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安野光雅さんの絵

図書館で借りてきた安野光雅さんの本は「旅の絵本Ⅰ」「旅の絵本Ⅱ」「繪本  歌を訪ねて」「きつねがひろったイソップものがたり」「安野光雅〜キャンバスが絵になるとき〜」⇐(この本は大きく分厚い。安野さんと仕事で関わった方々の安野光雅さん評。でも表紙にはじまり中にある物はすべて安野さんの絵や写真)

安野光雅さんの絵は基本、淡い色の水彩画。細部まで良く描き込まれた絵だ。

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旅の絵本はシリーズで9巻ある。そのⅠはフランス。絵本といっても大人もじゅうぶん楽しめる。言葉は一切書き込まれておらず各々が絵から想像していく絵本だ。草原なら風にそよぐ草の音が聞こえて来るのだ、自然に!

そうそう、このシリーズは全て鳥瞰図式。今で言うドローン撮影の様な構図で全体が見え楽しい。

そのⅡはイタリア。

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賑やかな街中の様子。バレードが始まってそれぞれの人や物の音、雑踏がまさに聞こえてくる。そしてこの絵の中に必ず旅をする主人公?!(青い帽子、青い服を着て馬に乗っている人)がいるのだ。これはまるで「ウォーリーを探せ」だ。これまた面白い。また、各ページに細かい描写がされているのでひとつひとつを眺めているとけっこうじかんを要するが飽きないのだ。想像力が養われる楽しい絵本だと思った。

この絵本シリーズも含め著作のための取材で安野さんは100回以上はヨーロッパを訪れていたと聞く。しかもまるで旧知の場の様にレンタカーを借り自ら運転。その日の取材を終えてからその日の宿を探すなんてやり方での取材が多かった様子。なんかそんな事まで想像すると益々愉快。

※お断り

歌を訪ねてや狐のひろったイソップ物語等の本は図書館に返却してしまったので説明をしてもピンと来ないと思われます。

後日、再度借りて絵を載せ紹介しながら記事を書きます。

ひとまずこの記事はここまで………🙏

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コメント

▽浜辺の月さんへ
こちらへもコメント、ありがとうございます!
安野さんの事は今回を通じて大ファンになりました。優しい色調の絵はもちろん本によって色々なタッチの絵を描いている事と同時にその人間性が可愛くて素敵です💕
会えるものならお会いして話をしてみたいくらい(気がついた時にもうお見かけさえもできないのに😿)魅力満載の人間性に惚れ込んでしまいました。

投稿: タム | 2021/06/16 22:59

こんにちは、タムさん。
安野光雅さんの絵をタムさんのブログへアップ
頂いてありがとうございました。
著作権とかは大丈夫ですか?
でも本当に素敵な絵ですね~~~♪
100回もヨーロッパへ取材旅行されたなんて
凄いですねーーー。
わたしもこちらの図書館で少し探してあって
借りられたら借りてみたいです。
タムさん、紹介をありがとうございました(^^♪

投稿: 浜辺の月 | 2021/06/09 16:04

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