安野光雅さんの絵②
再度、図書館から安野さんの絵の載った本と絵本を借りてきた。
本を探すときに備えつけのパソコンで調べてペーパーに印刷する(頭で覚えられるならいらないが…)のだが、あらためて安野さんの著書の本の多さに驚かされる!👀何ページにも渡るから。
「繪本 歌を訪ねて」
ジャンルは幅広く童謡、文部省唱歌、民謡、外国民謡、愛唱歌等、40曲選ばれている。
安野さんのその歌のイメージ画が素敵で郷愁を誘われるし、その歌にまつわる安野さん自身のクスっとなるエッセーが書かれている。各歌の全歌詞を載せたページの脇にある草花の画はイメージ画とは異なる細密に近くそれもとっても素敵なのだ!


もうひとつ、紹介します
前回はきつねがひろったイソップ童話だったがそれがなく、グリム童話になるので了承いただきたい🙏
きつねがひろったグリム童話
「漁師とおかみさん」
「あっぱれ四人兄弟」
この本の挿し絵?イラストはまたちょっとタッチの違う絵だ。色彩が淡くて嫌味が無いのは同じだが。
グリム童話の元のストーリーの和訳は書かれているがおもしろいのはきつねの子が拾ったグリム童話を父親きつねに読んでとせがまれるも字が読めない父親が読めるフリをしてその絵を元に適当なストーリーを作り読んでみせると言う設定。しかも出任せで読むので「一度しか読まないからな」と前置きしてしぶしぶ読み始めるのだ。
これは安野光雅さん自身が作り上げたストーリーなのだ!そのユニークな発想がまた楽しい🎶
まだまだ安野さんの本はたくさんあるが文学作品はもちろんエッセイにしても必ず安野光雅ワールドの絵が目を引く!
今度は即興詩人や平家物語等の力の入った文学作品の本を安野さんの絵を堪能しながら読んてみたいとは思っている。
最近のコメント