
続いて「金堂」。本堂にあたるとか。薬師如来像が真ん中に左右に月光菩薩・日光菩薩が安置。薬師如来の台座に怖めのお顔の十二神将が配されていた。
そして東寺の象徴「五重塔」。
徳川家光の寄進。総高55m。全体の形がよい。国宝。ここは弘法さんと呼ばれる毎月21日の市が知られている。できればそんな日も訪れたいな~。
次に東寺の勧学院の「観智院」へ
中が見学でき、部屋の様子、襖絵、庭等が意外と良かった♥
東寺を出て少し戻り大通りでタクシーを拾う。次は「伏見稲荷」へ。
運転手さんに言わせると「伏見は外人さんばっかですよ~」
狐が加えているのは稲穂。五穀豊穣の意味だそうだ。
楼門 秀吉が母の病気平癒祈願のため造営した。
そして有名な千本鳥居へ
確かに外人さんばかり。ここでは中国語?が飛び交っていた。
千本鳥居はまだまだ続く。奥の院を目指すと約2時間のお山登りとなるそうでそれは無理。奥社奉拝所にある<おもかる石>に挑戦。願い事を念じながらその石を持ち上げた時、軽いと感じたら願いが叶うと言われているが・・・・。写真に撮り忘れたが、三人が皆、重いと感じた。というより、相当重い石だったから誰でも重いと感じると思うな~。願いが叶うと思う人はいるんだろうか?
土産物や飲食店が並ぶ参道を歩いてそこのお蕎麦屋に入った。中も外国人が多く、店員が流暢?に英語で説明していた。三人とも暑さから冷たいざるそばを注文。しつこい物は一切いらないって感じだった。食事を終えると、今度は京阪電鉄に乗り、七条駅で降りた。
三十三間堂へ向かうのだ!
例によって中は撮影禁止。でも、教科書で観た通りの仏像の波・波・波。圧巻だ~~。全部で1001体とのこと。一体、何年かけて作られたのか?気が遠くなりそう~w(゚o゚)w
次がKさんお薦めのお寺「智積院」へ。
狩野派に対抗して独自の画風を貫いた長谷川等伯。その障壁画が素晴らしい。絢爛豪華だった。(写真撮影は禁止)
靴を脱いで講堂を見学。こちらの中の襖絵なども立派。
これらの絵は現存の田淵俊夫画伯の作とか。墨絵で日本の四季を表していく。次はその四季のどんな絵かなと楽しみになるほど。どれも素敵だった。が、すっかり写真に収めるのを忘れてしまっていた。1枚もカメラに収まっていなかった↓残念。その代わり、ここは庭園も素晴らしいかった。こちらは何枚も撮った。
お薦めどおり素敵な場所だった。そこからまた市バスで京都駅に。帰りの新幹線の時刻までは余裕がある。歩き疲れ、スイーツを食べようということになり、京都駅の地下街内のリプトンが経営する紅茶専門店へ
迷ってしまうが、季節のメロンの乗ったケーキにアイスティーを頼む。アッという間の2日間だった。京都は見どころがありすぎるから一回では見切れない。彼女がいるうちにまた来れるかわからないが、見る範囲を決めて集中して改めてじっくりと訪れたい。確かに彼女の言う暑い夏は避けた方が確かかな?
お土産購入タイムを取り最後まで付き合ってくれたKさんに感謝・感謝・感謝です。私たち二人は京都駅発17時半ののぞみに無事乗った。
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コメント
▽ちゃぐままさんへ
(こちらへのコメントが遅くなりごめんなさい🙇どういう訳かコメント入れても入らない状態がここ3日間くらい続いて、ココログに問い合わせてやっと入れられるようになりました)
何度もコメント入れてくださりありがとうございます。角倉了以と聞いてすぐにその人と なり をご存じで、さらにその息子の名までご存知の上有名な俵屋宗達、本阿弥光悦との関係性?つながり?のある「明月記」という本まで読まれている。まさに<打てば響く>その人はちゃぐままさんなんですね~あらためて感心し尊敬の念に堪えません。たいへん勉強になります。
京都は歴史上憧れの地であり、重要な神社・仏閣・庭園等も数多くあり素敵なところですが、友人のいうとおり夏はその興味が半減以下となるかも?今年の超異常気象から京都も連日の猛暑に見舞われていたようですから・・・・。それに私たちが訪れたのは6月末でしたが、西洋では6月から夏休み期間に入りますよね。とにかく外人客は多くみられ、ファミリーもよく見かけました。気の毒なのはまだ幼い子供たち、親の興味に連れられてつまらなくないのかな~?なんて余計な心配をしてしまいます(苦笑)
私個人では、春・秋もよいけど今は冬の京都にあこがれます。うっすら積もった雪の早朝など条件は最高なんですが簡単にはそうはいかないですね~。
いずれにして自分に合った季節に訪れたいものですね。ぜひ、訪れてみてくださいね♥
投稿: タム | 2018/07/30 23:16
初日に角倉了以の別邸でランチ、とありましたね。彼の子の角倉素庵と俵屋宗達、本阿弥光悦の三人を主題にした「明月記」を思い出しました。「嵯峨本」のできる課程です。もう一度読もうかなと思いましたが3巻は長い・・・。
角倉の家は豪商で、土木工事にも関わり、蔵一杯の蔵書がある文化人だったようです。
四季のある京都は訪れる毎に見え方が違いますね。また行きたくなりましたが、外国人が一杯で賑やか過ぎるとか。
投稿: ちゃぐまま | 2018/07/23 09:51
▽ちゃぐままさんへ
そちらからコメントいただくようになってたいへんうれしく思います。ありがとうございます。
京都たしかに憧れの場所ですね。反省点は漠然と訪れると印象が薄くなります。今回は勉強不足。ちゃんと意識して訪れるとそれぞれの神社・寺がもっとわかるんじゃないかと。
でも、庭や襖絵等は理屈抜きで絵画を見るときのようにスーとその素敵さが伝わってきますね。これは仏像その他の像とかにも言えるかも?次はいつ訪れられるか分かりませんがもっと濃い訪問をしてみたいな~と今は思っています。歴史が好きなちゃぐままさんだから京都には思い入れが強いのかしら?ちゃぐままさんが訪れた京都の旅行記も読んでみたいです。以前訪れた京都記、もしくは近々訪れての新しい京都歩きとかいつかブログにあげてくださるのを楽しみにしたいです。(勝手に決めつけてしまってすいません)。
訪問ありがとうございました!
投稿: タム | 2018/07/22 14:56
汗だくの旅のはずなのに、写真から伝わる静謐さ。さすが京都ですね。
クーラーのきいた部屋で京都旅行記をじっくり読みました。古都の旅、友人との旅、楽しく贅沢なひとときでしたね。
京都紀行は何回読んでも心に響きます。DNAが共感するのですね。
何度行っても、何度読んでも、新鮮な京都。行きたくなりました。飽きるほど京都に居てみたいです。
投稿: ちゃぐまま | 2018/07/20 15:24
▽浜辺の月さんへ
仏像の撮影禁止は著作権とかその他の事情で仕方のないことだと思います。でも、どこも素敵なお庭はOKですから良しとしましょう!今回は友人Kさんのお薦めルートでしたが、次回行くならもっと自身で調べて訪れたいと思います。でも、久々の再開で昔話(大学時代の思い出話や秘密の話)に花が咲き皆で大笑いしました。そんなことも楽しい思い出となりました。京都に限らず旅っていいもんですね~未知の場所を訪れるわくわく感、おいしい物の食べ歩き等。できるなら毎月でもしてみたいものです。。宝くじ、当たらないかな~♥♥(笑)
投稿: タム | 2018/07/13 23:24
京都旅行楽しそうです。
仏像は撮影禁止なのはちょっと残念です。
でもお庭はとても素敵です。
いいですね~~京都観光~♪
羨ましいです。
楽しい旅行でよかったですね(^^♪
投稿: 浜辺の月 | 2018/07/10 21:48