一時はどこに行ってもなかったマスク😷(不織布)もここにきてやっと購入できるようになった。新型コロナウイルスがまだまだ蔓延しているし、いつ終息するかも分からないので引き続き必需品だ。
ところが、その品質に問題がある物も売られているらしい。購入する際の参考にしたい「マスクの品質を検証した記事」を読んだ。
6/3の東京新聞朝刊、19・地域の情報面に載っていたので紹介したい。
タイトル「そのマスク 品質は大丈夫?」
不織布マスクはウイルスがフィルターの網目をくぐるうちに繊維に吸着され、口元まで届かなくなる効果が期待される。新型コロナウイルスの大きさは0・1マイクロメートル(1マイクロメートルは千分の一㍉)
この情報を知る前の私の聴いた範囲では不織布マスクでも新型コロナウイルスは通り抜けてしまうと聞いていた。それでもマスクをしないよりはした方が効果があるという程度。特に他人から移されると言うより他人に移さない効果は期待できると言う事だったが…
この記事では不織布マスクはウイルスがフィルターの網目をくぐるうちに繊維に吸着され口元まで届かなくなる効果が期待できるとあった。感染症、フィルターに詳しい専門家は「ウイルスの捕捉にはフィルターが厚く、繊維の網目が密なほど良い」と話している。
フィルターの性能は外袋や箱に書かれている粒子のろ過効率試験の測定値が参考になり、「BFE」「VFE」「PFE」と略され、それぞれ細菌の入った咳やクシャミの飛沫、ウイルス入りの飛沫、直径0・1マイクロメートルの微粒子をフィルターがどの程度補集できるかを数値で示す。
代表的な検査機関名「カケンテストセンター」等の第三者の検査機関名があり、99%カット出来ると明示された物が良い。市場にはその明示が無いものも多い。
マスク生産販売業の関係者は「マスクは三層構造が多く2枚目のフィルターの性能が大事!『99%カット』と書かれていても2枚目がひと目で薄いと分かる怪しい物もある」と言う。

そこで『99%カット』とうたうマスクを6種(スーパー、ドラッグストア、コンビニ、雑貨店、ネットから2種)取り寄せて、ハサミで解体。どれも3枚のフィルターからなっていた。一枚目、三枚目はどのマスクも薄めで同じような感じ。肝となる二枚目は厚みがある。が、一枚だけ薄い物があった。それには検査機関名の表示が無かった。上⬆は記事に載っていた顕微鏡で見た二枚目のフィルターの倍率・100倍の写真で、一段目は検査機関名が表記されていた商品(密な繊維の網目)、目視で薄いと感じたフィルターは2段目(網目の密具合にムラ有り穴が粗い)、三段目は文部科学省が全国の小中高に配った布マスクの写真。粗い布の15枚重ねだそうだが、不織布に比べると除去能力は劣りそう。
《信頼できる購入先かを確認して!》
「カケンテストセンター」での試験実施表記の他、メーカーでつくる「全国マスク工業会」の認証マークのあるものを参考にすると良いようだ!
全国の消費者生活センターに寄せられる新型コロナウイルス関連の相談で最も多いのはマスクだそうだ。
品質に関して、「ひもがすぐ切れる」「破れる」が目立つと言う。
パッケージの商号、会社名、連絡先がきちんと明記されているか、業界団体の表示等を参考に信頼できる購入先かを良く確認してから手に入れた方が良いそうだ👈
以前に購入した箱やパッケージをあらためて確認したところ、5枚入りのパッケージには高性能&快適構造とあるだけで99%
カットも業界団体の表示も無かった。箱で購入したものはフィルター性能PFE(微粒子ろ過効率)、BFE(細菌ろ過効率)99%表記はあった。日本衛生材料工業連合会自主基準によるとあったが…いずれもMade in China。
この情報を知ってから販売しているマスクの表示を良く見るようになった。意外と、信頼できないものが少なくないと感じた!
先日、やっと信頼できそうなマスクを見つけて、一応購入した。


フィルターの性能、3点がカケンテストセンター試験で99%、全日本マスク工業会の認定マーク(中央の小さいマスクのイラスト表示のもの)もちゃんと付いている。
※写真をアップして良く見てください💁
私はひたすら自作マスクを使用するが、都内に勤務する長男には充分気を付けて欲しいから少しでも性能の良い物で感染を防いでもらいたいと思う。
これで今までよりは少しは安全になるかな〜と今更親バカな私がいる。
最近のコメント