昨夜、部屋で持ってきたガイドブックをあらためて見たら、宿の有る休屋から周遊する遊覧船があった!悔しいな〜なぜその場で確認しなかったか悔やまれる。更に子の口で遊覧船の関係の人に尋ねたときに休屋からなら周遊の遊覧船がある事をおしえてくれなかったのだろう事も。ライバル会社だったのかな?あらためて本日乗船しようかとも思ったがタクシー運転手さんが言った「明日はもっと混むだろう」の一言が頭に残っていてのんびり船に乗っていたら八甲田への道路が込み、増してや本日は最終日で夕方には青森に戻らなければならないので諦めた。
温泉宿に泊まったら私はお決まりの朝風呂に入る。夫はそれよりも寝ていたいとまだ布団の中。5時に起きていそいそとお風呂に向かうと同じような方は居るもので10人位入っていた。露天風呂から見た天気は曇り。まあ、雨でないので良しと考えよう。
朝食は6:30からでギリギリに行くと食堂から人が溢れ長蛇の列。朝食はバイキングの為だった!昨夜は満室だったのかな?大勢の人が一番乗りで開始の時間に集中したようでごった返していた。入口に有る会場案内の看板がまだ「夕食会場」のままで従業員のてんてこ舞いさが伝わってきた!今日の朝食は控えめにした。昨日の朝食、食べすぎたから。
道路が混む前にと7:30過ぎに宿を立つ。宿前の駐車場も既に中国人の観光バスが待機し人も大勢で賑やか!

本日は計画では八甲田ゴールドラインドライブを満喫するつもりだったが、ロープウェーは故障で止まっていると言うので、タクシードライバーさんお薦めの「城ケ倉大橋」からの紅葉を見てから十和田市へ向かい美術館へ。その後、青森に行き青森タウン内のレトロな喫茶店でスイーツを頂き、レンタカー返却後、お土産を買うと言う予定に変更。夫にお願いして全くの私の希望を通させてもらったm(_ _)m
本当は八甲田で湿原散策とかが楽しみだったのだが…いか仕方ない。
昨日歩いた渓流の脇の道路を通ると既に渓流歩きをしている人がいた。人が少なくゆったり歩ける。今となっては遅いが前日に十和田湖近辺に泊まっていればこんな優雅な散策ができたな〜と夫と悔やんだ。八甲田に登る道はこの時間帯には殆んど無く逆に反対側からの車🚗が見られる。蔦温泉、酸ヶ湯温泉等この先にあるから昨夜の泊まり客の車かもしれない。この道中、十和田湖よりも確かに紅葉が進んでいた。ブナ林が続き素晴らしい!あいにく運転している為写真は撮れず😖
9時頃.「城ケ倉大橋」に到着。

圧倒される素晴らしい風景が目の前に広がる!曇り☁なのがちょっと残念。晴れていればもっと鮮やかな色にみえただろう。
この橋は平成6年に造られた。上路式アーチ橋で全長360㍍、下の谷からの高さは122㍍。

中央よりちょっと右に薄っすら見える山は昨日訪れた鶴の舞橋からも見えた津軽富士の「岩木山」。


橋の中央まで行き恐る恐る下の谷を撮った写真。下から吹き上げる風が強く手がかじかむ程。観光客がだんだん増えてきた。そんなとき、夫が地元のTV局ABA青森朝日放送の取材のインタビューに捕まった!私はカメラに映らない様に離れて見ていた。1分位受けていたかな?その姿を写真撮るのを忘れた🙀🙅

大橋を跡に十和田市内へ向かう。目的地は「十和田市立現代美術館」へ。
10:30頃に到着。想像より小さい建物で駐車場が離れていたのでその場所を探すのに少々時間がかかった。
ここの美術館は絵画よりも現代彫刻を中心に、また館外に展示されている作品も多い。
いきなり入口前に派手な花飾りだらけの馬が立ち上がっている彫刻が!!?

十和田と馬の関係は古くからあるそうで馬の産地であり、軍用馬も多くが産出されているとの事
これは韓国の作家の作品「フラワーホース」チェ ジョンファ
ハキリアリがモチーフの
「アッタ」椿 昇
そしてここで一番見たかった作品がこれ!

「スタンディング ウーマン」オーストラリアのロン・ミュエク作
写真では対象物が無いので判りにくいが、この作品は4㍍の高さがあり超存在感有り。どこかの西洋人のおばさんみたいだが、相手を睨むかのような目つき。髪の毛やシワ、手足等細部までリアル。巨大像に圧倒される。

これも小さく見えるが、3階の屋上から撮った別棟の壁に描かれた作品。
「夜露死苦ガール」2012年 奈良美智作
そう、青森県立美術館で見た「あおもり犬」の作者だ!この作品にしろあおもり犬にしろ漫画やイラストのようだ!奈良さんという方はどんなジャンルのアーティストなのだろうか?不思議なアートだ!?
「光の橋」
アナ・ラウラ・アラエズ/スペイン
六角トンネルの中は通過できスピリチュアルな音が流れている
こんなとぼけたかわいい作品も!
「あっちとそっちとこっち/ぼくはきみになれない」山極清博作
これは館内の所々に散在する連作の1つのようで、スイスの山奥に住むマーモットが凍りついたような様なんだそうだけど、意味はよくわからない?可愛いのでいいかな!
先程、夜露死苦ガールの描かれた別棟の喫茶室&ミュージアムショップへ。

この床に描かれた花柄模様も作品の一つ
「無題」マイケル・リン/台湾
日本の織物から着想を得た花柄模様とか。ここにいると華やかで明るく心地よい!ここで1杯の紅茶を頂いた。
草間彌生さんのパンプキン柄でこれまた楽しい🎶
ではお土産にフラワーホースのクリアファイルを購入した。
通りを挟んで向こう側にも楽しい作品が!

「ファット・ハウス ファット・カー」エルビン・ヴル厶/オーストリア
この作品、なんとなく分かる気がするな〜現代を皮肉っているって事に🤷

「愛はとこしえ 十和田でうたう」
言わずもがな、草間彌生さんの作品
カボチャ、キノコ、少女、犬が鮮やかな水玉ワールドに!
「ゴースト」インゲス・イデー/ドイツ
高さ8㍍。浮遊している感がある。
そろそろお昼なのだが、ここから車で青森に行くのに要する時間がわからないので摂らずに十和田を出た。
はじめて走る道はドライブコースでなくとも楽しい。渋滞にハマることもなくスムーズに走れた。午後2時前位に青森に入りここで遅い昼食にすることにした。青森駅付近、官庁街では初日に食事処を探し回ったので懲りてその手前、広い道路沿いに全国展開しているチェーン店が見受けられのでそのどこかに?ビックリドンキーで摂った。(後日談だが、十和田でも有名なご当地グルメがあったことを知り、悔しい想いがした。それは「十和田バラ焼き」、ご当地グルメの祭典でグランプリを獲得したこともある家庭料理なのだ!ミーハーとしては絶対食したかった😖)
レンタカーを返す前にもうひとつの私の希望、青森タウン内の素敵なカフェに行ってみたいを実行する。

ガイドブックにいくつか紹介されていたが、昭和レトロな雰囲気の店を選んだ。
「珈琲茶館 麦藁帽子」
店オリジナル「麦わらブレンド」はサイフォンで淹れる。それにケーキをつけたセットを注文した☕🥧


夫もケーキを頼んだが、私のが最後の1個で仕方なくあんみつを注文。食べきれず最後は私が頂いた!コーヒー美味しかった!

この後、レンタカーにガソリン満タンし予定より早く返却。午後4時前で新青森駅発の新幹線は17:22。駅構内のお土産店でゆっくり吟味できた。楽しみに待っていた旅も迎えて見ればあっという間に終わってしまう。次回はいつ行けるかな〜?

↑新青森駅の構内にあった青森出身の棟方志功氏の版画壁画
猫たちの面倒をしている長男には感謝、感謝。そろそろ猫たちに会いたくなってきたからまあ家を空けるのは3日が限度かな(笑)
青森ってまだまだ見所がたくさんあって計画段階ではずいぶん迷ったからいつか再度訪問したい。
下北半島、津軽半島、白神山地、弘前、五能線‥…
青森さん、待っててね〜〜🙋🙋🙋
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