帰ってきた!どうぶつ大行進

9/4 千葉市立美術館で久々の絵画鑑賞をした。タイトルは「帰ってきた!どうぶつ大行進」。この美術館では8年前に「どうぶつ大行進」展を開催し、その後コレクションに加わった作品も多くなり7月にリニューアルオープンしたのを機にバージョンアップしたどうぶつ大行進企画として、タイトルに〈帰ってきた〉を加えたそうな。
この展覧会は10章に区分けされ、江戸時代を主に明治、大正、昭和に制作されたものが展示されていた。
初めて聞く名の作者が多いが動物が主体なので飽きない。楽しい位。墨絵あり、浮世絵あり、屏風画、掛け軸あり様々。学ぶ、遊ぶのゾーンでは当時の絵本、すごろく単語図(英単語図も有)、こっくりさんで遊ぶ絵図、本の装幀図まである。
虫たちの世界ゾーンでは群蝶図鑑(三熊花顚の画)のその色が鮮やかに残っていて目が惹かれた。
霊獣−想像上のどうぶつたちではなんと言っても「王者の瑞」と名づけられた石井林響の作の〈麒麟〉らしき絵図だ。林響は千葉市出身、この美術館のコレクションである。企画的大きな作品でなんと言っても地の色が白に素敵な深いブルーの斑点、顔や足から生える赤い長毛が鮮やかで目を惹く。パンフに大きく載せているのは納得だ。または大河ドラマのタイトル「麒麟が来る」に合わせてかも?!
この他に鳥、魚を描いたゾーンもあった。
最後のゾーンにあった小原古邨のやさしい花鳥画、望月玉泉の今にも動き出しそうな黒牛のちから強さの「牛図屏風」も好きな絵となった。
全部で248点。2時間も掛かった。
見終わったらティールームでケーキセットでもと考えていたが夕方になったので諦め、売店で記念の品を捜す。はじめにいいなと思った品は見本とあり尋ねると品切れだという。どうしても何か欲しくて最終的にはこの本を選んだ!「江戸の動植物図譜」

家に足速に向かった
↑千葉市立美術館の出入口
追記:以前には無かった常設展示室ができて次回の特集は「伊藤若冲」とあるので近いうちに常設展示室も訪れようと思う。
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コメント
▽浜辺の月さんへ
コメント返したいへん遅くなり申し訳ありません🙇🙏
じっくり見たので思っていたより時間がかかりました。その分、たくさんの動物に会えて楽しかったです。また、知られていない(私の知る範囲では)画家が多いけれども素敵な絵が多かったのは意外。江戸時代からけっこう画家さんはいたんだな〰と知りました。若冲や浮世絵師以外にも細密な絵を描かれる人がいたんだなと感心しました。
次回から絵画を見に行くときは早めに出かけようと反省しました。ゆっくり鑑賞後の思いをお茶して味わいたいもの☕🖼️
投稿: タム | 2020/09/29 09:47
こんばんは~、タムさん♪
「帰って来たどうぶつ大行進」ですか?
中々いいですね。
観て歩くのが楽しそうです。
しかし、全部観るには、2時間かかるのですかー。
少し体力が要りますね。
出来ればティールームで、ケーキセットは食べて
飲みたいですねーー。
ケーキセットは残念でしたが、いい展覧会で
良かったですね(^^♪
投稿: 浜辺の月 | 2020/09/12 22:23