よしもとお笑いライブ
2ヶ月ほど前に新聞のチラシに入ってきた「よしもとお笑いライブ」。
出演者の写真を見ると知っている芸人さんばかり。
テレビではお笑い芸(漫才、ピン芸、コント)ではなく「喋り」だけで楽しませてもらっている芸人さんの本芸を見たことがなかったので観てみたい、否、聞いてみたいなぁとすぐチケットを購入した。特に芸風や喋りが面白い「中川家」。弟、礼二さんの車掌のモノマネが好きで楽しみだ!兄の剛さんもニッポン放送、毎週金曜日の「中川家のラジオショー」で話を聴くと独特な感性がオモロいなぁと感じる様に成っていて更にファンになったきていたところ。メインは中川家の芸だな。
昨夜がその日。ちょっと会場入りが遅くなり15分前に着席。会場はほぼ満席状態。我が家の様に中高年層も結構見受けられた。
席は前から4列目。凄く近くて芸人さんのお顔がよく見える。
幕があく前に「まえ説?!」の二人が登場。誰だ?落語で言う2つ目の域かな?
「僕たちを知っている人、手を挙げて〰」と尋ねられてもほとんどの人が知らない(それでも知っている人もいた!)
「もぐもぐピーナッツ」の二人。よしもとの住みます芸人の1組。彼らは今、千葉県に住み千葉県内のイベント等に出演し(時には裏方として)イベントを盛り上げる活動をしているとのこと。吉本では全国の県に住み芸人を送り住ませて各県の盛り上げに参加させているそうだ!
彼らの小ネタを披露し、最後に開演中の注意やお願いをしたのだが、写真や動画撮影の禁止を伝えたあと「幕が上がるまでは」を何度も強調し続け中々引っ込まない。私を含めお客はやっとカレらの撮影は幕前だからオッケーだ、撮って欲しいとの思いに気付いて皆一斉にスマホ撮影を始めた!まだ無名に近い彼らはSNSで流してね〰と。有名な芸人さんはごく一握り。彼等も大変なんだ〰と感じ、私もブログで紹介しますね👇✌️
「もぐもぐピーナッツ」の二人。
向かって左がバッシー、右がウッホ菅原。今後の活躍を期待しよう👏👋👌
そしていよいよ開演。
まずは「ガクテンソク」。名前の由来が気になる。
彼らはオーソドックスな漫才だ。とても聴きやすくて好感の持てる喋りだった。そうそう、ここで遅刻して会場に入ってきたお客さんが入ってきた時、「遅刻ですよ~」とボケの人が大きな声をかけて笑いをとった。ここでツッコミの人が「あと2クールですからチョッと話を戻します」と言って最後の笑わせ箇所を遅刻者にも理解してもらうためか話を戻して最終を締めくくった。即座に対応する点はさすがだと変なとこに感心してしまった。
続いては「ジャルジャル」。若い女の娘たちからキャーと声があがる。彼等はコントだ。上司と平社員が酒場で酒を呑みながら会話する設定。喋りというよりそんな事ありえへんという変なクシャミやあくびの音を話しの中で大げさな身振りを交えその動作や大声で笑わせるという手法。子どもには受けるかもネ゙。
次は「ゆりあんレトリイバァ」。有名人なので声があがった!でもチョッとわかりにくい演技。ものまねなのだが誰って訳でなくあるある女優とかあるある一般人とか。彼女の肥った体を利用(笑いのたね)してのマッチョな人がするポーズを軽快な音楽をかけてとか・・・私には??というネタだった
「こがけん」
この人も最近良くTVで見かける。どんな形態の笑いなのかな?この方は英語が達者らしく、昔の外国映画🎥からのネタだ。後半は設定は新人弾き語り(電子ピアノ)歌手が何処かのスーパーか何かで歌を披露する。そこでの聴者がやりがちなあるある行動で頭に来た歌手が即興で注意する歌詞で歌う。その様子で笑わせる。今ひとつって感じ。でも、歌は上手いかも?って思った。
「ロングコートダディ」
ツッコミはうさぎさんと言うらしい。背が高くひょろっとしている丸メガネさん。ボケはチョッと太り気味の人。名前忘れた(ごめんね~)
動物園ネタだった。園長はボケの人。そして色々な苦情や問題をツッコミの人がやって来て訴える。それが何故か動物園の動物ばかり。動物達の感じていそうな悩みや苦情。ボケが悩みに答えて笑わせる。結構楽しかった!
「レイザーラモン」
かつてサングラスにハードゲイ風?の「フォ〰」で受けたHG。18年前の事だとか。今はそのネタはやらず、背が高くスタイルよく素顔を見せ爽やかな感じの彼。相方RGはこんな人だったのとはじめて知った。よく喋りに喋りけっこう面白いRG。この日のネタは↑のかつて受けたネタの封印。お別れの儀式。それは全くお葬式だった。片方の鼻の穴を塞ぎ、まるで雅楽の笙の様な音を出し葬儀のナレーターの口真似などで笑いを誘い焼香をしたり・・おかしかった!逆にHGは大人しく感じた。
「インディアンズ」
このチームは話しの流れは間髪いれずにスムーズでボケの人の表情も面白くて良い。ドンドン引き込まれていってしまう。レストラン内にいそうなおばチャン達の仕草、喋り、大笑いした!これぞ、漫才の面白さって感じ。
「トータルテンボス」
よく間違って呼ばれるのが「ハウステンボス」だとか。ここでつかみはオッケー。学校の避難訓練(火災?)の様子がおかしかった。教師が叫ぶ。火のつく名字、水のつく名字、木のつく名字の生徒に指示を出す。火・水・燃える木に着眼し早口でまくし立てる。面白くて笑えた。
そして待ってましたトリは「中川家」。
ベテランらしくまずは会場のある千葉・東金の話題から。会場周りはやや山中で会場に入るときすでに暗い中ひときわ目立ったのが文化会館の向かいにあるバーミヤンのネオン。そのことを兄の剛さんが言った!「きれいですね、バーミヤンのネオン」。笑いが起きる。会場にはすぐ近くにある東金有料道路を利用してきたらしく、野呂SAに寄ったのか「野呂(のろ)っておもろい名前ですね~、のろて」地元ではなんとも思わない地名だがあらためて言われると可笑しい。そこに鉄道おたくの弟の礼二さんが「ここにはまれにみる短い【東金線】があるんやで。といって例の車掌物まねで「とうがね~とうがね~」とやってくれて笑いと拍手。やはり地元のことを話題にしてくれるのは地元民にとってうれしいものだ。さすがベテラン。即興で東金ネタを入れてくれたことに感謝。話芸はやはり達者だった。持ち時間があっという間に感じもっと聞いていたかった。いつか中川家のワンマンライブなんかも見に行ってみたいものだ。
笑う門には福来る。笑うって幸せホルモンが出ていいもんですね。そしたら急におなかが減ってすぐぞばのバーミヤン(同じような人が殺到するだろうから)八街までかえって八街のバーミヤンで遅い夕食をとって帰った。
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