映画「大河への道」
この映画のCMを見てこれを見たいとすぐ思った。
「伊能忠敬は大日本沿海輿地全図を完成させていない」っていう台詞が耳に入ってきて引っ掛かりを感じたのだ。千葉県人として伊能忠敬を誇りに思って居るのに地図を完成させていないとは?教科書でならったはずなのに、じゃ、誰が完成させたと言うのか?!
どう言うことなのか納得するためにもとこの映画を何も調べないまま見に行った。そして映画が終わってエンディングロールが流れたときにこの映画の原作が「がってん」でお馴染みの落語家、立川志の輔さんだと知ったのだ。かつて佐原を訪れた際、伊能忠敬記念館を訪れその偉業を称えるべく新たな視点による物語を仕立て新作落語として世に送り出したら絶賛を浴び続けていたそうな。それを知った中井貴一が志の輔に掛け合い映画と言う形でその偉業を知らしめたいとなったという。
映画は先ず顔の上に白布をかけられた人が横たわり、その回りに数人の人が悲しむ姿から始まる。その人物こそかの<伊能忠敬>だ。日本地図を完成させる前に病に倒れ亡くなってしまい弟子達が悲しみにくれていた………
そしていきなり?!現代劇へと変わる。佐原市役所内の会議室。観光振興策の検討会議で意見を求められなんとか捻り出した意見で郷土の偉人・伊能忠敬を主人公にする<大河ドラマへの実現>を提案する池本(中井貴一)。なんとそれが採用されそのプロジェクトリーダーにされてしまった❗️
早速、伊能忠敬の大河ドラマにするための脚本家を訪ねる。知事直々に推薦された、既に引退していて渋る脚本家の加藤(橋爪功)を諦めず何度も通い伊能忠敬の素晴らしさを理解して貰い説得させることが出来たが……。
最近のコメント