金魚のお引越し
3年程前の夏、夜8時位にどうしても必要な物を買いに近くのスーパーへ行った。
その日、そのスーパーでは夏祭りか夕涼み会のイベントをやっていたらしく店頭ではその後片付けをしていたのを見た。買い物を終え出口に出るとある店員さんが話しかけてきて「金魚いりませんか?金魚すくいで残った金魚を無料で差し上げています!」と言う。特に興味も無かったが、残った金魚たちはどうなるのかな?とフと考え可愛そうに思い3匹貰って帰った。
貰ったもののさてこの金魚たちをどう飼おう?そして思いついた。かつて睡蓮を育てた時に使った水鉢があったハズ。それを水槽代わりに使おうと夜にゴソゴソと取り出し洗って水を入れた。その水だがこれも嬉しいことに井戸水がある。
※この団地に家を建てる際、夫の父親と同居することにした。その際、その義父の提案で井戸水を引いておけと言われた。ここは上水道が完備されていてそれは台所や風呂周りに使用。水撒きや洗車、トイレの水だけは50メートル掘って出た井戸水にしたのだ。やはり、義父の《年の功》のお陰で水道料金は助かっている。しかもその井戸水、保健所で調べていないが飲むと美味しいのだ。おそらくこの団地内で井戸を掘った家は我が家だけと思われる
水鉢はすごく重いし、井戸水の水道栓も外にしか無いので外で飼うことにした。次の日には水草や餌も購入し、野良猫に襲われないように穴開きアクリル板で蓋もした。だが、やはり夜店の金魚すくいに有りがちなすぐ死んでしまう弱さがある。一週間の内に2匹も水に浮いてしまった。1匹では可愛そうなのでホームセンターで少し大きい金魚を3匹購入した。しかし、ここでも相次いで金魚が死んでしまう。結局、貰ってきた1匹と買ってきた1匹が残り2匹となる。その2匹が丈夫ですくすく成長し、購入時のおよそ3倍位(目視で8〜12㌢)に大きくなった!
⬆がはじめの水鉢。これでは泳ぎ回るには狭すぎると思い、大きな入れ物が欲しくなった。家中は猫屋敷で狙われるからやはり外で飼うことが前提。小さい池の形をしたプラスチック製を探すが見つからない…
あるひ、ホームセンター店頭に置いてあった野菜洗い用の長方形の桶?を見つけた。幅70〜80㌢、縦50㌢位、厚みも30㌢弱。しかも水を抜く栓も付いているから助かる。
6月のある天気の良い日にいよいよ金魚のお引越し日にした。
緑ゴケがかなりついていた今までの水鉢をキレイにし一旦お別れで入れてあげた。
そして遂に新しい水槽?桶?に網で救って入れ替え引っ越し完了!
広々として金魚たちも泳ぎがいがあって 楽しそうに見えた。でも、まだ慣れていないせいかまもなく水草の下にジッとし始めた。

猫除けに今度は百均で購入した物を重ねる様にしてかぶせた。
あまり日が強い日は日陰作りに、使用していない簾で覆うようにもしている。
一日、1〜2回の餌やりを左手前隅に入れるのだが、場所を覚えたようで私がそばに行くとその辺りにやって来る2匹。はじめ興味が無かったのに懐いてくれるとかわいいと感じる。
そうだ、名前を付けよう!
大きい方が金ちゃん、小さい方が銀ちゃん。
ネットで調べると金魚の寿命は家庭で飼って長生きして10年位とあった。この2匹もこの調子でそれくらい迄生きていて欲しいと思う。
あの、金さん銀さんの様に🙆\(°o°)/
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