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2019/09/24

山武市災害ボランティア③

昼食を終え再度リンゴ園に行った。午前中で作業を終えた方が結構いたが、午後からの参加者もそこそこありホッとする。お爺さんは廃棄に行ったきりまだ戻っていなかった。廃棄場所が少々遠いとは聞いているが…コンテナが足りないと申し出があったようで社協の方が軽トラで届けてくれた。作業開始。拾っても拾ってもまだまだ有る作業。午後は暑くなった来た。誰かが水分補給休憩しましょうと声をかけてくれた。木陰に入って持ってきた飲料を飲む。そうこうしているとお爺さんが戻ってきた。捨てるのも重労働だったとこぼす。その際、お爺さんの真の愚痴がこぼれた!

「若いもんは(お子さん、息子さん?)りんご園に全く興味がねーっ!」

「これで(今回の災害をきっかけに)この仕事、辞めらー」

とても悔しい決断だと思う。余りに残酷過ぎて慰めの言葉も浮かばず……現実の厳しさ、虚しさをあらためて思い知らされた。

お爺さんはまた次の廃棄コンテナを積んで今回まあ無事だったリンゴ🍎を購入するという男性を連れて廃棄所に向かった。

その購入する男性に尋ねた。リンゴをどうするのか?と。

「加工してイベントで災害リンゴとして販売したり知人にあげたりするつもり。」と。

いずれにしても一部でも無駄にならなくて良かったな〜と思う。そんな支援の仕方も有るんだとたいへん嬉しく思った!

作業再開。黙々と拾い続ける。チョッとの傷なら私も購入していきたいと考えていた。いつの間にか午後3時(ボランティアの活動時間は3時を目処に4時までにセンターに帰る)を回っていた。上がらねばならない。お爺さんは当分帰って来ないと思われる。購入も出来ずとても残念😔


センターに着いて共に活動したグループで活動報告書を書いて(1番積極的な行動された方にお願い)お疲れ様を言い合い別れた。その中に毎日ボランティアされている方が居て明日も来るという。貴女はすごい、エラい!!彼女に言わせると「他の山武市民は何やってるの?他市や他県からもやって来る方がいるのにッ😤」気持ちは分かる。

帰りがけ、ボランティア待機所に置いてあった手作りのバッグや小物が気になり眺めていて気にいった一つを購入した。隣地にある福士事業所で製作された物だそうだ。代金が義援金とされるかは分からないが…

東京から電車・バスでやって来て、同じグループにいた若い女性に声を掛け帰り道の途中に有る成東駅まで送って、帰路に着いた!

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